作品一覧

ユーザーレビュー

  • 山本五十子の決断 2

    Posted by ブクログ

    赤城という艦が、子供心に嫌いだった。
    南雲にも草鹿にも好感が持てない。
    そう思っていた。
    そもそも、ミッドウェー海戦が大嫌いだった。

    まあ、それはそうです。
    小学生、中学生ではまだ理解力がいまひとつ足りなかったのです。
    ずっと後になって、艦これという名作ブラウザゲームが登場した時、比較的初期に赤城が手に入ります。
    彼女がつぶやくキーワードは「慢心はだめ」……。
    そう、赤城は慢心からくる油断をしていた。
    何しろ、時代は航空母艦の時代に入ったばかりで、赤城は実戦配備された事実上の浮沈艦で、堂々たる大空母で……。
    はたから見ると負けるとはちょっと思えない。
    けれども、その艦は十全の状態で運用された

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    2018年02月26日
  • 山本五十子の決断

    Posted by ブクログ

    だいぶ前になりますが、会社の健康診断で問診にあたっていたのがかなり高齢のお医者さんでした。
    その方が突然言ったのです。
    「私はねえ、昔大和に乗っていた事があるんだよ」
    その時の夢見るような眸が忘れられません。

    戦艦大和といえば、当時世界最大の戦艦でした。
    大艦巨砲時代の最後を飾る、偉大な艦です。
    そんな艦を擁した連合艦隊は、敗戦後の日本に育った私たちにとっても、限りない憧憬と、浪漫と、多大なる切なさ、そしてやりきれなさがあります。
    それゆえに忘れられない。
    一昔前に、架空戦記が流行ったのだって、そういう背景があったからでしょう。

    そんな連合艦隊を舞台に、繰り広げられるこの物語は、なんと歴史

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    2017年10月23日
  • 山本五十子の決断

    Posted by ブクログ

    気がついたら漂流中…で助けて貰った艦が大和
    え?女子のみの海軍?
    異世界迷い込みモノでハーレム?モノか
    と設定に一瞬戸惑いはしましたけど、結構しかっりとした海軍知識ネタを盛り込んでいてとても楽しめました
    主人公はミリオタとか濃いのではなくシュムレーションゲーム好きというレベルで浅目の知識なのでどこまでその知識を活用出来るのか?がちょっと楽しみ

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    2018年02月26日
  • 山本五十子の決断 2

    Posted by ブクログ

    遂にMI作戦が発動せり。連合艦隊司令部の面々と絆と五十子の苦悩と悲しみを知り益々彼女を救いたいと決意を新たに戦争に参加し終戦と『甲という名のアレ』の回避を目指す。井上成美を仲間にし、とある作戦を仕組む。また一航艦司令部に参加し、赤城に細工を施したり、あれこれと敗北回避を画策す。
    そして海戦が始まる。どうなる一航艦? どうする大和?
    と結構楽しめました。キャラも南雲、草鹿コンビや角田といった面々も加わりますます楽しくなってきました。二航戦の司令をこう変えてくるとは…(笑
    軍令部がブラック過ぎてドン引きしました(汗

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    2018年02月26日

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