石原薫のレビュー一覧
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世界最古の地図から始まる、様々な地図と世界の歴史との関係を
鮮やかなカラー図版と共に紹介し、解説する。
・はじめに
第1章 地図製作の夜明け 第2章 オランダ黄金時代
第3章 フランス実証主義の地図学的想像力
第4章 植民地主義の地図製作 第5章 東洋の視点
第6章 地図と科学 第7章 風変わりな地図 説得型の地図
第8章 19世紀 第9章 存在した世界、存在しなかった世界
古代帝政ローマ期のポイティンガー地図に始まり、
中世のヘレフォード図、プトレマイオスの地図、
メルカトル図法等、地図は歴史の変遷の中で変化していった。
その国の有り様、移動手段、新たなる地を求めての冒険、
文化的、宗教的 -
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ピクサーを特別足らしめているもの、それは「問題は必ず起こる」と思って仕事をしていることだ。問題の多くは隠れて見えない。それを明るみに出すことが自分たちにとってどれほど不快なことであっても、その努力をする。そして、問題にぶち当たったときは、全社全精力を挙げてその解決にあたる。盛大なイベントでも、砲塔のある仕事場でもなく、それがあるから私は毎朝会社に来たいと思う。私にやりがいと、明確な使命感を与えているのはそれなのだ。
…問題について考え、対処するのは、爽快でやりがいのある仕事だった。我々の目的は、ただヒット作品を生み出すスタジオをつくるのではなく、問いかけを続ける創造的な企業文化を育てるこ -
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ネタバレこれまでに少なくとも70冊以上のビジネス書を読みましたが、この本が一番僕にはしっくり来ました♪世の中には、医師やパイロットと言った定型業務をミス無く遂行する事が要求される仕事や管理系業務をされている人も居るので、全ての人に対してBestな本かと言われるとそうでは無い気もしますが、少なくともクリエイティブさを要求される仕事をしている人は必見!!
ジャンルで言えばビジネス書ですが、ジョブズやルーカスを始め、ググったらすぐ名前が出てくるような人たちの発言が出てきますし、様々なピクサー作品&ディズニー作品の誕生秘話も出てくるので、ドキュメンタリー小説(多分ですが文章の清書はエイミー・ワラスさんという -
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ネタバレ内部監査協会のフェアでちいと安くゲットした、卒論に毛が生えた感じのネスレ研究本から期せずして始まった?ネスレの旅も、これが終着か。
ブラベックという面白い人物に会うことができた。
ネスレ日本の高岡さんの本も思ったより楽しめた。
そういう意味で、出会いは何がどこにどうつながるかわからんということ。
読み始めから引き込まれ、試験に期末繁忙シーズン、レース準備と慌しすぎるときに、読んでしまいました。
この人はどんな人なんだろうと人物を想像しながら読んでたら、真ん中くらいに結構なカラー写真ページがありました。
この部分に読み進めるまでまったく気づかず。。。
・p75〜 マネジメント及びリーダー -
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ネタバレ自動車販売台数世界一の営業マンとしてギネスブックに載った、ジョー・ジラードによる営業自己啓発書。
近年、巷では様々な営業に関する本が売っており、色々な営業手法・ノウハウを示しているが、この本はもっと根本的なところ、例えば営業としてのマインドセット、お客様への圧倒的な配慮・気遣い・気働き、商品を売る前の顧客の情報集めなど下準備から販売後のアフターサービスの方々までありとあらゆる営業法則を示している。営業という仕事に初めて携わる人にぜひ読んで欲しい本である。
この本を読んで、私は営業として顧客に対して配慮や気遣いが足りておらず、自身の営業力・人柄ではなく商品そのものの魅力に頼って営業していたこ -
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ネタバレこの作品の最も根本的な問題は、ジョンが最初にチームを呼び集めたときに言った、脱出冒険物語なのに先が読めて、さほど感情に訴えないという点にあった。『トイ・ストーリー』の出来事からおよそ三年後を舞台とする物語は、ウッディがはたして収集家のアルの言いなりになってちやほやされる(が、遊んでもらえない)「収集品」として生きるのか逃げ出すのかを中心に描かれている。持ち主だったアンディの元へ帰るチャンスをつかむために戦うのか戦わないのか。映画として成立するには、いつかは成長し自分を捨ててしまうアンディのいる世界に戻るのか、安全だが愛してくれる人のいない場所にとどまるのか、というウッディの迷いを、観る人が本
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ネタバレ『BOPビジネス 市場共創の戦略』(英治出版刊行)の著者で、持続可能な開発と環境保護に関するビジネス戦略研究の世界的権威、スチュアート・L・ハート教授の書籍。BOP本の名著です。
この手のテーマは、実際の自分の業務と少し距離もあり、あまり読まないジャンルでもあったのですが、『ワークシフト』『2050の世界』『日本製造業の戦略』などを読んだあと、関連性を感じ手に取る。
上記書籍と同様に、現在の資本主義経済が行き詰まり、その後の経済に関して、どのようなことが予測され、どのように対処すべきかの方向性やヒントが示されている。
本書では、2カ国以上に拠点を持つ多国籍企業の総称をMNCとしてMNCを -
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2025/09/20
創造性をつくるには規律を作りすぎない。
→95%の正常な人を戒めるだけ、5%の常識乱用者には個別で対応すべき
ポジティブな声かけ
→p148
ジョブスの太々しさ
→自分の信念をつらぬく必要性を再認識。相手に否定された時も自分の意思・信念を貫くことも大切。
p74
無知と、旺盛な成功欲求との組み合わせ以上に、短期間での学習を促すものはない
p148 指摘の仕方
「このシーンの脚本がいまいち」よりも
「見終わった観客にあのセリフがよかったよねって言ってもらいたくない?」
→事実を伝えるよりも、その先の人をイメージさせる
人の知覚について
①人格は、自らのメンタルモデ -
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ピクサー秘話にとどまらず、マネジメント本としても良い一冊。ただ、他のピクサー本(レヴィの「世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」)と同じく、最終章のジョブズとの思い出の章で全体の印象が上書きされてしまうのがズルい。私は読み終えた後しばらく、ピクサーではなくジョブズについてしばらく考えてしまった。
「彼はよく言っていた。アップルの製品はどんなにすばらしくとも、最後は埋立地にいく運命だが、ピクサーの映画は永遠に生き続ける。」(p393)
個人的には、トイ・ストーリーのウッディがディズニー上層部の意見によりどんどん意地悪なキャラになっていき、ストーリーの魅力が失われたとか、トイ・ -