珈琲猫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
赤城という艦が、子供心に嫌いだった。
南雲にも草鹿にも好感が持てない。
そう思っていた。
そもそも、ミッドウェー海戦が大嫌いだった。
まあ、それはそうです。
小学生、中学生ではまだ理解力がいまひとつ足りなかったのです。
ずっと後になって、艦これという名作ブラウザゲームが登場した時、比較的初期に赤城が手に入ります。
彼女がつぶやくキーワードは「慢心はだめ」……。
そう、赤城は慢心からくる油断をしていた。
何しろ、時代は航空母艦の時代に入ったばかりで、赤城は実戦配備された事実上の浮沈艦で、堂々たる大空母で……。
はたから見ると負けるとはちょっと思えない。
けれども、その艦は十全の状態で運用された -
Posted by ブクログ
だいぶ前になりますが、会社の健康診断で問診にあたっていたのがかなり高齢のお医者さんでした。
その方が突然言ったのです。
「私はねえ、昔大和に乗っていた事があるんだよ」
その時の夢見るような眸が忘れられません。
戦艦大和といえば、当時世界最大の戦艦でした。
大艦巨砲時代の最後を飾る、偉大な艦です。
そんな艦を擁した連合艦隊は、敗戦後の日本に育った私たちにとっても、限りない憧憬と、浪漫と、多大なる切なさ、そしてやりきれなさがあります。
それゆえに忘れられない。
一昔前に、架空戦記が流行ったのだって、そういう背景があったからでしょう。
そんな連合艦隊を舞台に、繰り広げられるこの物語は、なんと歴史 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ八街歩先生のラブコメファンタジーです。
「主人公の周りの女の子たちは、みんなシュンのことが好き。」「主人公は最強の特殊能力を持っているが、まだ覚醒しきっていない。」などベタベタな世界観といえばその通りです。一緒に暮らしている4人の姉妹がみんな主人公が好きで、学校の同級生の王女さまも主人公が好き。そして伝説上最強のアビリティを主人公が持っている。ここまで開き直った設定を物語にしていくというのは逆に大変ではなかろうかと思います。
それでも「ファンタジー世界」でのドタバタという形で、しっかりとファンタジー要素が描かれていて、それなりに世界観を了解しながら読むことができました。おそらく本書で多用され -
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内容うすい
「内容うっす!?」と思いました。
ビックリしたので軽く読み返してみると、召喚した奴隷を開放することに成功したり、お互いに自己紹介したり、開拓先の状況の描写があったりするので、それなりにストーリーは展開していたのですが、やはり内容が薄いように感じました。 -
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購入済み
展開が急
テンポがいいとは違う、展開一つ一つが急に来るこの感じ。不思議です。絵が綺麗なので購入しましたが、追放→移住→奴隷解放→2人暮らしまでの圧倒的スピード感ときたら。これはあれでしょ。次巻で主人公の有能さに気づいた元パーティーメンバーが会いに来るパターンでしょう。少なくとも幼馴染の女の子は時間の問題でしょう。既視感がありすぎて、今のところ作品の見どころといえば、絵が綺麗ってとこくらいでしょうか。
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無料版購入済み
うーん
まず絵。
男性キャラは少しクセがあるが、女性キャラはかわいくていい。
モンスターは少しのっぺりしている印象だが、全体的に絵はそれほど悪くはない。
一方のストーリー、これがなあ。
まず、この手の作品にありがちな冒頭駆け足。
読者に早く興味を持って欲しいという理由で冒頭を端折っているのだろうけれど、さすがに展開早すぎ。
あと奴隷解放。
「この世のどこかにいる奴隷を解放」というから、まずその奴隷を探す必要があるのかと思いきや、その場でいきなり奴隷召喚&解放。
これはちょっと安易というか、都合が良すぎる。
という事で、ストーリーがしっかり練られていない印象。
女性キャラがかわいいのはいいけれど、