Naffyのレビュー一覧

  • 夜明けをつれてくる犬

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    愛犬を看取ったことがある人はみんな気持ち宝箱が開いてしまってしばらく涙が止まらないんじゃないだろうか。今は亡き歴代キャバリアたちの優しい温もりを思い出して恋しくてたまらない。

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    2024年07月04日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    犬と暮らすってそんなにいいことなのだなあ。アレルギーで動物が飼えないので絶対にできない経験。お花屋さんのお姉さんが優しすぎる。傷ついた分だけ、人の心の傷に気づくことができ、優しくできる、そんな人になりたいものです。美咲の家族もあたたかい。

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    2024年01月25日
  • 夜明けをつれてくる犬

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     Naffyさんの、ちょっとクールでバランス感覚が独特な、美しい絵を見たくて借りた本書であったが、読んでいく内に、犬のかけがえのない素晴らしさを知ることができた、吉田桃子さんの物語も、少女の成長とともに印象深いものがありました。


     物語の主人公「斎藤美咲」は、その両親と兄も含め、家族みんなに愛されていた、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの、「レオン」が亡くなったことが、一年経った今も忘れられず、いわゆるペットロスのような喪失感に苛まれていたが、彼女に関しては、それだけではなく、幼少期から声が出ない、精神的な苦しみも抱えていたことから、その辛さは尚のことであり、学校ではひとりぼっち

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    2024年05月15日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    うちにもキャバリアがいるので完全にジャケ買いです。
    児童書ですが、とても良かった。あたたかな気持ちになれる一冊。
    作家さんはキャバ主さんなのかな
    キャバリアの柔らかい感じが伝わってきました

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    2023年11月17日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    ネタバレ

    いつの頃からかの猫ブームに押されて脇道に追いやられている犬本。犬派かつスパニエル推しの私にはどストライクな表紙に惹かれて読み始めました。

    自分の思いをうまく言葉にできない小5の女の子、美咲。
    日常生活はもちろん、卒業式での6年生を送る言葉の自分のパートでも声が出ない。これも物語の中で美咲の成長を表すための、わかりやすい縦軸バロメーターですよね。

    そして美咲が生まれたときから寄り添って生きてきたキャバリアのレオンの死。

    冒頭からレオンは骨壷に入った存在。でも美咲にとっては、たとえその状態でも、大きすぎて受け止められない喪失感を癒す存在なんですよね。

    4・5年生くらいから読めるやさしい文章

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    2022年04月12日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    言葉がうまく出てこない主人公。飼っていた愛犬が亡くなり、近所の花屋さんにその犬にそっくりな犬がいることを知る。花屋のお姉さんと親しくなったこともあり、花屋に時々行くようになる。少女の成長と出会いと別れの話。高学年から。

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    2024年01月25日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    小さい頃から、自分の思いをうまく言葉にして発することができない小5の美咲。
    愛犬の死をきっかけに、より言葉が出なくなってしまう。
    言葉が喉に詰まってしまうもどかしい思いと、愛犬の死を受け入れられない思いが、切々と語られる。

    自分だけが辛い気持ちを抱えている、と思っていた美咲だが、徐々に周囲の人々が抱える辛い気持ちに気付き始め、発語と愛犬の死という二つの困難に向き合い、前を向いて乗り越えようとしていく。

    主人公の美咲の言葉が出ない様子を、
    言葉はいっぱい自分の中にあふれているのに、喉にビー玉が詰まってしまったようで、出てこない、
    というような表現で書かれている。
    症状についての詳しい説明はな

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    2022年01月30日