康芳夫のレビュー一覧

  • 虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け

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    ・接客業の女は聞きにまわって話す。

    ・究極の相対主義が精神の自由をもたらす。

    ・1つのフレームのなかに自分のアイデンティティを押し込めるな。

    ・ブランド化を進めるためにはクオリティと価格だけでは限界がある。富裕層に浸透しているという高級イメージの普及がブランド化戦略の仕上げとなる。

    ・各ブランドのスケールを見極める。

    ・人生は退屈しのぎ

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    2026年08月23日
  • 虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝

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    ・エンターテイメントやアートの世界は、人間の心理状況で価格や価値観はどのようにも左右される。

    ・新しい創造を繰り返すには、決して過去を引きずらないことだ。

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    2026年03月17日
  • 虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝

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    すごい元気が出た。表紙の康さんにめちゃくちゃインパクトあるんだけど、中身はもっとすごい。スケールの大きすぎるイベントや奇天烈な企画を命懸けで取り組む、リスクをヘッジしない昭和のきつい匂いがプンプンする良書です。企画の凄さよりも、実現に至るまでの手段の選ばなさが面白い。ハーバード・康は笑った。

    中盤のモハメドアリを日本に呼ぶまでの話が一番面白いよね。
    モハメド・アリについては、『かけがえのない日々』っていうキンシャサの奇跡を追いかけたドキュメンタリーを見たことがあって、これがもうアリが滅法カッコいいのだ。リアルタイムでアリの伝説を追えた人は本当に幸せだと思うし、アリの周囲に面白い人たちが集まるのもわかる。

    あと、書かれている企画の半分位が派手に失敗しているのも康さんの凄みを醸し出しているよね。

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    2013年11月15日
  • 虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け

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    合理性や効率ばかり考えていては、人生はおもしろくならないという指摘には納得。それにしても文章がうまいので驚いた。まるで文章のプロが書いたみたいに表現が豊かでなおかつ正確。

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    2012年02月28日
  • 虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け

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    [ 内容 ]
    世界的な不況、どうにも是正しようのない格差社会。
    老舗が傾き、名門企業が沈んで行く。
    あたりまえと思っていた世界が根底から揺らいでいる今、常識、肩書など何の役にも立たないのだ。
    「実」と思っていた世界がことごとく「虚」に転じる中、興行というノールールの世界で、大物を口説き、あまたの問題イベントを仕掛けてきた著者の人生から学ぶものは多い。
    本書には現代の“無秩序”を軽やかに生き抜くための虚人の哲学がある。

    [ 目次 ]
    第1章 「虚人主義」のすすめ
    第2章 本能を覚ませ!
    第3章 千の修羅場をくぐる
    第4章 悪魔をも受け入れる虚人精神
    第5章 現実をマジックにかける
    第6章 蕩尽から生まれた新たな虚業
    第7章 宇宙の創造主を笑わすときを夢見て

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年10月26日
  • 虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け

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    前著「虚人魁人康芳夫」と仕掛けたイベントについての内容はかぶるが、著者の哲学がより前面に出ているのがこの本である。イベントの詳細については前著の方が断然詳しいので、本書、前著、および「箆棒な人々」の3冊は康芳夫理解セットとして必読。

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    2015年04月17日
  • 虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝

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    数々の有名イベントを仕掛けた著者の自伝。一定年齢以上の人には懐かしい有名イベント(アリ対猪木、ネッシー探索、オリバー君来日等々)の経緯やエピソードが、本人の手で詳細に記されている。著者についてはこの他、竹熊健太郎によるインタビュー「箆棒な人々」、および康芳夫の別著「虚人のすすめ」も併せて読むとより理解が深まる。康芳夫には、ぜひまた怪しいイベントを仕掛けてもらいたい。

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    2015年04月17日
  • 虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝

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    全編にわたって「大物たちと対等に渡り合う俺ってすごい」って感じに充ち溢れててでちょっと苦笑いしてしまうけど、手がけた仕事は実際すごい。表紙もおもしろい。

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    2011年02月19日
  • 虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け

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    ネタバレ

    肩書が「国際暗黒プロデューサー」ですから、
    初めて彼を知った僕なんかにすれば、
    彼はとても色モノ感の強いひとに思えます。
    で、本書を読んでいると、
    「業界のなかに安住するな」みたいな語句が飛んできます。
    つまりは、あえて色モノ的に見えさえするポジションに
    好んで立つひとなのか(たぶん、そうです)。

    本書は、彼のこれまでの興行師としての成果、内容、
    そこにたどり着くまでの話を聞くようなところが多いです。
    それは、日常のルールや常識といったものを
    重要視して生活しているひとにしてみると、
    まるで、日常の奇譚、日常の冒険譚とでもとらえちゃうような、
    破天荒で眩しく、虚実がいりまじっているのではないか、と
    感じられすらする内容になっているように思えます。

    多くの人にとっては夢想するだけでも珍しいような
    非日常のものごとを、現実に浮かびあがらせてしまう、
    実現してしまうのが、伝説レベルの興行師の仕事です。

    鋭い思いつきを元にして、
    でもどっちに転ぶかわからない状況でも勝負するときはし、
    うまくいけば大金を手にし、銀座なんかでぱあっと使い、
    また次の、世間をあっと言わせるようなイベントの開催に、
    頭や感性を使う。
    失敗すれば、夜逃げしたこともあるといいます。

    日本初のインディ500の開催、
    モハメド・アリの世界戦の日本開催、
    ネス湖のネッシー探検隊、
    アラビア魔術団の日本全国での興行、
    人間とチンパンジーのハイブリッドかと謳われた、オリバー君の来日、
    大物歌手トム・ジョーンズの日本公演、
    などなど、これらを著者は立案し遂行しました。

    一時代を盛り上げ、楽しませたのは間違いないですね。
    フィクションみたいなものも混じっていますから、
    マジメなひとからすると、
    こんなの詐術だ、ということにもなるでしょうね。

    虚人というのは、「実業」に対する「虚業」という言葉から
    著者が発展させた言葉だそうです。
    虚業は、ジャーナリスト・大宅壮一が言いだした言葉。
    投機的金融経済、それに群がるマスコミ、広告代理店、
    時代の徒花のような芸能人や文化人を、揶揄を込めて、
    虚業、および、虚業家と呼んだということでした。

    著者は、虚業家とはまた別種である虚人の生き方こそ、
    現代のようなノールールにどんどん向かっていく世界で生きていくための
    生き方なんじゃないかとしています。
    「虚」とはゼロということで、
    その「虚」のゼロとしての本質に無自覚であるのが虚業家で、
    ゼロであることがなんらかの按配で露呈されたときに、
    パニックをおこさない、つまりゼロに自覚的であるのが虚人であるとしている。

    さらに、酔狂ともいえるロマンや夢を持つことが大事なのだ、
    それこそが虚人だ、と言っています。

    ゼロであること知っていながら、
    そこに「無」ではなく「有」を出現させ、熱狂をつくる。
    国際暗黒プロデューサー・康芳夫さんの根本姿勢ってそこなんですね。

    本書は仕事の休み時間に読むことが多かったです。
    そうやって外に持ち出して読んでいるときと、
    自分の部屋で読んでいるときとでは、
    なにか、理解の仕方がちょっと違いました。
    外で読んでいるときは、すんなりおもしろく読めるのですが、
    部屋でやや内向的な気分で読んでいると、
    うっすら拒絶反応を感じるんですよ。
    書いてあることは納得してわかるのだけれど、
    なんとも得体のしれない不信感みたいなものも、
    自分の背後にたちのぼるのがわかる。
    そこらへんは、修羅場をかいくぐり闇を知る著者に対する、
    読者であるぼくの警戒心なのかもしれないです。

    まあでも、それはそうと、
    おもしろく、そしてさらっと読めてしまって、
    考えさせられるものもちょっとある感じの本でした。
    常識にがんじがらめになっているひとには、
    あたまの刺激的な凝りほぐしになることうけあいです。

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    2017年07月04日