名郷直樹のレビュー一覧

  • 逆説の長寿力21ヵ条

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    相変わらずの名郷節。本書は一般向けということもあり、特に70歳以上の層には必読の書。巷間に溢れるトンデモ本とは違い、ちゃんとしたEBMを踏まえた上で、色々止めてよいとかやらなくてよいとか言ってもらえたら、大半の人は安心できるんじゃないかな。国民全体の医療リテラシーを底上げするという意味で、一家に一冊、家庭の医学ではなく本書を、と言いたい。

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    2019年10月31日
  • 検診や治療に疑問を感じている方!医療の現実、教えますから広めてください!!

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    エビデンスを元に医療を見たら結構思い込みで成り立っている…
    示されている余命は私の余命じゃないとすると、選ぶのは私。
    面白かった!

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    2018年08月12日
  • 検診や治療に疑問を感じている方!医療の現実、教えますから広めてください!!

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    相変わらずの名郷節。今回、最も重点がおかれているのは、糖尿病治療に纏わるエトセトラ。ためになります。

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    2018年08月08日
  • 65歳からは検診・薬をやめるに限る!

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    ネタバレ

    私がこれまで考えてきた薬や検診・病気の治療に対する考え方と全く同じで、「私は間違ってなかったんだ!」と自己肯定できて大満足した本です。他の人に言うとひかれそうで言ったことはありませんでした(笑)

    ・健康を追求しすぎてストレスになっては本末転倒。
    ・検査を受けて悪い数値が出て気にするよりも、受けないで人生を楽しみたい。(熱が出て体温計で高熱と分かると余計に具合が悪くなるのと似ている。)
    ・それで早死にしてもそれが寿命と受け入れる覚悟。
    ・治療を受けて(病院に閉じ込められて美味しいものも食べられずに)延命するよりも、旅行に行ったり好きなものを食べて人生を謳歌して逝きたい。
    ・薬は毒。副作用のほう

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    2017年10月09日
  • 65歳からは検診・薬をやめるに限る!

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    1961年生まれ、現在、西国分寺で開業の「家庭医」、名郷直樹(なごう なおき)氏の「65歳からは検診・薬をやめるに限る!」2017.4発行の書です。医療の世界の表と裏、検査の正常・異常の境目のあいまいさ、薬の限定的効果と副作用、薬よりこわいサプリメント・トクホ、高齢ほど薬のデメリットは大、65歳からは健診・検診の卒業など、高齢における医療への取り組み方、更には生き方に対する提言がされています。じっくり読みました!薬はできるだけ飲まないようにしようと思います(これまで通り)。健診結果は数値より変化に注目を。

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    2017年05月03日
  • 薬で治るというウソ

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    決して医療否定のトンデモ本ではありません。
    エビデンスをじっくりと紐解いていくと、「薬で治る」という言葉が、本当の意味で理解できてきます。
    願わくば、論文の出典を明記してもらえるとよかった。

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    2015年06月02日
  • 後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

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    多くの患者さんに読んでもらいたい。

    検査、治療を「受けない」という選択があるということもぜひ知ってほしい。

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    2013年07月29日
  • 後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

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    著者は自治医大を卒業し、地域医療を中心にキャリアを重ねてきた医師です。
    本書は医師を盲信して検査や投薬を受け続けるリスクをEBMという観点から啓蒙したものです。

    著者は冒頭で「近年の医療はEBM=Evidence-Based Medicine(根拠に基づいた医療)を目指している。
    しかしEBMとは単なる平均値に過ぎず、患者の個性に応じて個別に判断すべきものだ」と述べています。
    これは国内で保険認可されている薬の評価根拠が、血圧や血糖値などの「数値の上下動」で、「実際に寿命が延びたか」などの長期的な経過を黙殺していることを問題視しているようでした。
    その論拠として1章では降圧剤があまり効果がな

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    2024年07月26日
  • 病気と薬 ウソ・ホントの見分け方

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    EBMの世界で名を馳せた 著者が家庭医の立場から 一般に向けて説明しているもの。 分かりやすく説明していると感じた。 また薬はやめろ!とは書いていない、 必要なのか?と判断させる方法をとっている。 最終的には 読者が判断する。 アドバイスも良好。
    ワクチンについて、健康診断について、の記述は 同感することが多い

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    2018年06月17日
  • 後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

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    これは一般向けに書かれた本だから、内容も非常に平易なものになっているけど、相変らずの論点で無駄な医療を切り捨てていて、でも突拍子もないことを言っている訳でもなくて、なるほどって納得させられる内容ばかり。色んなジャンルに関して、それぞれに的確に評価して実践するっての、実際にやるのは大変ですよね。

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    2013年06月30日
  • 65歳からは検診・薬をやめるに限る!

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    嫁は伸びても健康寿命は伸びてない。不健康寿命の短縮にはあまり医療が効いてない。65歳から70歳ぐらいのどこかあるいは親を見送ったとかのところで生き方をやりたいことの方に振る。ただこちらむきの研究はどうしても少ないのでかなり古い50年も前のものが根拠に引かれてたりするとちょっとうーんと思ったりもする。サプリの方が 薬より怖いは同意。ワクチンは有効、も同意。休める社会にも。

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    2025年02月15日
  • 逆説の長寿力21ヵ条

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    健康寿命が延びる=不健康寿命が減る、ではない。
    好例になると寝たきりになることはほぼ避けられない。
    70を過ぎると急速に衰え、75を過ぎると健康のためになにをやっても寿命は変わらない。
    PPKは東大に入るより難しい。
    血圧、血糖、は老化現象=治療してもしかたがない。
    健康寿命は、男性72歳、女性75歳程度。寿命との差は10年。
    健康に気を付けていると病気になる年齢が高齢になり、回復の可能性は低くなる。
    PPKは、生物としては不自然な死。
    100歳を超えて元気な人は、健康のスーパーエリート。
    70で自立している人は健康のエリート。
    75歳を過ぎると、健康に気を付けていなくても寿命は変わらない。

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    2021年02月15日
  • 65歳からは検診・薬をやめるに限る!

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    少し極端なタイトルかもしれないが、エビデンスに基づき発言されているので面白い。

    言いたいことは、長生きが唯一の正解ではないということ。
    「健康欲」「長生き欲」は持たない方が幸せではないか。
    死ぬ直前10年に不健康な時期がやってくるので、不健康になることを恐れるのではなくてどういきたいか常に考えることが大切なのだと改めて感じた。

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    2020年01月06日
  • 65歳からは検診・薬をやめるに限る!

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    健診を受けても受けなくても65歳からは大差はない。
    年代別平均余命のグラフを作る。70歳以上は、変化がない。

    検査は、任意型、対策型がある。擬陽性、偽陰性がつきもの。
    障害医療費の半分は70歳以降にかかる。不健康寿命は10年程度で変わらない。
    甲状腺がん、前立せんがんは進行が遅いので治療しても無駄。ということは検査しても無駄。
    がんの過剰診断。生命を脅かさないガンを見つけること。

    大腸がん、乳がん、子宮頸がんには検診の意味がある。
    胃がん、肺がんは意味がない。
    進行の早いガンは検診ではみつからない。

    アメリカでは平均余命10年以下の人にはがん検診は不要としている。
    ある日気が付いたらいき

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    2018年04月28日