小川明子のレビュー一覧

  • ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

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    ネタバレ

    いわゆる病院内ラジオである。NHKでサンドイッチマンがラジオ放送をしている番組があり。最初に見たときには意味がよくわからなかった。
     スマホのアプリや何かで音声が聞けたらいいが、病院内限定なので難しいであろう。リクエストで音楽を流すときに著作権の問題がクリアできないとも記載してあったが、ここが日本の著作権の問題であろう。
     メディアとしてのラジオが意外と若者に聞かれているということはあまり知られていないのでもっとこのことを多く広めるべきであろう。

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    2024年11月12日
  • 文化のための追及権 日本人の知らない著作権

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    非常に面白い視点.
    芸術家の育成や創作モチベーション維持のための新しい考えを提案している.
    本筋の追求権の方は十分に理解できていないのだが,その前提としての著作権(権利の束)の説明が今までみたどの本よりももっとも理解しやすかった.
    授業での解説にも使わせてもらおう.

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    2014年11月09日
  • ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

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    イギリスの病院には「ホスピタルラジオ」という取り組みがある。
    入院患者を気分的に慰め、回復を助けるため、1920年代に始まり、2022年6月時点で154のホスピタルラジオ局がある。
    患者に双方向型で音楽、クイズやビンゴなどエンターテイメントを提供したり、ボランティアが病棟を訪れコミュニケーションを図ったり、医療情報番組を放送したりしているという。
    結果的に患者の不安が軽減され、ナースコールが減ったそうだ。
    日本では、2018年8月、NHKがお笑いコンビ、サンドイッチマンによる「病院ラジオ」という番組を放送、話題を呼んだ。
    そして、2019年12月、愛知県豊明市にある藤田医科大学病院で「フジタイ

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    2024年07月16日
  • ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

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    NHKの「病院ラジオ」を皮切りに、病院内でのホスピタルラジオの取り組みが紹介される。自分もradikoでラジオを聴きながら通勤電車を行き帰りしているけど、毎日同じ時間に同じ番組の音楽やDJの会話を聞くとホッとする。病院のベッドで寄り添う声を聴けるのはケアにつながると思う。海外の歴史や取り組みなど、沢山の参考文献とともに詳述されている。

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    2024年07月02日
  • 文化のための追及権 日本人の知らない著作権

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    著作権、文化追及権について全くの知識ゼロで読んでいったがスラスラと読めた。非常にわかりやすく書かれているのでお勧め!

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    2011年12月21日
  • ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

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    この作品を読んで、次の2項目を感じました。
    ①NHKの病院ラジオを聴いてみよう。
    ②ポッドキャストを聴いてみよう。

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    2024年07月24日
  • 文化のための追及権 日本人の知らない著作権

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    本や音楽は複製された商品が多額の印税を作者にもたらすが、家画や彫刻家は作品を1回売ればそれっきり。その後の値上がりの恩恵にあずかることもできず、赤の他人が転売益を得るのを横目で見ながら自らは貧しいまま(かもしれない)。そんな不条理を救うルールが追及権。転売の際の売価の一定パーセンテージ(数パーセント)を作者に遡って払い続けるというルール。ヨーロッパの多くの国で制定されている。アメリカでは州によって違う。日本はなし。さまざまな事例を紹介しつつ、各国のルールや運用の実際を説き、芸術家の保護(ひいては芸術の健全な発展)のために国際的な法整備が必要と訴える本。学術論文を新書に盛りつけ直した本なのでやや

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    2012年02月09日