ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

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病院内の小さなスタジオで放送されるホスピタルラジオ。サンドウィッチマンが出演するNHK『病院ラジオ』で日本でも知られるようになったが、発祥の地イギリスではすでに大病院の多くで設置し運営している。そもそも、なぜ病院内でラジオ放送が始まったのか。声のメディアは、どのようにしてケアの役割を担っているのか。

イギリスのホスピタルラジオの歴史や事例を押さえたうえで、日本の藤田医科大学のホスピタルラジオを紹介する。ボランティアが放送し、患者がベッドサイドで耳を傾け、医療従事者や当事者リスナー同士のコミュニケーションも促進する「ケアするメディア」の実践を描き出す。

また、ホスピタルラジオにとどまらず、高齢者や依存症患者の孤立を防ぐ音声メディアの事例も取り上げ、閉じられた空間に暮らし、社会から排除される人々をゆるやかにつなぐ声がもつ可能性を検証する。

本書では、これまで研究が手薄だったラジオとケアをめぐって、患者や医療従事者だけでなく、社会の周縁に生きる人々を包摂し、コミュニケーションを促し、相互にケアをしあえる環境を作り出す可能性や、音声メディアを介したケアの倫理を展望する。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    青弓社
  • タイトル
    :
    ケアする声のメディア
  • タイトルID
    :
    1566247
  • ページ数
    :
    232ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    英国から始まったホスピタルラジオ。
    孤独や不安を抱え込みやすい患者さんに、つながりと安心感、癒しを与えるのが目的。
    メッセージやおすすめの曲を通して、患者さん同士が近すぎず遠すぎずの、心地よい距離感を保ちながら支え合い、繋がり合う。
    病院内での話に限らず、周りに相談できない悩みや孤立感は誰でも持っているはずで、そんな不安に押しつぶされそうなとき、ラジオはテレビや動画では得られない心地良さがあるように思う。
    声はダイレクトに心を繋ぐパワーがある。
    ホスピタルラジオを普及させるには様々な問題が立ちはだかっているみたいだが、孤独を感じている人を救う大きな一助になりうる。
    もっと広く認知されて欲しいと思った。

    0
    2026年02月27日

    Posted by ブクログ

    イギリスの病院には「ホスピタルラジオ」という取り組みがある。
    入院患者を気分的に慰め、回復を助けるため、1920年代に始まり、2022年6月時点で154のホスピタルラジオ局がある。
    患者に双方向型で音楽、クイズやビンゴなどエンターテイメントを提供したり、ボランティアが病棟を訪れコミュニケーションを図ったり、医療情報番組を放送したりしているという。
    結果的に患者の不安が軽減され、ナースコールが減ったそうだ。
    日本では、2018年8月、NHKがお笑いコンビ、サンドイッチマンによる「病院ラジオ」という番組を放送、話題を呼んだ。
    そして、2019年12月、愛知県豊明市にある藤田医科大学病院で「フジタイム」という院内ラジオ番組が始まった。院内の職員や学生ボランティアがパーソナリティーなどほとんどの業務を担当して制作する1時間前後の患者向け音声番組コンテンツであり、時候の話、最先端の医療情報などを紹介、院内コンサートも再生する。
    スタッフは、多忙な中、技術面や音楽の権利処理など多くの課題を乗り越え、活躍を続けてきた。その原動力は、普段、十分ケアしきれない患者たちの心情に寄り添い、病気と闘う孤独な入院生活の癒しや楽しみになればという気持ちやラジオへの関心、メディアで自己実現をしたいという期待から生まれている。
    病院にとっても、病院広報、医療者と患者との信頼関係の構築、組織内コミュニケーションの活性化といった効果があるようだ。ちなみにコロナ禍の面会制限や対外活動の停止に対応して、2021年5月には近畿大学でも「近大メディカルラジオ」という取り組みが始まっている。
    こういった取り組みは、病院関係者の負担増、メッセージが双方向になりづらいというデメリットから、なかなか広まりにくいようであるが、その一方で、高齢者施設や依存症の回復をサポートする団体においても実践されている。
    全体を通して、学術的でレベルの高い記述も多々あるが「対話」という根源的ケアの重要性は十分伝わってきた。 

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    NHKの「病院ラジオ」を皮切りに、病院内でのホスピタルラジオの取り組みが紹介される。自分もradikoでラジオを聴きながら通勤電車を行き帰りしているけど、毎日同じ時間に同じ番組の音楽やDJの会話を聞くとホッとする。病院のベッドで寄り添う声を聴けるのはケアにつながると思う。海外の歴史や取り組みなど、沢山の参考文献とともに詳述されている。

    0
    2024年07月02日

    Posted by ブクログ

    この作品を読んで、次の2項目を感じました。
    ①NHKの病院ラジオを聴いてみよう。
    ②ポッドキャストを聴いてみよう。

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いわゆる病院内ラジオである。NHKでサンドイッチマンがラジオ放送をしている番組があり。最初に見たときには意味がよくわからなかった。
     スマホのアプリや何かで音声が聞けたらいいが、病院内限定なので難しいであろう。リクエストで音楽を流すときに著作権の問題がクリアできないとも記載してあったが、ここが日本の著作権の問題であろう。
     メディアとしてのラジオが意外と若者に聞かれているということはあまり知られていないのでもっとこのことを多く広めるべきであろう。

    0
    2024年11月12日

ケアする声のメディア ホスピタルラジオという希望 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    青弓社
  • タイトル
    :
    ケアする声のメディア
  • タイトルID
    :
    1566247
  • ページ数
    :
    232ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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