佐藤孝弘のレビュー一覧

  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか
     M&Aが国を富ませるという理屈をやりとりしてる本。岩井先生の会社論の要点が、ほどよく散りばめられており、なるほど感が高かった。

     以下は、その要点。

    <モノとしての会社>
    ・モノ=商品としてみた場合の株式固有の性質は、「議決権」が含まれている点。

    ・総会議決権の中で最も重要なのは、取締役の選...続きを読む
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか
    会社とは何か、とい事から始まり
    M&Aに関するルールを提言する。
    もう少し勉強した上で読めば面白いと思う。
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか
    M&A目的は、会社の生産性を挙げることというテーゼに沿って、新しいM&A規制を提案する本。M&Aルールなんて歴史の産物だから、頭で考えてこうやったら良いっていう制度を作っても、実際うまく動くかどうかはわからないと思うけどね。
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか
    岩井克人の新しい本。「良い会社買収」を「良い経営者を選ぶこと」と定義し、「良い経営者」とは株主のみならず社会全体に良い影響を及ぼしていく経営者という観点から、M&Aの制度づくりを論じている。前提として、著者の「会社はだれのものか」「会社はこれからどうなるのか」を下敷きとしている印象があり、「会社は株...続きを読む