井戸まさえのレビュー一覧

  • 無戸籍の日本人
    ねほりんぱほりんという番組で知った、
    無戸籍者の実態をもっと知りたくて手に取った。

    読んでみると、さまざまな事例が挙げられていた。
    育児放棄や貧困が主な原因なんだろうと、無知な私が持っていたイメージよりもずっと根が深く、親や祖父母の代まで原因が遡るケースも。
    そのせいで、親子で無戸籍の連鎖が怒るケ...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    無戸籍で苦労している方々が少なくない事実は知らなかったし、大変驚いた。
    ストーリー性があってとても読みやすく、法律問題の説明もわかりやすい。
    法や政治に関する様々な本が、この本くらい読みやすければ、もっと色んな人(自分も含め)に政治に触れるきっかけができそうなんだがなあ。
  • 無戸籍の日本人
    小説かのようなストーリー性があり、とても読みやすかった。
    さらに内容に関しても小説、フィクションではないかと疑うようなものばかりで自身の無知さを実感した。
    無戸籍は遠いようで身近。そして身近であってはならない。そのための法制度や、戸籍の目的を今一度考え見直さなければいけない。
    誰しも生まれたくて生ま...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    難しい内容ですが、整理されていて大変読みやすかったです。
    これは年齢、性別問わず多くの人に読んでもらいたい本だと思いました。
  • 無戸籍の日本人
    無戸籍の日本人が存在する。様々なケースがあるけれど、最も多いと思われ、かつ本書でも中心的に取り上げているのが、民放772条が妨げになるもの。DNA鑑定で親子関係が判明するこの時代にあってなお、離婚後300日以内に生まれた子は婚姻中に懐胎したものと推定するという「嫡出の推定」なんてことがまかり通ってい...続きを読む
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント
    分かりやすい内容で政治についての理解が深まった一冊。 近年思うことは、難しい内容を簡単に話す力を持つ人ほど能力の高い人なんだなと改めて痛感。 私も専門分野を深掘りして簡単に話すことが出来るように基礎をおさらいする気持ちにさせてくれた内容です!
  • 子どもの教養の育て方
    なるほどなと思ったところ(抜粋)
    「高度な専門知識と経験を必要とする分野で、素人が嘴を挟んで事態が改善する可能性は皆無。」(p5)
    「子どもは反復で飽きない」(p81)
    「サムシング・グレート」、日本でいえば「お天道様が見ている」(p140)
    「悪い経験を小説を通じてさせてやる」(p221)
    教育の...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    あまりにも自分の生きてきた世界と違いすぎて唖然とした
    そんな多種多様な地獄ある?というエピソードばかり
    政治家の本音を知れたりやり口も学べるし色んな「世界」が覗けて有意義でした
    複数人のケースをザッピングしながら話が進むので少し読書の間をあけると記憶容量が極小の私は この人どのケースの方だったっけ?...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    なるほどな、民法772条か。特に貧困やら親がいい加減だったりしなくても、現夫の名前では出生届が受理されずに無戸籍になるパターンがあるんだ。よくわかってなかった。俺みたいな素人が考えても、誰かが生まれた時に戸籍の無いままで放置しておくことと、整合性の取られた出生届と、どっちが大事なんだよバカか?と思う...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    離婚後300日以内に生まれた子供は前夫の籍に入る。たとえ再婚後早産で生まれたとしても。
    それが受け入れられず、出生届を出さずに無戸籍となる子供がいる。それはテレビで見て知っていた。しかし無戸籍になるのは様々な理由があり人数もかなりいる、というのが衝撃的だった。
    戸籍がないから実態が把握できない。生き...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    久々のノンフィクション。

    とても重く深いテーマを、読みやすい文章で
    分かりやすく伝えてくれる一冊。
    様々な理由で「戸籍がない」まま生きてきた人々の、
    理不尽に苦労をせざるを得ない暮らしぶりに泣ける。

    役所も政治家も「世間様」も、基本は「親が悪い」と。
    だが、明治に制定された民法の規定が、
    百年以...続きを読む
  • 子どもの教養の育て方
    知識人として有名な著者との対談形式の教養本。今までにない観点で、教養の育て方を考えられて興味深い。子供に対してだけでなく、大人も子育てをする上での注意点がわかる一冊
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント
     さくっと読めて、深い内容。
     特に私のように政治法律関係に疎い(が、いま勉強しないといけない)人間には面白かった。


    <ほんとうの市民社会の論理>
     国民は政治をやらないで「欲望」を追求するんです。経済活動なり、文化活動なりの欲望を追求する。それで税金を納める。それによって社会が発展していくんだ...続きを読む
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント
    作家の佐藤優氏と政治家の井戸まさえ氏のお二人が小学校の社会科の教科書を使って政治についての基礎知識とお互いの知識経験から裏側までを解説した一冊。

    お互いに佐藤氏は知識面で井戸氏は実績面での角度から政治に精通しているので読んでいて基本的な知識はもちろんながらもっと深いところや裏側の真実にまで知ること...続きを読む
  • 無戸籍の日本人
    ふとしたことで戸籍の無い人が居ることを知りこの本を購入した。
    全く意識したことがないことで予想外の驚きだった。
    ドキュメンタリーだけに事実の表面をすくい取ったりオブラートをかけたりしながら書いたのだろうと苦衷がしのばれる一作だろう。文章が上手。
    後半は著者の政治家としてのPRめいた部分が多くて少しひ...続きを読む
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント
    新聞読んで時間がかかるのはやっぱり基礎がぽつぽつ抜けているから。。。ということで読みました。ただいまいろいろ基礎仕入れ中です。

    さくさく読めるし、大人の社会ということで裏側も知れておもしろい。たださくっと読んだのであまり記憶に残っていないな。まさかの公民の参考書で今勉強しているので、終わったらもう...続きを読む
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント
    小6社会科の教科書が教える表の社会科と、元外務省主任分析官の作家と経済ジャーナリスト出身の政治家の著者二人の経験も含めた裏の社会科。国会、内閣、裁判所、憲法、三権分立、税金、選挙について、基礎的な知識と興味深いうがった見方も含めた教養に触れることができる。
    もちろん著者の立場から本書の情報にも偏向は...続きを読む
  • 子どもの教養の育て方
    今の子供たちは,生まれたときからゲームや携帯電話があって,誘惑に打ち勝つのに本当に大変だなと思います。

    本を読む楽しみを教えてくれた両親には感謝。
    自分の子供に面白いことはゲームだけじゃないんだと教えてあげたいです。
  • 子どもの教養の育て方
    作家、佐藤優氏にとって初めての育児教育本です。対談がメインで、その相手は5人の子どもの母親である元衆議院議員の井戸まきえさんとによるもので、段階を踏んだ解説がとても参考になるものでございました。

    本書は「知の怪物」の異名を持つ作家、佐藤優氏と、自らも5人の子供を持つ母親である元衆議院議員の井戸まき...続きを読む
  • 子どもの教養の育て方
    当たり前のことを当たり前にやる。
    わかってはいるけどこれが難しい。
    でも子供のためにやらなきゃいけません。
    メンタルを鍛えましょう。