塩澤実信のレビュー一覧

  • 昭和の流行歌物語―佐藤千夜子から笠置シズ子、美空ひばりへ

    匿名

    購入済み

    昭和歌謡の定本

    昭和初期からの歌謡曲の流れを俯瞰して理解することができる良書です。この時代はオリコンチャートなども当然ありませんので、何が流行っていたのか、聴衆が何を求めていたのかを知ることができるのはこういった 文献に頼るしかありません。

    #タメになる

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    2023年11月17日
  • 昭和の名編集長物語―戦後出版史を彩った人たち

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    『昭和』!戦中のお前は桐生悠々に「今日の時局に何というふさわし
    からぬ名であることか」と書かれた。その時代の始まり、若き天皇の
    即位によって期待されたお前は、 「最初は明朗であり、その名通りに
    『昭』であり、『和』であった」と書かれた。

    しかし、「年を重ぬるに従って、次第にその名に背き五・一五事件以前
    に於いて、 早くも『暗』となり『闘』となった。そして昨年の二・二六事件
    以来は、『暗』と なり、『闘』となった……」と言われ、挙句、「 『昭和』よ、
    お前は今日から、その名を『暗闘』と改めよ。これが、お前に最もふさわ
    しい名である」とまで書かれた。

    だが、『昭和』!戦後のお前は徐々にその名にふさわしい時代となった。
    戦後復興の中で、産業・経済のみならず出版文化も華々しい時代を
    迎えた。

    出版界も戦中は『暗』であり『闘』であった。検閲があり、大本営発表
    ばかりがまかり通った。紙の割り当てがあり、出版社の統廃合もあった。

    ようやっと『暗闘』の季節が終わり、出版界にも「言論の自由」が訪れ
    た。そうして始まった出版文化の黄金時代。

    『昭和』!お前は幾多の雑誌・文学全集をこの世に送り出した。
    その裏方には多くの出版人がおり、編集者がいた。

    それは「文藝春秋」の池島信平であり、「暮らしの手帖」の花森安治
    であり、「週刊朝日」の扇谷正造であり、「平凡パンチ」の清水達夫
    であり、「噂の真相」の岡留安則であった。

    百花繚乱。『昭和』!平和を目指した戦後のお前は、文化の爛熟期
    でもあったのではないか。雑誌に、文学に、その腕を振るい、後に
    「名編集長」と呼ばれる多くの人材を送り出した『昭和』!

    前半の『暗闘』の時代を補うように、戦後のお前は多くの出版文化を
    私に与えてくれた。『昭和』!私は胸を張って言おう。「吾は昭和の
    児」であると。

    無機質な紙に文字が印刷されることで、そのには作り手の思いが
    込められる。紙に心を与え、命を与える、すべての編集者に敬意を
    評して。

    『昭和』!お前の時代に生まれ、育った幸せを思う。

    ※敬愛する桐生悠々の「不安なる昭和十二年」の名文を駄文に
    使ってまいました。ごめんさない、悠々。(__)

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    2017年08月21日
  • 出版界おもしろ豆事典

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    見開き1ページで、1話題。文章が雑な部分もあるが、概ね面白かった。
    私のように何も知らない者にとっては、決して損にはならない知識ばかりだ。

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    2015年11月30日
  • 出版街 放浪記

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    ネタバレ

    昭和のおじさんがリタイアして、平成をわしわしと働き、振り返る本。この感覚はやはり異文化。それだけで読む価値あり。

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    2018年08月01日
  • 出版界おもしろ豆事典

    Posted by ブクログ

    たまには、業界のことも知っておこうと…。タイトルにある”おもしろ”って言葉は、広いなぁとつくづく感じた。昭和5年生まれの著者ならではの、深くて広い知識がわんさか。まだまだ知らないことばかりだぁ。

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    2011年09月04日
  • ベストセラーの風景

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    本という鏡に写った時代の姿。昭和から平成へ、時の流れにつれ“当たり本”のつくり出す情景も移り変わる―。 雑誌連載を一冊にまとめたせいもあってか、記述が重複している部分があったのが、やや残念。でも、いろいろなジャンルのベストセラーとなった本にまつわるエピソードの数々は読ませます。

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    2011年08月03日
  • ベストセラーの風景

    Posted by ブクログ

    本という鏡に写った時代の姿。昭和から平成へ、時の流れにつれ“当たり本”のつくり出す情景も移り変わる―。 雑誌連載を一冊にまとめたせいもあってか、記述が重複している部分があったのが、やや残念。でも、いろいろなジャンルのベストセラーとなった本にまつわるエピソードの数々は読ませます。

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    2011年08月03日
  • ベストセラー作家その運命を決めた一冊

    Posted by ブクログ

    東野圭吾と「探偵ガリレオシリーズ」松本清張と「点と線」森村誠一と「人間の証明」阿佐田哲也と「麻雀放浪記」大藪春彦と「野獣死すべし」司馬遼太郎と「竜馬がゆく」山田風太郎と「くの一忍法帖」江戸川乱歩と「怪人二十面相」梶原一騎と「巨人の星」宮部みゆきと「火車」十冊のベストセラーが生み出されるまでの過程には、作家の努力だけでなく、多くの人々の支えがあったことが分かりました。しかしさすが、ベストセラー。すべての作品が、映画化、あるいは映像化されています。ちなみに「火車」は「土曜ワイド劇場」の再放送を見たことがあります。

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    2011年08月03日