菊池たけしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ良い話やなぁ…。
正直、結末については予想通りになってしまったので、残念ではあるのですが。
クライマックスに至るまでの展開が熱い。小さいエピソードを重ねて世界の危機がどうのという話だけではなく、家族や大事な人を守る、意志を継ぐ物語に仕上げていく過程が実にいいなぁ、と。ライブ感といいますか、これぞTRPGの醍醐味。
あと単純に、PC全員に見せ場があるのもよかったですね。
ルーチェ・ベルダーは当然としても、アモーレ、そしてザジまで何やら美味しい立ち位置に。相変わらずカッコイイところは外さないなぁ、かわたなw
色々伏線も回収し(ゴブリンとかw)、充実したシリーズ最終巻だったと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ新シリーズ開始。王道リプレイを目指す、か。PC1(主役)には初心者の声優さん、その相方にも初心者という鉄壁の初心者向けリプレイ…。
…初心者詐欺にもほどがあるけどなw
初心者の皮を被ったガチゲーマー、ベルダーの中の人が酷過ぎる(良い意味で)。
初心者のくせにルールブック読み込んで強キャラ作るわ、完璧な戦術組んで勝利するわ、変態だわ…絶対素人じゃないよ、この人w
でも初心者なんだけど(証拠はない)。
そんなわけでとにかくベルダーが全部もってっちゃった感が強くてどうしたもんだか(苦笑)。
とはいえ、「ゲームの進行役」としてのGMの心境やシナリオメイクの要点なども合間合間に挟まれ、確かに初心 -
Posted by ブクログ
新人GMをむかえてのリプレイ……とはいうものの、このGM、ライターとしては新人でも、あの大竹部長の下で3年もの間、修業を重ねてきた猛者で、危なげないマスタリングでセッションを進めています。
「これじゃ新人を持ってきた意味はないんじゃないか」とさえ思いましたが、はたと気づきました。
FEARリプレイに付き物の、プレイヤーのむちゃぶり・妄言の類がまったくありません。
そうか、これは新人GMを迎えたときの、プレイヤーの姿勢の例示なのか。いつもは目茶苦茶やってGMの対応能力の限界に挑戦しているようなFEARの面々でも、新人GM相手なら節度を守る、ということを、劣化田中天プレイをする層に見せるべく書かれ -
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Posted by ブクログ
天然ぽんこつツンデレ大魔王、単なるTRPGのボスキャラから妙な存在感でキャラ立ちした、皆の愛すべきベール=ゼファーによる世界滅亡計画。
4人の作家が70ページ程度でベルちゃんに世界征服をさせようとしますが・・・という短編集。
結果的に失敗するのは、いつものことでもあり解っているのですが、幕間のリオンとのやり取りも、前回のノベルで登場した際と同様、楽しめました。
タイトルどおり2ndEdition準拠ですので、対となる(?)アンゼロットは出てきませんが、これまでのリプレイやノベル、果てはコミックからのゲストキャラが世界の滅亡を賭けて参戦します。
それでも主役をベルに当てているわけでして、ウィザー -