蒼木雅彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず、最初に、一迅社様に御礼を全力で言いたい
この『自意識過剰な桐谷さん』を、一冊にして世に出してくださり、ありがとうございます
まさか、蒼木先生の隠れた名作を、ラストまで読めるとは思ってもいなかったので、かなり、テンションが上がってしまった
一迅社様への感謝が芽生えると同時に、集英社と言うか、ヤングジャンプ編集部に対する呆れも湧いてくるっちゃ湧いてくる
アオハルが休刊になった後も、増刊は出していたし、蒼木先生は週刊ヤングジャンプで連載する機会も得ていたんだから、本来ならば、集英社から、この漫画は出すべきだったんじゃないだろうか
まぁ、一迅社様が出してくれたから、今更、不満を言うつもりもないん -
Posted by ブクログ
ついに完結巻!!最後まで、感想を書けて良かったッッ
行きつけの本屋に一冊しかなくて、かなり焦った。しかし、ラストを手に入れられたのは、私のファンとしての愛が深いからだろうか?
リアルタイムで読んでいて、毎週、感想を熱く書かせてもらっていても、コミックスを読むと、感動と歓喜、興奮が褪せることなく押し寄せてくる。むしろ、一気に読む事で、面白さの奔流は勢いが増し、一層に好感度が高まった
文句なし、満場一致で殿堂入り!!
最初から最後まで、この『プリマックス』に詰め込まれていたのは、正真正銘、本気、真剣、全力、真実な“カワイイ”だけだった
この“カワイイ”ってのは、単なる恰好や容姿、動作の話じゃない
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Posted by ブクログ
普段、単行本の感想は読んでから、間を置いて書くようにしている
他の感想書きの方なら察してくれるかも知れないが、自分の中で感動と衝撃を反芻しつつ、書きたい事を整理したいからだ
しかし、この『プリマックス(9)』は、すぐに書く事にした
最終巻が来月に出てしまうってのも理由だが、何より、この胸の底から湧き上がってくる衝動は抑えきれそうにない。書きたい、と思った時に書く、それが大事。簡素で拙くなってしまうかも知れないけど、変に飾ると、言いたい事が伝わらなくなってしまう事もある
前巻の表紙について、やや、表紙詐欺感があると書いたが、今巻にはない。「なるほど、こうきたか」とファンは納得しただろう
アイドル -
Posted by ブクログ
ほんと、これを言うのは今更だよなぁ、と思いはするのだが、言っておこうか
『プリマックス』、特に、この(8)は今まで以上に表紙詐欺感があるよな。もちろん、イイ意味で。未読の方を騙す影響力では、それこそ、涼川りん先生の『あそびあそばせ』に負けちゃいない。ただ、どちらも読んでいる身としては、漫画の質で勝っているのは、こちら、『プリマックス』と断言できる
リアルタイムで読んでいる私みたいなファンは表紙を見ても、「(8)はこう来たか」と嬉しくなる程度だろうが、単行本派のファンは「誰だ、モン太の隣にいる美女!?」と度肝を抜かされたに違いなく、未読の漫画読みに関しちゃ、「百合恋愛モノ?」と勘違いしただろうな -
Posted by ブクログ
こ、これは表紙詐欺っつーんじゃないんだろうか
けど、愛の魔法が溶けた蒲池さんが表紙を飾っていたら、それこそ、ワルコが表紙を飾っていた(4)より買うのを、私らファンでも躊躇ってしまっただろうな、とは思う
柴田先生の中で、譲れない「アイドル像」を蒲池さんに見た気がする
昨今のアイドルを下に見ている訳ではないんだろうが、それでも、モノ申したい事があるからこそ、蒲池さんのような強烈なキャラが、柴田先生の中から生まれたに違いない
真に迫る幻覚を生じさせる、カワイイってのは、つくづく、凄まじい、と戦慄した事で改めて、この『プリマックス』に惚れ直した
YJで毎週、読んでいても、単行本で一気読みすると、気付か -
Posted by ブクログ
本当に面白さが突き抜けている漫画ってのは、読む前、つまりは表紙から読み手の心を掴んでくるもんだ
YJでリアルタイムで、この『プリマックス』を読んでいる私らは、表紙を飾っているナイスバデーな美女の正体が分かるから、「この人かぁ」と驚けるが、コミックス派の人からしたら「誰!?」だったろうな
まぁ、この感想を読んでくださっているってコトは、既に(6)を読んだってコトだから、わざわざ隠す必要もないが、彼女の名は時置空子、そう、ワルコこと銀河子の姉である
血筋的や家庭環境的に複雑な事情はあるようだが、間違いなく、この二人、姉妹だわ、と納得できるほど、お互いに性格が破綻している。また、こんな姉がいりゃ、ワ -
Posted by ブクログ
毎週、YJで読んでいても尚、単行本の発売を気持ちを落ち着けて待つ事ができ、一気読みをする事で、「カワイイ」の底知れなさに戦慄を覚える
ついに、巻数が片手に達したのは喜ばしいが、ちょっと意外だったのは、この巻の表紙を飾ったのが、ツバメ・ツグミ姉妹(笑)だったコト。内容の流れ的に、てっきり、アイサキアオがバンッと飾るのでは、と予想していたので、書店に並んでいる、この(5)を見た時は一瞬だが、ハッキリと驚きを覚えた
内容は、イイ意味で相変わらず。漫画の質を5巻まで来ても、一切、落とさない柴田先生、蒼木先生、凄いわァ
プリマックスの中で、最も、「カワイイ」に対するキモチが、危ないほどに純粋なのはモン太 -
Posted by ブクログ
いや、しかし、何と言うのか、凄い
ここまで、原作と作画担当の漫画家が、お互いの魅力を引き出せる事があり得るのか、って絶句するくらい、理屈じゃ断じてない面白さだけがある漫画が、この『プリマックス』
(3)と(4)の2か月連続刊行は、一ファンとして嬉しい限り
けど、今巻を買うの、一瞬、躊躇っちまった
まさか、ワルコが表紙を飾っているとは思いもしない、コッチは
柴田先生の作品を網羅してもないし、YJ全ての漫画を読んでいる訳でもないから、適当な事は言えないが、歴代最悪のヒロインって言ってもいいんじゃないかな、そう思わざるを得ないほど、清々しいまでの悪辣さの持ち主であるヒロイン、それがワルコ
別に、彼女 -
Posted by ブクログ
待望の第三巻!!
毎週、週刊ヤングジャンプ本誌で読んでいるのに、いいや、読んでいるからこそ、コミックスの発売が楽しみで、年甲斐もなく、ドキドキさせてもらえます。この『プリマックス』は一巻から、イイ漫画と称される条件のそれを満たしており、巻を増す毎に、本屋へ買いに行く際の気分が上がっております
私が、この(3)を心待ちにしていた理由は、何と言っても、竹雄が表紙を飾る事にありました。その期待、見事に裏切られなかったです!! 柴田先生、蒼木先生、ホント、ありがとうございますッッ
断言できますね、私、この表紙が一番、好きです。もちろん、(1)のモン太、(2)のツバメ、どちらにも“カワイイ”はありました -
Posted by ブクログ
前巻以上に、宇宙へ届きかねないほどの「カワイイ」が炸裂している
面白くなっている、と私に感じさせてくれた理由は判っている
なし崩し、場の流れと言ってしまうと失礼かも知れないが、モン太、ツバメ、竹雄の三人組の強力なライバルとなった、アイサキアオの登場と、「カワイイ」勝負のインパクトは大だ
アイサキアオが、単なる勘違い、自意識過剰な、ちょっと容姿の整った女子でなく、本気で血反吐を吐きかねない程、カワイくなるための努力を惜しまず、パンチラなど少女としての自分の「カワイイ」を120%アピールするための手段を知り尽し、認めた相手には出し惜しみは絶対にしない性格の、「カワイイのプロ=アイドル」を自称するだ -
Posted by ブクログ
勝手に断言しよう、今、この『プリマックス』こそが、YJで最も面白く、熱く、最高な青年漫画だ!! と
私は毎週、欠かさず、アンケートを書いて出しているのだが、大抵、一位を獲得するのは、この『プリマックス』だ。稀に、『もぐささん』が競り勝つ事があるにしろ、やっぱり、そう簡単には一位を譲らない
だって、原作が『ハチワンダイバー』、『妖怪番長』の柴田ヨクサル先生で、作画を担当しているのが、『仏像のまち』の蒼木雅彦先生ですよ。この異色コンビの作る青年漫画が、逆に、どうやったら、つまらなくなるんですか!?
ストーリーは骨太で、方向性がまるで予測できない、ハイテンションで、理屈抜きで熱い。対して、絵は美麗で