田中慎一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ一時期、日本でも話題となった、村上ファンド、ローンスター、サーベラス、リップルウッドなど、投資ファンド(VCファンド、事業再生ファンド、バイアウトファンド)などについて、素人にもわかりやすく説明した本。
日本では90年代後半から、VCファンドとして、ジャフコ・エヌ・アイ・エフベンチャーズなどが活躍していた。
その後、企業の選択と集中により、MBOなどの加速したため、バイアウトファンドが活性化。最近でも、ワールドや、ポッカなどで行われている。事業再生を手掛ける場合も多くその境界はあまりない。
日本では、80年代から投資組合が組織されたが、組合自身が商法上、出資者が出資額を超えた無限責任 -
Posted by ブクログ
ファンドとは、というのをわかりやすく書いてある
・任意組合:パススルー可、無限責任
(GP:業務執行組合員、LP:一般組合員)
・匿名組合:GPとLPの立場がぱっくり分かれているケース
(GP:営業者、LP:匿名組合員)
・投資事業有限責任組合:パススルー可、要監査※おかねかかる、一般組合員の有限責任 ⇒登記必要、海外には50%未満の投資しかできない
(GP:無限責任組合員、LP:有限責任組合員)
・合同会社(LLC):法人である、有限責任、パススルーではない
・有限責任事業組合(LLP):共同事業性用件(お金だけではLPになれない)、パススルー可 -
Posted by ブクログ
「役員になれる人の」というフレーズがついていなかったら、日経の読み方を指南してくれる本としてもっと☆をつけてもよかった。財務諸表や経済指標の解説や、それらを記事を読むときどう使えばいいかなど、わかりやすく説明されているのだが、これらは中堅以上のビジネスパーソンなら既に普通にやっているのでは…。
日経を読む際に、「役員になれるような人」が、一般人と違ってどういうところに注目しているのか、その独自な目線を教えてくれるのかと思って手に取ってみたのに、書いてあることは基本中の基本とも言え、その基本中の基本をしっかりやってこそ役員になれるのかもしれないが、ちょっと思っているのとは内容が違っていた。
役員 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日経の読み方に絡めて、経済・企業等の各主要トピックの内容が書かれているもので、日経の読み方だけに焦点を当てたものではなく若干期待外れではあったが、筆者のメッセージは、ある程度ベースの知識があってこそ日経新聞の記事は面白いということなのかもしれない。
ファイナンス・会計等の専門分野の本を読んで勉強するのも良いが、そこはベースの知識として標準装備した上で、最新ニュース・担当業界(船)の情報収集に、より意識を集中しアンテナを高く持ちたいと改めて感じた次第。特に参考になった情報は以下。
①日経オンラインとEvernoteは互換性が良い。Evernoteで記録を取ると関連記事を自動的にEvernoteが -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容にまとまりが感じられない点が残念。しかしながら、広く浅く分かりやすく企業や経済の知識を得ることができるため、日経新聞デビューを考えている人向けの一冊。役員は誇張表現であると思う。要点は以下の4点。
1.日経新聞のメリットと付き合い方
・日経新聞は、数値化された客観的事実をもとに自分の意見を持つというスキル形成に最適である。
・日経新聞は義務感で読むのではなく、自分が儲けるために、又は楽しむために読むのが良い。
2.経済のしくみ(マクロ経済)
・GDP、財政政策、金融政策、直近の話題であるアベノミクス。
3.企業のしくみ(会計学)
企業財務の観点から収益性、生産性、成長性、安全性の4つに着 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日経新聞を読むうえでの経済と企業の知識について書かれた一冊。
数字力と論理的思考力を高めるための経済の仕組や企業の会計の仕組がわかりやすく書かれていて、かつ関連する記事も掲載されていたり、指標面から世界経済の現況も解説されていて非常に勉強になる一冊でした。
経済はGDPを中心に企業は総資本利益率を中心に解説されており、日経新聞の記事からこれからの世界情勢を予測したり、記事の本質にある部分に迫る方法などが解説されていて、そんななかでも日本の財政の問題やマネタリーベースやマネーストックのところは印象に残りました。
ざっくりとした経済や企業の知識を本書で身に付けることが出来たので、これから日経 -
Posted by ブクログ
堀江さんの著書とか放送への出演とかを見たことがあって、
別の人の視点からのとらえ方として読んだ。
正直専門外なので
堀江さんの主張もこの本の主張も理解できてない部分があるが、
両者からうける印象は結構違ったものがあり、
わたしにはどちらが正しいとは判断できなかった。
本書でも最後まですっきりしない点が多々あり、
盗み見たり、検察の”供述マシーンになった”と堂々と書かれていたり、
自己正当化のような表現が多かったり、
あまり印象が良くなかった。
この本も”供述マシーン”として書かされているのではないかとさえ。
とはいえ、最近は堀江さんの主張を目にすることが多く、
すべてをそのまま鵜呑みにせ