織田淳太郎のレビュー一覧

  • 捕手論
    私のような野球なんて詳しくないよ、
    なんていう人には非常に面白い
    一冊に映ることでしょう。

    捕手なんてただ、ボールを取るだけでしょ、
    なんていうイメージが、この本で
    変えられてしまうのですから。

    その裏側には巧みなやり取りがあったり
    打者を翻弄してみたりと…
    結構な駆け引きがされているのです。
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  • 捕手論
    一昔前までは野球で日陰のポジションとされてきたキャッチャーに関する考察をしています。キャッチャーから見た『江夏の21球』などの歴代選手の逸話や捕手のみならず投手、打者、審判などの色々な立場の人間とのインタビューを交え、様々な角度から現在の捕手像を浮き彫りにしています。それにしても、いくら本当のことだ...続きを読む
  • 捕手論
    私はこれでプロ野球の見方を知りました。
    キャッチャーのチームでの役割、
    投手の相手としての役割、
    そこから出てくる性格。
    プロ野球は高校野球に比べて停滞しているというか流れが無くて盛り上がらないなーとか思っていた私が甘かったです。
    重大な駆け引きが見えないところで行われています。
    華々しい待遇は受け...続きを読む
  • コーチ論
    主に野球における、コーチングを論じた本。筆者はスポーツライター、小説家で、自身野球意外にも武道、格闘技や他の競技も経験豊富だ。

    本書のテーマは「日本のスポーツ界にいまだにはびこる根拠なき根性論」によるコーチングではなく、個人ごとの向き不向きや科学に基づいたトレーニングをするべき、ということを数々の...続きを読む
  • 精神医療に葬られた人びと~潜入ルポ 社会的入院~
    差別を無くすにはまず知識と理解っていう話。

    精神的な病気に対する偏見や差別はまだまだあって、鬱の発症やそれを公表する人も増えてきている今だからこそ、精神病院の内情や制度ももっと公になれば良いと思う。


    三枚橋病院の石川信義医師が経歴含め、精神医療を変えようとする行動力と発想と気概とどれも素晴らし...続きを読む
  • コーチ論
    少し前に読んだが、子供が中学になり野球を始め指導法に疑問があり、もう一度読んで見た。ずいぶん前の本だが、今の中学野球でも同じ指導で旧態依然である。「スポーツは根性ではなく科学である。」体罰が繰り返されるこの国でいつになったら科学的指導が確立させるのだろうと思った一冊。
  • 医者にウツは治せない
    タイトルは言い過ぎだとは思うが、医療だけでウツは治らない、というのは真実だと思う。本書でも取り上げられている呼吸法は、心身の状態を正常に保つのに有効だと思う。
  • メンタル・コーチング~流れを変え、奇跡を生む方法~
    メンタル・コーチングについて知りたくて読書。

    奇跡は突然発生するものではなく、起こるべくして起こっている。
    自分の限界を超えた無の力が奇跡的な能力を生み出す要因となっているのではないかということを高校野球、ボクシング、マラソン、プロ野球、プロレスなどの幅広い事例から説明している。

    偶然を偶然と思...続きを読む
  • 精神医療に葬られた人びと~潜入ルポ 社会的入院~
    あーやっぱりそういうことが行われていたのかと思いました。

    自分の中にある精神病や精神病棟に関するダークなイメージは、どこから来たのだろうかと思うと、なんかできいたり、見たりしたことのある情報や映像からなのだろうなと。

    べてるの家の試みなどが取り上げられ、病棟開放に向かっているのかと思いきやけして...続きを読む
  • 精神医療に葬られた人びと~潜入ルポ 社会的入院~
    読破するのに、約1か月かかってしまった。地震ボランティアの派遣等で、読む機会がなかったのと、それに加えて帰りの電車での睡眠が多かった。しかし決して内容的には悪いとは思っていない。精神障害者の生の声がわかった気がする。

    精神障害者は病院経営者にとってはありがたい安定的に恒常的な患者ということで、隠語...続きを読む
  • 審判は見た!
    [ 内容 ]
    緊迫のクロスプレーで宙を舞ったカツラ、トイレ行きたさに「ゲームセット」、激怒する観客の包囲網からの脱出劇、果ては監督・オーナーとの駆け引きまで ―。
    近年頻発する誤審騒動の度ごとにクローズアップされるプロ野球審判の存在。
    ジャッジは正しくて当たり前、ひとたび間違えれば、選手からはどつか...続きを読む
  • 捕手論
    [ 内容 ]
    捕手、投手、打者、審判など、多面的な証言をもとに、捕手の配球、プレーの秘密を探求する。

    [ 目次 ]
    セオリーを超える古田敦也
    城島健司の涙
    水沼四郎の21球
    捕手と審判
    捕手と投手
    信頼関係
    森祇晶の処世術
    悪魔の囁き
    メジャー捕手
    ブロッキング
    キャッチング
    捕手とチームプレー
    ...続きを読む
  • 医者にウツは治せない
    [ 内容 ]
    薬だけに頼らず、うつを克服するには?
    国民総うつ時代の必読書。
    うつ病を克服した著者が、治療の最前線を徹底取材!。

    [ 目次 ]
    第1章 うつとスポーツ(ソフトボール療法;一通の手紙 ほか)
    第2章 うつ治療が孕む問題点(薬物療法の功罪;退院後に自殺 ほか)
    第3章 薬物だけに頼らな...続きを読む
  • コーチ論
    【7】
    ・「踏ん張らず」「うねらず」「捻らず」
    ・体を細かく割って、細部を意識する。
    ・膝の「抜け」
    ・二軸運動⇒片足に軸を作る⇒回転半径を大きくする
    ・股関節の強化⇒ランジ系
    ・骨盤を立てる⇒腸腰筋が伸びる⇒足を前方に引き戻す
    ・初動負荷と「抜け」
    ・自分で答えを探し出させるコーチング
  • 捕手論
    2010年9月 自分は捕手に対して「頭脳的で、科学的に、スマートに戦う」という印象をもっていた。しかし、この本により、「捕手が如何に人間くさく、泥臭く、複雑な役割か」という事を実感した。敵にも味方にも心理戦を仕掛け、勝利を目指す術は、日常生活やビジネスに応用できると感じた。
  • 医者にウツは治せない
    交通事故死1万人、自殺者3万人の時代、ファーマータナカの周辺でも「うつ」が聞こえてくる。うつ治療が孕む問題点から、薬物に頼らない治療、そして不可思議で深遠なる心と感情の世界に迫る。
  • メンタル・コーチング~流れを変え、奇跡を生む方法~
    メンタル強化の方法を述べた本。力を発揮できる状況の説明、コーチと選手の理想的な関係、プラス思考のマイナス側面、根性論の科学的な分析など、興味深く感じる場面が沢山出てきました。取り上げられている具体的事例が興味深かったことと、文章が分かりやすくまとめられていたので、一気に読みきれました。(2007.8...続きを読む
  • コーチ論
    指導書として読むにはちょっと物足りないものの、タイトルを忘れ、固定観念を持たずに読むとすごくいい勉強になる。
  • 「孤独」という生き方~「ありのままの自分」でいることのできる、自分だけの居場所を求めて~
    「独り在ること」について実例を挙げながら紹介。
    孤独を求め、それを具現しようとする筆者の思いに共感すると共に、私はそこまで割り切ることができないとも思った。
  • 精神医療に葬られた人びと~潜入ルポ 社会的入院~
    全世界の保有病床数が推定で200万床。うち日本の精神科病床数約35万床。実に日本は世界の6分の1を占める。患者一人当たりの入院日数も日本の310日に対し欧米諸国は1~2週間。世界でも類をみない病床数の多さ。不必要な入院を生み夥しい数の長期入院を生産してきた元凶となっている。経営という事情を無視するこ...続きを読む