田中慎一のレビュー一覧
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会計士ならば一読しておく方がいいのではないだろうか。会計士とは何か、監査人とは何者なのか――新人もベテランもこの本を読んで原点に立ち返ってみてはいかがだろうか。
監査人は会社の番人であり、社会的責任は重大であると再認識した一冊。
ただ、惜しむらくは、監査とは関係のない人には内容は難しいのではないだろ...続きを読むPosted by ブクログ -
SDGs時代を勝ち抜く ESG財務戦略
はじめに
アメリカと日本、双方の熱狂を受けて
ESGを実践するために、事業戦略と財務戦略を統合する
本書の構成
第1章 社会の分断を生む株主資本主義の限界
なぜ、企業は変わらなければならないのか
1.1 日米における株主価値経営...続きを読むPosted by ブクログ -
「役員になれる人の」というフレーズがついていなかったら、日経の読み方を指南してくれる本としてもっと☆をつけてもよかった。財務諸表や経済指標の解説や、それらを記事を読むときどう使えばいいかなど、わかりやすく説明されているのだが、これらは中堅以上のビジネスパーソンなら既に普通にやっているのでは…。
日経...続きを読むPosted by ブクログ -
ファイナンスの骨子=企業価値を増大させるための方法論というのは良くわかった。
重要な要点が、大変わかりやすく、コンパクトにまとめてある。とりあえずこれさえ読んでおけば基礎は把握出来るんじゃないでしょうか。
若干のケーススタディもあり、ROAの無差別曲線のところはとても勉強になった。
有利子負債と株主...続きを読むPosted by ブクログ -
日経新聞の社説を読むことが、自分の考えを論理的に伝える訓練になる、という視点は大変勉強になった。
また数字に強くなるためには「くらべる」「ならべる」というポイントが挙げられており、社内におけるプレゼンに役に立つ内容だ。
ただし、本書にはROAに関することや、景気動向指数(CI)などがサラッと書かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
匿名組合・任意組合・投資事業組合の夫々の性質、Pros/Consが丁寧に説明されてる。パススルー課税、という言葉をよく聞いていたが、その意味が組合は法人ではないので法人税の対象外であり、投資家に損益が直接分配されるという意味であることが理解出来た。組合は実務で出てくる機会が今の所少なく、それが理由だ...続きを読むPosted by ブクログ
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日経の読み方に絡めて、経済・企業等の各主要トピックの内容が書かれているもので、日経の読み方だけに焦点を当てたものではなく若干期待外れではあったが、筆者のメッセージは、ある程度ベースの知識があってこそ日経新聞の記事は面白いということなのかもしれない。
ファイナンス・会計等の専門分野の本を読んで勉強する...続きを読むPosted by ブクログ -
企業価値、IR、資金調達、MBO、敵対的買収についてのお作法を外資系投資銀行に勤めていた著者が説明したもので、理論の解説というよりも実務に近い話が多い。
平易な言葉で説明されているため、読みやすい。Posted by ブクログ -
内容にまとまりが感じられない点が残念。しかしながら、広く浅く分かりやすく企業や経済の知識を得ることができるため、日経新聞デビューを考えている人向けの一冊。役員は誇張表現であると思う。要点は以下の4点。
1.日経新聞のメリットと付き合い方
・日経新聞は、数値化された客観的事実をもとに自分の意見を持つと...続きを読むPosted by ブクログ -
日経新聞を読むうえでの経済と企業の知識について書かれた一冊。
数字力と論理的思考力を高めるための経済の仕組や企業の会計の仕組がわかりやすく書かれていて、かつ関連する記事も掲載されていたり、指標面から世界経済の現況も解説されていて非常に勉強になる一冊でした。
経済はGDPを中心に企業は総資本利益率...続きを読むPosted by ブクログ -
ライブドアの監査人を務めていた田中氏が事件を振り返って語る独白。一言でいうと、自分は悪くない、すでに手遅れだった、だ。監査人ができること、できないことを知るには良い本。Posted by ブクログ
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ありのまま、臨場感を持って書かれていたのはとても良かったんだけど、
結局この人は疑惑を持っていながらもそれを納得いくまで突き止められなかったし、それが監査人の限界だと。
実情知れたのが良かった。Posted by ブクログ -
LD事件の公認会計士の本
前半部分は受験生として参考になったが、後半はやはり自らの潔白を主張する文体となっており評価は分かれると思う。
自分としては検察の絶対性はないと思うが、
この後逮捕されている点
会計士返上を行っていなかった点(受理されなかった?)
等なんとなく脇が甘い気もする。
突っ込みどこ...続きを読むPosted by ブクログ -
堀江さんの著書とか放送への出演とかを見たことがあって、
別の人の視点からのとらえ方として読んだ。
正直専門外なので
堀江さんの主張もこの本の主張も理解できてない部分があるが、
両者からうける印象は結構違ったものがあり、
わたしにはどちらが正しいとは判断できなかった。
本書でも最後まですっきりしな...続きを読むPosted by ブクログ -
DBSコーポレートファイナンスの授業で参考にした書籍。CFを優しく平易に書いてあるので小難しい理論を腹に落としやすい。Posted by ブクログ
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ライブドアは自社株をM&A用の子会社
を通じてベンチャーに投資。
分割直後に売りそれを売り上げ計上。資本取引にすべきだったが前任の監査
人が認めてしまった。
監査人をやめる事が株価下落に繋がる
最後の切り札だった。港税理士の前任
がライブドアを甘やかした。
宮内のファイナンス部門は壁に囲まれ
何をし...続きを読むPosted by ブクログ -
ライブドアの監査をしていた港陽監査法人の田中慎一氏が、あのライブドア事件について赤裸々に語っています。
この田中氏は、今回の事件を契機に公認会計士の資格を返上されたとのことですが、同じ公認会計士としては、ここまで書いていいんですかね???と疑問に思いますが・・・
何か別に田中氏が責められ...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は、専門的な知識がなくてもとりあえずは読みきれます。
「逮捕」があの事件の最後じゃなくて、あの事件をきっかけにしていろいろなことを知ってほしいというのが、この本の主旨のように思えます。
会計・監査関連に興味のある人は是非とも読むことをオススメします。
そうでない人でも、あの事件に興味をもたれ...続きを読むPosted by ブクログ -
投資ファンドと投資事業組合の相違点は?株式会社と事業組合でどう違ってくるの?
投資事業組合の儲ける仕組みは?現場はどうなってるの?法律での規制はどうなっているの?まずは、素朴な疑問にお答えします。Posted by ブクログ -
ライブドア事件で監査を担当した港洋監査法人の内部での話。
ライブドア事件を巡る裏側での事情が分かる貴重な1冊。
所詮は1社員の言い訳にしか見受けられない部分もあるがライブドアの宮内氏の暴挙が書かれている。
実は・自分の会社もここの監査法人で大変な目に会いました。
監査自体は非常に真面目に...続きを読むPosted by ブクログ