金田榮路のレビュー一覧
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この本だけでも独立はしているのだけど、前巻である『廃墟の中のジン』を読んでこそ楽しめる1冊です。前巻の世界から約30年の歳月が流れています。レンやジャックをはじめとする思い入れのある人たちの成長した姿がみれ、前巻を読んでからそれほど経っていないのにとても懐かしい気持ちになりました。
私にとっての見所は外敵との戦いよりも、ジンの内面の戦いでした。
死によるとてつもない恐怖により、ジンは戦う強靭な意志を失っていました。仕方がないとは思いながらも、こんなの私の知ってるジンじゃない、とショックでした。けれどライシンの話を聞いてジンの強さとは何かを思い出しました。
ジンの強さは "弱さ故の強さ" です。ジンは、ただみんなに頼られて、応援されるような英雄ではなく、一緒に力を合わせて戦いたいと思うようなリーダーです。優しい彼が、大切な人を傷つけたくないと思う気持ちこそが彼の強さの根源でした。転生した彼が皆に言われるような英雄の力を求めた時点で既に間違っていたのです。登場人物への思い入れがかなり深かったこともあり、とても楽しめました。 -
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金田さんの絵が存分に堪能できてもうそれだけで大満足←
今回の奇跡認定は「預言者の腐らない死体」
次々と未来の出来事を予言していた男が死んだが
その死体はどんな劣悪な環境下に保管されていても
一向に腐敗の兆しが見えないという
調査のためアフリカへと向かった
平賀とロベルト
早速死体の検分を始めた二人だったが
死体と遭遇してからどうも、ロベルトの様子がおかしくなり…
はかどらない調査を続けるなか、
教会の人間が恐れる土着宗教の祭が始まってしまう
それは、異教徒の生贄を神に捧げるもので——
*
相変わらず説明パートが強めに挿入されてる感はあったけど、
1巻より更に動きや表情が良くなっていて
上から目線で恐縮ですが
金田さん…うまくなっていってるじゃん!!
と感動しました
いや〜ほんともう
余すところなく金田さんの絵で埋まっていて
至福!!! -
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真・女神転生の世界でありながら、ゲームとは全く違うオリジナルのストーリー。メガテンシリーズを1つとしてやっていない私でも、充分過ぎるほどに楽しむことができました。思わずゲームをやってみたいと思うほどに。プレイをしたことのある人にも、ない人にもお勧めしたい1冊です。
等身大の登場人物たちには共感を覚えます。絶大な力を持つ勇者でないからこそ、怖くてたまらない時もあるし、逃げ出したくなることだってある。それでも、まだ年端もいかない子供たちでさえ、自分達の楽園を守ろうと、仲間のためにと踏ん張る健気さに感じ入ります。そんな子供たちをよそに、権力争いを繰り返す大人には言葉もないけれど。
悪魔にさえ同族を思いやる気持ちがあるのに、力を合わせなければならない時でさえ人間は同族で争いを繰り返している。俺たち人間は悪魔よりも劣るものなのか?というジンの悲痛な想いが辛かったです。最後がちょっとあっけなかったかなとは思うけど、悪魔との交渉の場面などは楽しめたし、かなり満足です。 -
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気分屋。が初めて吉村 夜作品に出会った記念すべき作品。
この小説を買わなければ、気分屋。は吉村 夜作品と出会う事もなかったでしょう。
で、この小説の内容は完全オリジナルストーリー。
ですが、メガテニストならば読んでも損無し!と気分屋。は声を大にして叫びたいです。
好き嫌いあると思うんですが、メガテニストが書いてる事だけあって、内容はゲーム同等の濃い内容です。
これ、5回以上は読んでるのに、ついつい泣いてしまうんですよね。
一人の少年の生き様が、凄く凄くカッコいいというのはおかしいんですが・・・・。
人類冬の時代の中、自分も辛い境遇であるにもかかわらず、大切な仲間や愛しい少女を守る為、自分が苦しくとも戦っていく姿。
なんか、もうこれ書いてるだけで泣きそうです(苦笑)
それぐらい、なんかメガテンらしいもう一つの世界ですよ!
それと、主人公ジンの仲魔にオルトロスが、ずっと居るんですよねv v v
基本的にケルベロスをメインの仲魔に据えてる小説とかが多いんですが、あえてのオルトロスですよ!
ケルと同様カッコいいです!そんでもって可愛いです!←おい
それと、ピクシーも出てくる!
無論、ピクシーも可愛いですよー!←落ち着け
とりあえずですね、ゲームやった事のない人でも、是非読んで欲しい。
自他共に認めているメガテニストである吉村 夜氏が書くメガテン小説は、メガテニストがついついニヤリしてしまう部分が多いですから。
気分屋。的には、本当にオススメです。