三田村蕗子のレビュー一覧

コスメ好きさんなら誰もが読んでほしい一冊。著者はマーケティング、出版社勤務経験を持つ女性。コスメの流行や女性心理、わたしが気になる成分のことも触れてある。著者は決して成分絶賛者ではない（むしろ逆）がとても参考になる意見だった。面白い！

夢見がちなリアリストのための付加価値ビジネス。(ビジネスの面のみに特化すると)化粧品って、まさにその通りだ。

［　内容　］
奈良の女帝から平成のコギャルまで、いつの世も女たちは美を追い求めてきた。
華やかな宣伝と魅力的なパッケージによって、時には純金より高価でも、人類の半数を惹きつけてやまない化粧品。
水面下では、貪欲で気まぐれな消費者とメーカー、小売店の熾烈な知恵比べが繰り広げられる業界でもある。
「美白...続きを読む」「ガングロ」「目力」など身近なキーワードを通じて、世相を映し流行を生みだす化粧品世界の舞台裏に迫る。

［　目次　］
第１章　色の白いは七難隠す
第２章　見果てぬ夢―落ちない口紅
第３章　「目力」への情熱
第４章　ナチュラルという呪文
第５章　過熱する不老願望
第６章　百貨店の舞台裏
第７章　華麗なる情報戦

［　ＰＯＰ　］


［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］


［　参考となる書評　］

旅行、行きたいなあ。
スーツケースを詰めるときのワクワク感、覚えています。
またあのワクワクを感じたいなぁ。

いつか旅行に行けるようになった時のために、読んでみた。
スーツケースに詰め込んだり
バックパックを背負ったり、あぁ旅に行きたい！

女性向けの本だ。
それもスーツケースを使うような旅行をする人向けだ。
旅行先でどのような服装で行動するかそこがポイントだろう。

当方も旅行が好きである。
スーツケースの整理に時間を要する。特に旅行先では、素早く動きたい。

スーツケースは、軽めにせよ　というのは、ご指摘の通りである。

最近、2週...続きを読む間ほど日本を旅していた海外からのご夫妻、白馬でスキーを楽しんだ
と話していたが、スーツケースは、コンパクトにまとめていた。
スキー道具は現地調達だと言ってた。

見倣わなければならない。

砂漠やリゾートなどの行先によって必要な持ち物や便利グッズ、ジャケットの畳み方や液漏れ防止策など、参考にしたいことがいくつもあった。

テーマがスーツケースなだけあって、いくつかのスーツケースの紹介があったのも興味深い。
スーツケースは日々進化しているそうだ。何より重さが全然違うらしい。
なかなか壊れ...続きを読むないので買い換えるつもりはなかったが、今度旅に出るときは買い換えるのもありかと思った。
巻末に持ち物リストがあるのもありがたい。

スーツケース選びのポイントがかなり細かく掲載されていて、これから購入される方は参考になると思います。液体が漏れない方法は試してみたいです。

旅慣れた人やスタイルが決まっている人としては 確認かな？と思いましたが、新しい何かを期待して購入しました。
スーツケースの関してとはいえ 旅に対する考え方が参考になりました。

アイリスオーヤマって何の会社？中身が分かる収納ケースは有名ですが、LEDは国内シェア20％他に家具、化粧品等の事業もしているんです。特徴はSamsungにも匹敵する開発スピード!!自前主義を貫き、自動倉庫をはじめ、社内システムもすべて自前で構築、個別原価計算による数値化の徹底により、個人の貢献も一目...続きを読む瞭然、ユーザにも社員にも分かり易い会社であり続けることが大事だそうです。怠け者には・・・です(^^;

化粧品に対する女性の視線や業界の裏話など化粧品と化粧品業界への興味をひく内容となっている。ひとうひとつのテーマに深く追求しているわけではないので、ここからは化粧品ビジネスのもっと詳細なものを読んでみたい。

宣伝にお金かけすぎだろう……と原価を知ると詐欺としか思えない値段に涙が出ます。女性がメイクにかける情熱と欲望って凄い。