わかぎゑふのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は兵庫で幼い頃育って、学校とお仕事は東京という育ちである。そして母は東京に越してからもう長い間経っても、やっぱり関西弁で喋り、関西文化圏の女の子として、日常の躾をし、お勉強については東京流で育てた。
言葉は何故か、幼い頃から私だけ関西にいる頃から標準語であった。母とは関西弁を話すが、それ以外は標準語という状況である。
文化としては、関西女として育ったから、わかぎさんのおっしゃる、季節の行事やお付き合いを大事にとか、お行儀とか、勉強以外の嗜みもないのはダメだとか、言葉のキャッチボールをする言語としての関西弁というのは、すごくわかる。彼女の文章を読みながら、まるで里帰りした気分になっていた。 -
Posted by ブクログ
劇団リリパットアーミーIIの主宰者わかぎ ゑふ。あちこちで彼女の書いたものを読む機会はあっても、著書を買うのは初めて。“大阪人”シリーズの5冊目だそうで、4冊目までは未読。
「大阪地獄」、「東京砂漠」、「大阪人の作り方」の3章で構成。そこそこ面白いですが、大阪人であればどれも当たり前っちゃ当たり前の話であるため、笑いころげるというところまでは行きません。初版が6年前だから、今となっては“ケンミンショー”ですでに取り上げられていそうなネタも多く、それぐらい当たり前のことばかり。そんななか、当たり前だけどやっぱり好きだよ大阪人のこういうとこ、と思える話は、串カツ屋で隣りのオッサンから「兄ちゃん、