佐藤孝弘のレビュー一覧

  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか

    Posted by ブクログ

     M&Aが国を富ませるという理屈をやりとりしてる本。岩井先生の会社論の要点が、ほどよく散りばめられており、なるほど感が高かった。

     以下は、その要点。

    <モノとしての会社>
    ・モノ=商品としてみた場合の株式固有の性質は、「議決権」が含まれている点。

    ・総会議決権の中で最も重要なのは、取締役の選任、解任の権利。

    ・敵対的買収は、この支配権を巡る争い。だから防衛策も、授権資本制度から派生する仕組みを活かして、敵対敵対買収者の持株比率を低下させるという点は共通。

    ・新株発行の決定は取締役会決議事項。ただし、発行可能株式総数の範囲で。

    ・誰にどれだけ割り当てるかも原則として取締役会

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    2022年07月20日
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか

    Posted by ブクログ

    会社とは何か、とい事から始まり
    M&Aに関するルールを提言する。
    もう少し勉強した上で読めば面白いと思う。

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    2010年12月21日
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか

    Posted by ブクログ

    M&A目的は、会社の生産性を挙げることというテーゼに沿って、新しいM&A規制を提案する本。M&Aルールなんて歴史の産物だから、頭で考えてこうやったら良いっていう制度を作っても、実際うまく動くかどうかはわからないと思うけどね。

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    2010年02月14日
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか

    Posted by ブクログ

    岩井克人の新しい本。「良い会社買収」を「良い経営者を選ぶこと」と定義し、「良い経営者」とは株主のみならず社会全体に良い影響を及ぼしていく経営者という観点から、M&Aの制度づくりを論じている。前提として、著者の「会社はだれのものか」「会社はこれからどうなるのか」を下敷きとしている印象があり、「会社は株主だけのものではない」という点からスタートしているようだ。

    ハードカバーで分厚いものの、論点は明確。恥ずかしながら会社法や証取法などの知識が絶無なので、「ほぉ、そうなのか。そうかもね」程度の理解だったが、今後勉強を積んで読み返してみると示唆が多いのかもしれない。第5章だけを読んでも十分。あ

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    2009年10月04日