村田晃嗣のレビュー一覧
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題名の通り、アメリカ政治とハリウッドの関係史であり、「セレブ政治」の流れの中で、ハリウッドと大統領の距離感が描かれている。ハリウッド自体は歴史的経緯もあり、リベラルよりである中、商売自体は別との印象か。トランプはどうなるのだろうか? あと、著者の映画知識にはただただ脱帽。Posted by ブクログ
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個人的に興味あるテーマの書籍。最後までグイグイと引き込まれた。ハリウッド映画と政治(大統領制)の関連の歴史約100年を手際よく整理されていて、最新の映画「バイス」まで紹介されている。第6章における、レーガンとトランプが「アメリカを再び偉大にする」というキャッチフレーズ自体は共通しているものの、その...続きを読むPosted by ブクログ
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レーガン大統領の伝記、今まで無かったのが不思議だよ。とはいえ逆に亡くなってから執筆されているので、レーガン退場後のレーガンの影響まで体系的にシルされている。ニクソン辞任後、オバマ当選までレーガンの時代か。なるほど納得Posted by ブクログ
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普通に面白かったです。
「レーガンは過去と未来と架橋しながら、平均的なアメリカ人を代表しうる包括性を持ち、その上、アメリカ社会
の矛盾や二面性を象徴していた。」というまとめにはなるほどとうなずけた。
全体を通して意外と?レーガンについて客観的に書かれていたので逆にびっくり。
村田先生こんなにバラン...続きを読むPosted by ブクログ -
20220508014
さまざまな要因が複雑に絡み合って現在が構築されている。過去の歴史を振り返って、それを物差しに今後の選択肢を増やしていく必要がある。全てのことに絶対などはない。Posted by ブクログ -
レーガン - いかにして「アメリカの偶像」となったか (中公新書) 新書 – 2011/11/24
現代史を知る上で熟知すべき人物
2013年5月13日記述
同志社大学法学部教授村の村田晃嗣氏の著作。
朝まで生テレビ等で早口でしゃべる姿が印象的な人物。
10年以上続いた同志社大学学長の八田英二氏...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカ=唯一の超大国という貧困なイメージしか持っていなかったが、外交史を通して、苦悩してきた様が垣間見えた。日本の方向性を探る上でも、示唆的な部分が多々ある。偏見を正し、歴史から学ぶ姿勢すら持てるようになった。
・アメリカの国防予算は一国だけで、世界の軍事費の40~45%を占め、2位から11位ま...続きを読むPosted by ブクログ -
建国からイラク戦争までのアメリカ外交を時の大統領の政策・その背景にある思想を基に考察している。アメリカ外交入門書として優れた本といえる。Posted by ブクログ
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生誕百周年の昨年出た評伝。中公新書は良質の評伝が多く,どれも読みごたえがあって外れが少ないが,本書も良かった。アメリカ大衆文化の変遷を体現した偉大な大統領。
戦後のアメリカ大統領で人々の記憶にもっとも残るのが,ケネディとレーガン。二人ともアイルランド系だけど,対照的。レーガンの父は6歳で孤児とな...続きを読むPosted by ブクログ -
同志社大学法学部教授(アメリカ外交史)の村田晃司(1964-)による、第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガン(Ronald Wilson Reagan; 1911-2004)の評伝。
【構成】
第1章 マーク・トウェインの世界
第2章 「心の劇場」から「夢の工場」へ
第3章 レーガン都へ行く
第...続きを読むPosted by ブクログ -
レーガン大統領の評伝。近所の本屋の売り上げランキング上位だったので購入。
軽い口当たりで一般的な歴史に関する知識があれば読めた。
レーガン大統領の時代を中心にした保守優位の時代を「レーガン時代」として、結びつけることで、直近のアメリカの政治状況と1980年代の結びつきはわかりやすくなっていたと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
レーガンの評伝。生い立ちから学生時代、アナウンサー/役者時代、そして大統領時代から死後にいたるまでを展望できる。よくまとまっておりレーガンの人柄と、時節ごとの出来事、関係者とのつながりを理解しやすい。その分個々の出来事に関しては内容が薄いが、新書にそこまで求めるのは酷か。イラン・コントラ事件など興味...続きを読むPosted by ブクログ
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「日本初のレーガン元大統領の評伝」というのが表向きの顔。
70年~80年代のアメリカ史からレーガンの政界立志伝について具にまとめられています。
政策の評価も作者には珍しく?中立的なのも好感。
一方、裏向きの顔はレーガンから見るアメリカ文化史。
特にレーガンの出演した映画についての説明も細やかなのに...続きを読むPosted by ブクログ -
外交に関しては、これまで関心が薄かったが、政府の外交姿勢にも、それに対する世の中の批判にも、納得がいかないので、自分の考えを整理するために、何か良い入門書が無いかと思い手に取った本。
アメリカ外交の潮流を、①北東部の利害を代表して国際通商を重視する海洋国家志向の「ハミルト二アン」、②国内の安定、発展...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビ番組にも出演する同志社大学法学研究科の村田晃嗣教授が書く、よくも悪くもお手軽な20世紀アメリカ外交史の概説である。
先に佐々木卓也編『戦後アメリカ外交史』(有斐閣アルマ)を読んでしまうと、本書の内容にはいささか不満を感じてしまう。
『戦後アメリカ外交史』は大学の教科書として書かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
「ブッシュ外交」への感情論、アメリカ「帝国」論議を超える外交・国際問題を学ぶための最良の教科書。
[ 目次 ]
第1章 アメリカ外交を見る眼
第2章 建国から大国へ
第3章 二つの世界大戦―内向的な大国
第4章 冷戦の起源と本格化―超大国の自覚化
第5章 冷戦の変容―ベトナム戦争とデ...続きを読むPosted by ブクログ -
「朝まで生テレビ」などで“アメリカ=悪”で議論をする論客に鋭い指摘をし、最近メディアでよく見かけるアメリカの外交・安全保障が専門の著者が建国以来のアメリカ外交を語ってくれます。著者は歴代大統領をウォルター=ミードにならって「ハミルトニアン」「ジェファソニアン」「ウィルソニアン」「ジャクソニアン」の四...続きを読むPosted by ブクログ
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わかったようなわからないような
vs
とした割にはそれぞれの事項を並べるだけで比較などが足りないと思うPosted by ブクログ -
「アイデンティティポリティクス」、「ステイタスポリティクス」、「情報のニッチ化」、「孤立主義」、「衰退論」の観点からトランプの登場を分析しつつ、歴史のアナロジー、「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」というマークトゥウェインの言葉を引用しつながら大局を見て、トランプとバイデンの共通点と差異をまとめた良書...続きを読むPosted by ブクログ
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お手軽なアメリカ外交概論という感じ。
ただアメリカ外交をよく知らない私でもちょっと物足りない気が。。
経済思想や宗教などもからめたものも読んでみたいかな。Posted by ブクログ