高橋みどりのレビュー一覧
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ヨーガン レールという会社の社員食堂のメニューを、1年間にわたって記録した本。
この社員食堂は、ベジタリアンメニューのみ扱っているということです。
(ベジにもいろいろありますが、ここでは卵やバターは利用可…という考えで運用されているようです)
私は特にベジ主義というわけではありませんが、1皿に5品くらいのおかずを盛り付ける方法や、野菜の調理方法がさまざまなのに惹かれて、お弁当のおかずがマンネリになったときによく読み返します。
レシピが細かく載っているわけではないので、「あ、この野菜とあの野菜は一緒に炒めるとおいしいんだな」みたいな確認に使います(笑)。
マクロビではおなじみの車麩も随所に登 -
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あるファッションブランドの社員食堂。
川のせせらぎが聞こえ、緑に囲まれ、
窓からはたっぷりと太陽の光が差し込む。
そんなのんびりと気持ちの良い食堂で食べるランチは、
体に優しくて、センスの良いベジタリアンメニュー。
この社員食堂に並々ならぬ興味を抱いた
フードスタイリストの手により
一年の献立の記録がまとめられたのが本著である。
まず、野菜だけでこんなにバリエーション豊かな料理を表現、
メニューを展開出来る事に感動。
毎日カメラに収められた1枚のプレートの姿は、
穏やかで優しげ、そしてすっと背筋の伸びた佇まいで
食べる人間と対面する。
「体に良いものを」食べたいと思う社長の願い、
「 -
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アパレルメーカー・ヨーガンレールの社員食堂1年間の献立記録。
「ベジタリアンレストラン」は、気抜けの料理で値段だけが立派だった。菜食主義ってちょっと魅力的だと思いながら、魚もお肉も大好きな私としては続かないだろうなと倦厭、しかも野菜中心で献立を作るなんぞ手間隙と経済的にもムリムリ・・と思ってきた。
それがくつがえった!!
社員のための食堂で季節の野菜と卵、チーズ、バター、生クリーム、はちみつを使い約5品の献立。ごはんと手作りのヌカヅケもつく。なんと展示会会期中、社員食堂ではベジタリアン大皿料理が提供されるのだ。!!
安全で体によいものを食べたい思いはあるけれど、素敵な昼食を毎日しっかりとい -
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1年間のベジタリアンメニューというものを通読してみると、やはりコクが求められて生クリーム・チーズ・揚げ物が多くなるんだなぁと確信。特にキッシュが頻出するのは多人数に給するには最も効率的だからだろう。酒肴型人間なので、これ美味そう作ろう!というメニューはさほど多くなかったが、それでも読み終わった日の昼食は気分が影響され、十穀米を炊きごぼうの揚げたものを乗せたスパイスたっぷりの野菜カレー、となった。
レールさんは美食家ではなく、食べる行為自体にそれほど関心がないという。社食を作る前は決まった3件の店だけを順に使っていたとのこと。食=摂取。だからこそ社員食堂が必要だったというのがなるほどである。 -
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“「なぜ、ここに食堂を?」と聞けば、「この建物のなかで一番気持ちのいい場所がここだったから」と、そして「自分のために」と言うのでした。食堂への期待は、このことばでますます大きくふくらみました。残念ながら私たちはヨーガン レールの社員ではないから、行きたくても行くことはできないところ。食べたくても食べることはできない。だからこそのぞいてみたい。”
ヨーガン レールの社員食堂の一年間のその献立を簡単な作り方とカラー写真と共に紹介。
お、美味しそう……。
“*なぜ食堂はベジタリアンメニューなのですか
以前の昼食時、3店を巡っていたころに、ある1軒の店でとても嫌な経験をしました。いわゆる酸化した鶏