牧大介のレビュー一覧

  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    地方再生、地方企業では自治体が悪く書かれがちだが、この本では公務員も一緒にイノベーションを起こす仲間としている。
    最も心に残ったのが、「自分が地方をなんとかしてやる」ということ自体を夢にしてはいけない、ということ。
    他人に認めてもらいたい、という承認欲求ではないか、よく考えることが大事。
    そうでないと、上手くいかなかったとき、協力が得られなかったとき相手のせいにしてしまう。
    大事なのは『自分が』何をしたいか。心の底からやりたいことは何なのか。人の為ではなく、まず自分の内から湧き上がってくる気持ちに向き合うこと。
    筆者の経験……ローカルビジネスで倒産の危機にあい、友人に頭を下げて金を借り、黒字に

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    2020年10月10日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    岡山県西粟倉村での取り組みのお話。こんな人口規模でも様々な起業が出来るのかと、とてもワクワクが詰まっている本でした。
    自治体の大きさが、5万だと大きすぎて全体が見渡せなくなるというのは同感。大きな自治体はどう小分けにして、その地域のことを自分ごとで考えていく人を増やすか、そこにどう地域内でお金を回していくかが大切なんだろうな。

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    2020年01月05日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    優しい語り口の文章ですが、倒産の危機を経験しながらも10年以上岡山県の西粟倉村で事業を拡大してきた著者の言葉に重みを感じました。
    本書は、地方での起業で必要なことなどが体系的にまとめられたいわゆるHow to 本ではないですが、著者の経験の語りの中にはどの土地でも活かせるノウハウが散りばめられていたと思います。
    地方創生という言葉が昨今もてはやされていますが、著者のような熱い思いを持ちながらも冷静に計算できる力、困難にも立ち向かえる強い意志、多くの人を活かすための想像力がある人が増えれば、人口減少に向かう土地でも活気を持つことができると思いました。
    単発のイベントが企画され、そのイベントの成功

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    2019年08月16日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    西粟倉村の取り組みがユニークなのはその地域にあったものを見出し、今ローカルビジネスで先端を行っているからで、ユニークさはきっとどこの地域も変わらない。同じような別の地域の本があれば読んでみたいと思う。

    既存をどう生かすかにかかっている、壊すより作る。
    西粟倉村という2000人に満たない地域と、1万を超えているにもかかわらず商店街が閑散としている地域はまた働きかけ方が違うだろう。伝播する速度は大いに西粟倉村の方に優位である。
    地域に対して諦めてしまっている空気があるということを聞く。
    どう危機感を持って変えていくか、夢物語でなく持続的な取り組みをこなっていくか。まずは自分の住んでいる地域に働き

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    2018年09月26日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    ローカルベンチャー、あるようでなかった言葉。出来ないことを考えるのではなく、出来ることを考え、創造する。そして、地域で循環させる。最近、ビジネス関連の本を読んでいると、腹を決めて物事に取り組むのが最初だと気付かされる。ワクワク、楽しむと決める。そうすると周りもその気になってくる。そのためには、やりたいことのストーリーと効果を熟考し、何がしたくて何が出来るのか、独りよがりにならず、更に継続する根気が大事。これが基本かな。

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    2021年02月06日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    岡山県西粟倉村がローカルベンチャーで注目されている。
    その立役者である牧さんのこれまでの経緯や想いを記した本。
    こういう「想いがある人」とそれを応援する行政含む周囲のひとたち、それから「時間」が大事なんだろうと改めて実感。地方にこそ可能性がある、というよりは地方「にも」可能性があって、都会よりも参入者が少ないのでブルーオーシャンなのだ、ということかと思う。「イメージしていたことが実現されるまでには10年くらいかかる」ということをみんなが理解すべきなんだろう。徳島県神山町の話も然り。プレーヤーが楽しんで長くやってきたことが、たまたま地域全体の活性化に結びつくこともあるし、そうではないこともある。

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    2020年06月07日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    何気なく書店で手に取った本。
    タイトルが気に入る。
    過疎地を再生させた成功事例に励まされるし、そもそもの仕事の仕方、働き方についても勉強になる。
    かるく衝撃のあった本。

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    2018年12月12日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    地域で仕事をつくる、って並大抵のことではないと思うのだけど、やっぱり並大抵じゃなかった。部分的には知っていたものの、こんなに大きなスケールで事業を考えて、かつ失敗もしながらチャレンジし続ける、って相当の覚悟だなぁ…

    でもその中で事業として成り立たせるそろばんの部分と、ワクワクファースト!というロマンのバランスがあって。

    とにかく地域での循環をどうつくるか?がポイントなのかなと思った。
    『どうやって6次産業化するか?という問いよりも、素材とエンドユーザーをどうつなぎ直すのか、これまでにないつなぎ方はないのか、という問いの立て方です。木材もうなぎも同じだと思います。』という部分はすごく印象に残

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    2018年07月06日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    「ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている」
    地方の可能性を示唆する挑戦。


    移住者や自治体職員等、日本の地域に住むすべての人へ贈る“地域経済の指南書"として、ローカルベンチャーの挑戦が綴られている。


    舞台は岡山県最北東端に位置する西粟倉村。過疎化や高齢化が進む中、国策として市町村合併が推進されるが、西粟倉村の住民アンケートでは58%程が合併反対。当時の村長を中心に自立を決意した。しかし、当時の人口は約1700人。非常に小さな村。そんな村は総務省の地域再生マネージャ事業を導入する。その折、著者である牧大介と西粟倉村が出会う。


    2006年にベンチャー企業「

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    2019年04月03日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    いくつかのTipsもあり、楽しく読めた。ただし、牧さんは行動の人であって、文章の人ではないのだなとも思う。

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    2019年05月06日
  • ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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    西粟倉村の動向は概ね追いかけているし、内容的にも基本的には事業発展の経緯なので既出の話が多く、真新しい内容はない。

    つまるところ、「ローカルに情熱と資本を持ち込めばできることはまだまだある。要するに何をするかよりも、誰がするか」という風に読めた。その誰かが勇気を持って踏み出すための仕組みを西粟倉村は構築することができた、ということ。

    今や岡山県吉備中央町で里山経済研究所を立ち上げた三宅洋平が、かつてステージでこんなことを言っていた。「開店したてのクラブのフロアはガランとしているが、誰か一人が踊り始めると、一人また一人と踊りの輪が広がっていく。最初はタコ踊りでもいい、最初に一人に誰がなるか」

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    2018年08月18日