加藤一二三のレビュー一覧

  • ひふみん×もぎけん ほがらか脳のすすめ 誰でもなれる天才脳の秘密

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    モーツァルト
    ピアノ協奏曲第二十番 対局前
    ピアノ協奏曲第二十二番
    レクイエム
    戴冠ミサ
    バイオリン協奏曲第三番 スランプ脱出

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    2025年08月03日
  • 羽生善治論 「天才」とは何か

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    羽生さんのことも加藤一二三さんのことも、
    お名前と何となくの功績を知っているだけでしたが、
    読みやすく、何故だか読み終わった後はほっこりした気分でした。

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    2023年01月23日
  • 羽生善治論 「天才」とは何か

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    非常に理路整然とした文章で分かりやすかった。

    内容も古今東西これほどに羽生善治像に迫った著作はないだろう。一流棋士同士だからこそ分かることが多い上に一流棋士であれば他の棋士を論評するなどは通常ないからである。加藤一二三だからこそ書けた名著である。

    羽生善治論と言いつつも半分は著者の自己称賛となっているがこれは加藤一二三であれば当然そうなる。逆に半分は羽生善治の話をちゃんとしてるということがすごい。

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    2013年12月29日
  • 羽生善治論 「天才」とは何か

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    ひふみんが羽生さんをだしに自分がいかに天才かをこれでもかと語る。
    なにせ出だしが、かつて私は、「神武以来の天才」と呼ばれた。だ
    奥ゆかしいひふみんは自分のことを「天才」といったこともない。もしかしたら家の中では言っているかもしれないが、少なくとも外ではない。
    ただ思ったことはある。掛け値なしに、虚心坦懐に、謙虚に自分の将棋を見つめた結果「天才」!と思ってみたのだそうだ。

    じつは大山康晴に「加藤一二三は大天才である」と言われたことがある。(中略)そこで問題は、羽生さんを「大天才」と呼べるかどうか、ということである。(中略)羽生さんは「秀才型の天才」だと私は見ている。ここで言う秀才型は研究がスタ

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    2013年07月18日
  • 羽生善治論 「天才」とは何か

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    最近、将棋が面白くなって来た。

    自分のレベルというのは、小学生でも勝つ事はできないかもしれないくらい弱いと思う。昔からNHKの将棋中継を観るのは好きだったし、将棋の盤面の変化を眺めるのは好きだった。

    最近は便利な世の中となり、インターネットで、昔の対局を観る事が出来たりする。そうすると、昔は意味がわからなかった指し手の意図がおぼろげではあるけれど、なるほどと思える様にはなって来た。

    特に加藤一二三九段と羽生善治四段(当時)の対局は、米長九段の解説の叫び声が今でも印象に残っている。ド素人でさえあの対局が凄かったと感じる事が出来たけど、その当事者である加藤一二三九段は対する羽生善治氏に対して

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    2013年05月14日
  • 将棋名人血風録 奇人・変人・超人

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    グーグルで「5二銀」という三文字を検索すると、そこにズラッと並ぶのは、羽生善治が五段時代の1988年にNHK杯で加藤一二三と対戦した時の「伝説の鬼手」5二銀の話である(動画も多々あり)。
    しかし本書「将棋名人血風録」において著者の加藤は言う、この手は確かに妙手ではあるが奨励会の二・三段でもちょっと考えれば思いつく、したがってあの5二銀をもって羽生を天才と呼んでは羽生が可哀想である、と。
    この加藤の指摘が負惜しみではないことは、本書全体に一貫している加藤の謙虚な生真面目さから分かる。とにかく真面目な人である。
    その一方で、加藤のその生真面目さ・愚直さに起因する天然ボケ?ぶりも、本書中に遺憾なく発

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    2012年06月27日
  • 将棋名人血風録 奇人・変人・超人

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    昔の将棋の世界には変わった人が多いが、その中でも加藤一二三九段は、トップクラスの変人の一人である。滝を止めたとか、対局相手に向かってストーブを全開にしたとか、うな重しか食べないとか、ネクタイが長すぎるとか、対局者の後ろに回り込んで独り言をつぶやきながら検討を始めるとか、アレなエピソードを並べ始めると、もうどうにも止まらない。いくつかについては、本人にも自覚はあるらしく、本著の中で釈明していたりもするのだが、それがなんとも腑に落ちない。明かされた理由が、本人以外にわかる理由になっていないのである。
    そんな一二三九段は、有名な棒銀原理主義者でもある。本書にも、棒銀について述べた箇所がいくつかあるの

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    2012年06月19日
  • 将棋名人血風録 奇人・変人・超人

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    加藤九段の熱い想いを時折挟みながらの名人戦の歴史を学べます。サブタイトルを見たとき、思わず吹き出しそうになりましたが、あまりにも面白い内容だったので、一気に読み終えてしまいました。

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    2012年06月10日
  • 将棋名人血風録 奇人・変人・超人

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    勝負師は何事においても勝負の場で譲ってはならない。そして、自分の実力以上の力は信仰によって得る。自らが同じ形の将棋を指し続けるのは芸術作品を作るため、だが、多くの棋士は色々な形でドラマを作ってきた。それを「対戦相手」として分析している。ひふみんが「自分語り」を極力抑えて、かつ、たくさんの棋士仲間・先輩・後輩への敬意を表現した至高の一冊。3時間あれば読み切れます。
    とりあえず、「あと何分?」

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    2012年05月14日
  • 求道心 誰も語れない将棋天才列伝

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    ネタバレ

    バラエティでも有名なヒフミンこと加藤一二三。彼は18歳でA級八段となった《神武以来の天才》《秒読みの神様》と称された将棋界のレジェンドです。
    本書は将棋の歴史がコンパクトにまとめられた良書です。
    以下は、私の備忘録。
    ・一世名人 大橋宗桂(1612年)
    ・三世名人 伊藤宗看
    ・以降、大橋家と伊藤家の子孫が名人を世襲
    ・九世名人 大橋宗英は江戸時代最強
    ・実力11段 天野宗歩
    ・13世名人関根金次郎と阪田三吉のライバル関係
    ・関根の東京将棋連盟設立(1925年)と実力制名人の導入(1935年)
    ・将棋界を二分した神田事件(神田辰之助)
    ・初代実力制名人は木村義雄
    ・現代の棋士系譜は、関根系列門下

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    2025年03月15日
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?

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    中学生棋士である加藤一二三と渡辺明の考え方や将棋感を綴った一冊。

    2人の対談も含めて勉強になった。

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    2025年02月23日
  • ひふみん×もぎけん ほがらか脳のすすめ 誰でもなれる天才脳の秘密

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    ネタバレ

    結局、人間は、人間同士の対戦にしか興味がないというか、生身の人間の持っている人間、臭さや息遣いに、人は魅力を感じるんだなと
    計るは人、成すは神。だから、最後は神様に祈り、委ねます
    クラシックの名曲は集中して聴くことで、心が動かされたり、刺激を受けたりすると思う
    人は快活が良い、快活と言うのは神の存在を内に秘めている結果だ
    起こってしまった事は起こってしまったことで受け入れるしかない。人生は常に今、ここから、最善の手を指していくしかない
    映画エブエブ、TAR/ター

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    2024年11月21日
  • 感情の整理術123 62年現役を貫けた秘訣

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    主語が「わたくし」なので、
    どうしてもモノマネして読んでしまう笑
    でも、そうすることで、
    この平易な文章が、
    とても味わい深いものになっている、と
    わたくしは思います。

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    2023年03月17日
  • 将棋名人血風録 奇人・変人・超人

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    ゴミ、ハエと口喧嘩をする名人、対局室の冷房の温度を譲らない名人、将棋の強さは疑いようのない名人たちの、ほんとかな?と疑ってしまうような人間味のあるエピソードが詰まっている。
    しかしその信念を貫く姿勢や勝負絵の執念が、名人たる所以なのだと納得してしまう。

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    2022年08月24日
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?

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    加藤一二三と渡辺明のインタビュー、対談。
    どちらもデビューが中学生の天才棋士。

    インタビューも個性がでていて面白い。
    渡辺明は論理的に分析している。
    加藤一二三は達観した哲学者のよう。

    インタビューの言葉に垣間見れる、厳しい世界。
    ____

    一四歳でプロになるような人間は、初段、二段、三段と進んでいく間には一手を指すのに三分以上考えるようなことはまずない。プロになるだけの資質があるならそれができる。逆にいえば、子どもの頃から一手一手、長く考えているようでは、プロにはなれないということだ。
    (加藤一二三)
    ____
    プロ棋士になれるような子は、将棋を覚えた直後からその片鱗を見せるものだ。そ

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    2021年02月21日
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?

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    加藤一二三さんと渡辺明さんが、それぞれの将棋観や昨今の将棋界のトレンドを語る内容。
    ひふみんは引退した今も将棋に対する並々ならぬ愛情や情熱、誇りが文章から溢れだしている。将棋の奥深さや魅力を感じる。
    渡辺明さんは文章に無駄がなくて、誰にでも分かりやすく言語化している。こちらは冷静に将棋を研究して向き合っているタイプなんだなと。
    藤井聡太さんを含めいろんなタイプの天才が将棋界の物語を作ってきたことがわかりとても楽しかった。

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    2020年09月27日
  • 感情の整理術123 62年現役を貫けた秘訣

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    ところどころに聖書の教えが書いてありました。
    ひふみんには聖書の言葉を軸にして生活することが自然なんだなって思いました。
    勉強して、頭でわかってるだけとは全然違いました。
    また、これまで対局した棋士の話も面白かったです。

    ところで、怒らない、イライラしない、ってどうしたらできるようになるのだろう…

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    2019年12月03日
  • 鬼才伝説 私の将棋風雲録

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    最近の将棋ブームの礎を築いた功労者。
    メディアに出るのも、ブームで終わらせないために、尽力されているのだと思う。

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    2018年07月24日
  • 老いと勝負と信仰と

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    加藤一二三九段がまだひふみんとして人気を博す前に書かれた新書。思っていたよりかなり本気のクリスチャンぶりにびっくり。同じカトリックとして興味深く読みました。将棋についての解説は今ひとつ分からなかったのですが、聖書をしっかり読み込んでおられたりクラシック音楽への造詣の深さなど意外なひふみんがたくさんでした。家族をとても大切にされているんだなあと微笑ましかったです。「老い」については付け足したタイトル感がありました。

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    2018年06月12日
  • 羽生善治論 「天才」とは何か

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    羽生善治棋聖が今期竜王戦であと一勝すると永世七冠というタイミングで読んだ。羽生棋聖について書かれているが、そこは加藤九段、自己主張も忘れない。羽生棋聖の人柄のよさにもきちんと触れているし、自分もすごいよ、というのも語られている。

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    2017年11月29日