清川妙のレビュー一覧

  • 乙女の古典
    季節ごとに章立てしてあり装丁がとてもすてき。
    訳は忠実でありながらまさに「熱くいちずな筆致」。
    空蝉のお話が好き。
  • 人生のお福分け
    タイトルに惹かれて読みました

    お福わけ なんて素敵な言葉!!
    三章からなっていて、特に一人でポジティブに生きること、丁寧に生きるためのヒントがたくさん書いてあります

    何歳になっても、勉強することを楽しみながら成長して

    素敵な言葉を選んで、感謝をして

    年下の人にも謙虚な姿勢で、えらぶらず

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  • 人生のお福分け
    「お裾分け」「お福分け」、しあわせを分け合う、同じ意味なんですねw。「お福分け」の方がいい感じかなw。清川妙(1921~2014)著「人生のお福分け」、2014.1刊行、2017.1文庫化。古典を親友に(言葉の森にあそぶ)、ひとりは愉しい(ポジティブの極意)、ていねいに生きる(齢を重ねる楽しみ)の3...続きを読む
  • 人生のお福分け
    妙さんに、お会いしたかったなぁ。妙さんが兼好さんに話しかけたように私はこの本を読み終えて妙さんに語りかけていました。きっとそちらでも楽しくパワフルに過ごされている事かと思います。まだまだ妙さんのお福分けしてくださった文章を読めていませんので、これから少しずつ読んで会話を楽しませていただきますね。日本...続きを読む
  • 乙女の古典
    むつかしいと思われる古典を、見事におしゃれな恋の短編集として、10篇を集めた一冊。挿絵も相俟ってさらに素敵!著者様の古典訳、長いものも読んでみたくなりました。文庫ながら装丁もキレイ。
  • 乙女の古典
    イラストがとてもかわいく、とっつきやすいです。
    いろんな古典文学の中からピックアップしてきてあるので、この本を読んで気になったものを別の本で詳しく読む、などのきっかけが作れると思います。
  • 万葉集の恋うた
    万葉集に触れるきっかけとしてとても良い本ではないかと思います。
    カラフルで読みやすく、清川さんの体験談なども踏まえているのでおもしろいです。
  • 乙女の古典
    古典の世界は恋愛が描かれることが多い。昼ドラ並みの激しいものもあれば、繊細な和歌のやり取りや、一途な愛もある。何百年経っても恋する気持ちに変わりはない。古典を身近に感じられる1冊。装飾も素敵でオススメです。
  • 人生のお福分け
    201701/人生の先輩にまさにお福分けいただいたような一冊!私もこういう歳のかさねかたをしていきたい。
  • 乙女の古典
    難しいと敬遠されがちな古典に精通している著者が、登場人物の女性にスポットをあてて紹介する十編の恋物語。


    まず表紙が和装でありながらモダンな女性の絵。中にも美しく心惹かれる絵があり、台紙も章ごとに異なる淡い色の和紙仕立てで、見ているだけでも楽しめる。
    大体平安時代に書かれた話になるが、通い婚という...続きを読む
  • 乙女の古典
    なんか…こう…筆者の「どう?私の文章ウイットに富んでて面白いでしょ?」って感じがしてイマイチ話に集中できなかった…
    あくまで個人的な考え方だけども
  • 乙女の古典
    知っているようで知らない古典文学に登場する女性にスポットをあてた作品。

    源氏物語から建礼門院右京大夫集のように読んだことのないものまで。あまり深くはありませんが、その女性の紹介や詠んだ和歌の解説がされていて、興味をそそられます。

    10人の女性がとりあげられているので、お気に入りの女性を探してみて...続きを読む
  • 乙女の古典
    何百年も読みつがれてきた古典の中の恋の物語。仁徳天皇の愛を独占したくて嫉妬と激情に苦しむ「古事記」の磐姫や、憧れの宮仕えで中宮定子の知性とやさしさに触れ、その思いを「枕草子」に書き残した清少納言。「雨月物語」浅茅が宿の、亡霊となっても夫を待ち続けた女。薫と匂宮、二人の男に同時に愛され激しく思い乱れる...続きを読む