榊原正幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読めてよかった本。
人柄のいいおじさん、という印象を受けた。
最終章は実体験から基づくもので
説得力がある。
知らなかったことも多かったので
著者の他の本読んでみたい
◎なぜ億万長者は「好んで」借金をするのか?
・返せる借金なら◎
・不動産投資をする場合でも、自己資本比率は40%以上にする
(自己居住のための住宅ローンを組む場合は20%を切らないようにする)
・インフレ対抗力のある資産で身を守る
①優良起業の株式
②優良は不動産
×タワマン
③金地金
(金を貯めておく)
④外貨建て資産
自分が好きな趣味の外国製品を買って持っておく
※自己資本比率…総資産に対する自己資本の比率
純資産(現金など手持ち)÷自己資本(借金も含めた資産)
★メモ欄に計算
・駅近物件(徒歩5分)は借金してでも買う価値はある(タワマンNG)…希少物件だから
・優良な不動産が借入金の金利の分(+固定資産税負担と引越し費用2回分)以上にインフレになるならば、
借金しても買うべき
・インフレ経済下では、家は借りるより買った方が決定的に有利
・世界的にインフレはよくある。
30年続く日本のデフレの方が稀
・人生には「使用権」が大事だが、インフレに負けないように有料な資産を「所有」することに意味がある
・今の日本は金利を上げられない国
・変動金利vs固定金利
→固定でよかった〜と思う時代が来るかも
そのために3%くらい払わないか
・新築vs中古
→中古でも問題なし
とにかく駅近
「駅から近い」は資産価値が下がらない
・築年数の考え方
自分(達)はこの家に何年住むのか?
築50年くらいは使用に耐えられる
◎まじめな「節約」では、一生お金持ちになれない理由
・◎その支出を賄うためには、いくら稼げばいいのか
×収入金額からやりくりする(サラリーマン発想)
・本業+副業+運用でお金を増やす
・お小遣い帳をつけるのがおすすめ
理由
①何にいくらかかるか把握する必要がある
②老後の生活にいくらかかるのか可視化できる
×節約のためにつける
★ 武勇伝に聞こえたら
自慢話とmあなたはいいよねと妬んでいる場合ではない。
どんどん吸収して自分なりに焼き直して取り込んでいく
・r〈k〈Kの法則
r労働者
k経営者
K株主
◎知らなきゃ大損!税金と投資のリアルな関係
★株式投資自体が優遇税制の塊
株式投資による所得は、所得に関係なく分離課税
(20.315%)
分離課税になるのは、株式投資による所得と不動産譲渡による所得
…所得税と住民税を合わせた税率は、2026年現在
課税所得金額が330万以下であれば20%以下だが
330万を超える部分は税率が30%になるので、
有利さを享受できる
(課税所得金額が330万をこえるとは
年収で500〜650万くらい
手取りで400〜500万くらい)
◎本当のプロは「損切り」をしない!堅実に資産を増やす株式投資法
・株式投資では、「安全性」を第一に考え、次に「収益性」
・株は配当をもらっているようでは失敗。
配当利回りと同じかそれ以上ほ利回りキャピタルゲインを短期的に得ていれば、配当の権利付最終売買日まで保有の必要がないから
保有するのは、優良企業であり
将来的に株価の回復が見込めるから
×応援したい企業の株を買おう
→投資家としての利益を追求することに徹した方がいい
・優良企業の株価の底値圏を狙いたいから、配当利回りを重視
・配当利回り3%以上(税込み3.75%)
・株式投資で上手に利益を得ようという場合
①どの銘柄を買えばいいのか?(銘柄選別)
②いくらで、いつ買えばいいのか?
(買い値と買う時期の決定)
③いくらで、いつ売ればいいのか?
(売り値の売る時期の決定)
がうまくいけば完璧だと思いがちだが
実はこれらは全体の半分くらい。
残りは戦略的な資金配分
④自分の資金全体をいくつの銘柄に投じるかを決める
⑤最初に買う金額は、
その銘柄に投じ込む予定の総額の3分の1までとする
⑥株価が最初に買った株価より1割以上下がったら、
その銘柄に投じ込む予定の総額の3分の1を用いて
買い増しをする
⑦株価が最初に買った株価よりも2割以上下がったら、その銘柄に投じ込む予定の総額の3分の1を用いて、再び買い増しをする
・ナンピン買い(買った株の株価が安くなった際に買い増すこと)タブーは間違い!
むしろナンピン買いをしよう!
・損切りしなくていい株を買うのが本当のプロ
・株価とは最初の買い値から
1割や2割下がるのは当たり前
3割下がったら、ちょっとビックリ
4割下がったら、元の株価に戻るのは難しい
◎時給が上がれば上がるほど仕事を減らす、が正解
◎イヤなことがあるから人生か豊かになる
・想像的破壊はとても良いこと
ふてくされずに、挽回するために必死で努力する
・それが起こらなかったら、もっと酷いことが起こっていた
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Posted by ブクログ
資産形成には何をすべきかという話なのかと思ったが・・・
たしかに、中心部分はそういうノウハウ的な話ではあるのだが。
冒頭から、人生で何を重視すべきか、どういう観点で仕事を選ぶべきかという話が出てきて、ちょっとびっくりした。
日本人的な仕事観―辛抱して一家を支えていくべきだというのを覆そうと力説しているのだ。
これから社会に出る若者、転職できる身軽な立場の人には有益かもしれないが、家族がいて、そうそう方向転換できない立場の私には「もう遅い」。
ただ、ヤンリタはそれほどいいものではないという見解には、ちょっと納得した。
この本の主眼である株の買い方の部分は、単なる「この銘柄を買え」というものではない。
指標の意味が解説され、どのくらいの値なら取得に値するかが丁寧に解説されている。
もちろん企業の財務状況は変わっていくので、その後は自分でデータをアップデートしなければならないことになる。
で、それが素人には難しいのではないかとは思うが・・・まあ、良心的な本なのかな、と思った。 -
Posted by ブクログ
著者が実践する中長期的株式投資術。
一言で言うとかなりカタめの投資手法。
株式投資でミドルリスク・ミドルリターンを狙った手法。
財務健全性が高く・国際的にも優等生な企業を狙い、過去の株価動向や、EPS・PBRなどのデータをもとに、売値・買値をあらかじめ決めておいて、その方針を貫徹する。
ある程度まとまった資金を、株式という形にかえて寝かしておける余力のある人で、急激に資産を増やす必要のない、40~50歳代の人向けのディフェンシブな手法と見える。
取りあえず・・・手元資金に乏しい20代の若者は、個別銘柄株の投資をある程度分散して行いたければ、まずは貯金!ということはよく分かった・・・。笑 -
Posted by ブクログ
元大学教授で投資歴37年の著者が、50歳から投資を始めて70歳でデイトレに移行するロードマップを解説した本。マクロ経済の見立て、銘柄選定の具体的手順、デイトレの実践まで1冊で網羅している。「損をしないこと」に軸を置く方針が一貫しており、煽り系の投資本とは一線を画す。
定量的アプローチに徹するという考え方は自分に向いていそうだと感じた。「長期投資=長期保有ではなく、長期間にわたって株式投資を続けること」という再定義が新鮮だった。
ただ、実際にこれをやるのは10年後くらいの話なので、内容の妥当性は今の自分には判断しきれない。運用能力を鍛えるべきというメッセージは伝わったし、取り組んでみようという気にはなった。まずは本書の第5章の手順で銘柄一覧表を作ってみるところから始めたい。