【感想・ネタバレ】60歳までに「お金の自由」を手に入れる!のレビュー

あらすじ

定年延長に年金の不安もあり、多くの人が60歳を過ぎても働かざるを得なくなっている昨今。しかし、本来なら限りある定年後の時間は「自分が本当に生きたいように生きる」ための時間として使いたいもの。そのためには60歳までに、もう働く必要がないほどの「お金の自由」を手に入れる必要がある。本書はまさに、その具体的な方法を説いていく。著者は青山学院大学の会計学教授として教鞭をとりながら、多くの株式投資本を発刊してきた著名投資家。しかし、実は43歳の時点での貯金は「ゼロ」だった。それがたった数年でリタイア可能な資産を築き上げ、60歳前に「自主定年退職」を実現。本書はその「働き方」と「資産運用」のリアルなノウハウを余すところなくお伝えする。今はやりの「FIRE」本とは一線を画す「リアルすぎるFIRE」本。安全・堅実な投資先リスト付き。

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Posted by ブクログ

今流行りの“FIRE”に関する本。仕事がイヤになったらいつでも辞められるようにFIをめざすが、FIを達成しても安易にREするな、ヒマでやることない、と。

至言。

肝心の資産を増やす方法は、堅実なもので特に目新しいことはなし。

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2022年04月03日

Posted by ブクログ

大変面白く、3時間程度で一気に読むあげる。
「イヤじゃない仕事」に就いて「60歳に経済的独立(FIRA60)できるように資産形成する」という凡人が真似しやすい、真似てみたくなるモデルを提唱してある点がこれまでの自己研鑽本やFIRE本とは一線画する。
頑張って金持ちになるとか絶対仕事を成功させるために今を捨てるのではなく、今の無理ない延長に成幸を築くための知恵がここにある。

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

いろいろとパワーを与えてくれる本。資産を蓄えいつでも仕事を辞められる状態にはあこがれる。そのためには投資か。投資の方法の所も参考になった。イヤではない仕事を続ける、というのは参考にしたい。

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

FIREでなく、経済的自立しながら、イヤじゃない仕事を60歳位までやるFIRA 60の提唱

経済的に余裕を持って、精神的にも健全なところを目指すような感じか。
日本人向けの資産形成と働き方の良い解説。

投資方法は、国際優良企業、財務優良企業を3から7銘柄で。

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2023年06月07日

Posted by ブクログ

60歳までにFIREする方法が筆者の経験に基づいて書かれている。一番大事な事は、嫌な仕事について時間を浪費するのではなく、嫌ではない仕事で長く働き続けること。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

FIREの通説4%ルールは、アメリカNYダウで使える。日経平均では使えない。
人口減少を考えると日本のGDPは縮小する。
イヤな仕事をイヤではない仕事に変えることが一番目にすること。60まで働く。
労働所得の1割、資産所得の10割を貯蓄する。
自分が満足する生活費は10人10色。それを基準にする。
家計簿をつけて、いくらかかるか、老後消失支出を拾い出す。
山の高さをむやみに上げない。
副業の目標は月10万円。
手取りで3%以上の運用利回りを得る。配当利回り。
国際優良企業と財務優良企業に絞る。
TOPIXcore30とLarge70の企業、海外売上高比率が30%以上、一日平均売買代金が30億円以上、BPSが500円以上かつ自己資本比率が30%以上。
プライム市場、純資産500億円、純資産が1000億以下なら一日平均売買が1億円以上、BPSが1000円以上かつ自己資本比率が60%以上。
およそ40社と200社。
暇がありすぎるのもストレス。ストレスと自由時間の表はU字型。

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2022年10月24日

Posted by ブクログ

なるほど、確かに本屋で近頃特に多く目にするようになったFIRE本(まぁ、以前からあるにはあるのだけど)、一冊は買ってあるけど目を通していないし内容はよく知らないのだが、いくら30代後半でリタイヤできても、年に400万くらいまでしか使えない生活なら、それはやはりつまらないだろうなと思う。
でも、とにかく転職を繰り返した人生のおかげで、全然貯金はないし、今の収入は今をやって行くにはまずまずだけれど、やはり色々足りないし、だからそこから投資に回せる資金なんていくらも作れない。
60代前後でイヤな仕事はリタイヤするために早いうちから資産を作ろうという本なのだけれど、土台スタートが15万くらいしか投資資金がない状態で、後5年もないこの年から始めて果たしてどのくらいやれるのだろうか。
この本には具体的な投資のやり方的なものは、30ページもないくらいだから本気でやるならやはり著者が言うように10冊くらい集中的に勉強しなければいけないが、そもそもそんなスタートで始められるのか、巻末にアドレスが書いてあるから、試しにメールしてみようと思っている。

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2022年08月06日

Posted by ブクログ

老後って何?
リタイアした時の状態をどうしたい?
後期のライフプランについて考えるきっかけになった。
リタイアのハウツー本ではない。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

60まではイヤじゃない仕事をして、それまでに老後を楽しめるだけの投資をして過ごす、ということを勧めている本。最後の方に投資対象の絞り込みの基準・高配当企業など書いてます。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

私事ですが先月(2022年3月)末で58歳の誕生日を迎えました。今年初めから続いていたマンボウは3月22日から解除されて、久しぶりに誕生日を外で祝うことができました。

コロナ前は55歳であった私も気づいてみれば、還暦まであと2年を切ってしまいました。久しぶりに隣駅の本屋さんを覗いていたらこの本のタイトルに惹かれました。

今から始めても遅いのかもしれませんが、今までやってきた考え方をどれほど通用するのか、これから修正できるとしたら何ができるのだろうかを問いかけながら読みました。この本は40代後半から50代前半までに読んでおくべきものかも知れませんね。

以下は気になったポイントです。

・今から10年後の2032年には「きちんと備えておかなかった人は、イヤでも死ぬまで働く、という社会になる(p27)

・60歳ヤンリタを勧める理由として、1)人生の残り時間が少ない、2)若い人と60歳の人とでは、人生に対する価値尺度が決定的に違う、60歳を過ぎたら最前線の頭脳労働現場においては、老害に属することを心得るべき、3)60歳は若いけれど、若くない、QOLが高い人生の残りがたった10年である(p50)

・2042年にはそれまでの3分の1余りの金額しか年金が支給されなくなる、向こう20年間の間に自分年金をしっかりと積み立てておく必要がある(p60)

・2021年において60歳の男性の平均余命は約24年、依然として84歳前後で死亡すると予想される、100歳まで生きる確率は5%(p62)

・自分の金融資産残高(自分年金の積立金残高)が永久に枯渇しないようなシステムを60歳までに構築する(p65)

・4つの基本的提言、1)40−45歳までにはイヤじゃない仕事に就く、2)長い時間(25−60歳)の長い時間をかけて資産運用しよう、3)60歳までに経済的自由の基盤を確立する、4)60歳を過ぎたら「お金のため、生活のため、仕方なく働く」ことを回避する(p102)

・60歳前後を過ぎたらもう若くはないので、「お金と時間だけ」がある生活をすることを推奨する、仕事を辞めるというより「お勤めを辞める」のが目標、自営業的な仕事、自分が会社を経営している場合は、イヤじゃなければ辞める必要はない(p133)

・人生において大幅な軌道修正をするならば30代が最後のチャンス、自分が定めた道の中でマイナーチェンジをするのは40代が最後のチャンスだがメジャーチェンジをするならは30代が最後である。特に子供がいる場合、住宅ローンを抱えている場合はなかなか難しい(p152)

・大事なことは思考停止をしないこと、何が最悪で、それに比べれば「比較的悪いけれど、まだマシ」は何かを常に考え続けていることが大事(p163)

・2021年の時点では男性の健康寿命は72歳(女性は75歳)平均値であるので、実際には男女とも「健康なのは70歳まで」と心得ておいた方が良い(p167)

・大好きでない仕事を60歳で辞める理由のうちの最大のものは「人生の残り時間が少ないから」健康でいられるのはあと10年しかない(p169)

・FIRA60とは、Financial Independence Retire Aroundの略で、60歳前後でリタイアするための経済的独立を意味する。この進捗度を考えるときに必要な要素は、1)リタイア後に自分の世帯が満足する生活費は毎月いくらか、2)自分が長期的に達成可能な運用利回りは年率何%か、3)自分の世帯が受け取れる年金手取り額は毎月いくらか(p173)

2022年4月17日作成

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2022年04月17日

Posted by ブクログ

イヤじゃない仕事に就くのが肝。
イヤな仕事をしているアラ50には辛い言葉。
投資法については意見は一致しなかったが、その他は概ね一致。
FIRA60目指して投資続けるのみ。

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2022年03月23日

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