著者は、産婦人科医師。元マッキンゼーコンサルタント。ハーバード大学公衆衛生大学院に留学し、翌年、ハーバード修士博士号取得。その後、マッンゼーに勤務等経歴を持つ。
著書に「自信加乗、ハーバードの論理力 マッキンゼーの楽観力 ドクターの人間力」等多数。
ハーバード、マッキンゼーで多くの一流と言われる
...続きを読む人たちに出会い、彼らのやり方を見よう見まねするうちに、自分にも多くの可能性をもらった。彼らの経験から、失敗を減らす方法も教えてもらった。多くの気づきがあり、目から鱗が落ちるような経験をし、点と点の情報から頭を使って線をつくり出す方法を学んだ。
本書では、精神的ダメージを回避し、健康で豊かにいきていくための方法について以下の6章に分けて紹介している。
①なぜハーバードに行き、マッキンゼーに入ったのか
②超一流の人たちの考え方
③1分1秒を意識できる時間活用術
④難しい課題を解決できる仕事術
⑤自分の幅を大きく広げる交際術
⑥もっと伸びていくための成長術
本書のように一流の・・というようなテーマを扱う本について感じることは、一流であるからこそ基本をものすごく大切にしているということ。
書いてあることはいずれも当たり前のことであり、誰もがよくわかっていることである。しかし、違う点について言えばその本質をしっかり理解した上で行動をし続けているかどうかということである。
簡単に見えるようであってもやはり長期的な目標や目的がなければ行動の継続については難しい。
しかし、一流の人たちは明確なあるべき姿があり、数年後のそれにむかってやり遂げる意志があるため、簡単にそれを成し遂げてしまう。
まずやることも大切であるものの、少し先を見据えた目標の設定についても注力する必要に気づかせてくれた。