ティナ・シーリグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スタンフォード大学での起業家精神に関する講義の内容がとても興味深い。学生には独創性が求められ、一見答えのなさそうな問題を手段を視点を変えて見ることで思いもしない解決策を見つけることができる。多感な時代に彼女の授業を受けられた学生は心底羨ましい。
人は、つい快適で安全な場所、リスクを取らない道を選択してしまうが、可能性を最大限に開花させるには、リスクを厭わずに常に挑戦し続けることが大事である。
一時的に失敗しても、最終的な成功へ繋がる道のりの一過程だと考えれば、長期的に見て全て成功であるという考え方。これを持って、これからも自分の限界を決めずに今の自分には想像できないような、自分だけの人生 -
Posted by ブクログ
ネタバレDon’t miss a chance to shine!!
自分の未来を切り開くのは自分。目に見えない制約を勝手に察知して萎縮するのではなく、使えるアイディアを全て使い突き進んでいけというメッセージを感じた。
『the third door』との親和性がとても高い。
合わせて読むと自分の人生が無限に広がっていけのではという感覚にわくわくしてくる。
「快適な場所から離れ、失敗することをいとわず、不可能なことなどないと呑んでかかり、輝くためにあらゆるチャンスを活かすようにすれば、限りない可能性が広がる。人生の不確実性こそがイノベーションを爆発させる火花であり、私たちを引っ張って -
Posted by ブクログ
ひらめきを形にするインベンションサイクルとは、存在していないものをイメージする想像力、想像力を酷使して課題を解決するクリエイティビィティ、クリエイティビィティを発揮して独創的な解決策を編み出すイノベーション、イノベーションを活用してユニークなアイディアを形にして、他の人たちの想像力をかきたてる起業家精神を発揮するまでのプロセスとして、それぞれの過程を起業家などの実例を挙げて説明する。また、情熱が無くても、行動すればあとから情熱は付いてくるとの説が、脳科学の意識に関する考察でよく説明される、楽しくなくても笑顔にすると楽しくなるとの説と同じで納得です。
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Posted by ブクログ
本屋で見かけて面白そうだったので買ってみた。前2作は読んでないし、最近氾濫してる「大学の集中講義」もの、ってあまり興味は無かったんだけど。。。
この本は「インベンションサイクル」の説明なんだけど、今の自分にはとても参考になる内容だった。決して、何か自分で事業を起こしたいと思っている人だけを対象にした本ではない。サラリーマンだろうと学生ろうと主婦だろうと何をやってる人でも当てはまる、かなり汎用性の高い内容だと思う。
ワークを実際にやってみるつもり。各章のワークが巻末にまとめて載せてくれてるのは助かるな。
【自分のための要点メモ】
①想像力
どっぷり浸かる ⇔ ビジョンを描く
②クリエイティビティ -
Posted by ブクログ
起業家とはチャンスになりそうな問題を常に探して、限られた資源を有効に使う独創的な方法を見つけることによって問題を解決することによって目標を達成する人たち。どんな大きな問題でも、解決するにはまず、何が問題なのかを特定することが最初のステップ。
アイデアに悪いものなどない。そう考えられたらブレインストーミングは成功。ルールに疑問を抱いても構わない。
失敗こそシリコンバレーの強さの秘密。
自分の生活やキャリア、自分の現在地はどこで、目的地はどこなのかを頻繁に点検してみることも大切。
幸運な人たちは、初めての機会を歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦する。運に恵まれる人たちは楽天的であり、自分に良い