萩野正昭のレビュー一覧

  • 電子書籍奮戦記

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    荻野さんは何事にも本気に一途にトライしてきた人
    法学部を出ながら東映の映画作りに加わり
    パイオニアでレーザーディスクに関わり
    アメリカのボブスタインと気が合い
    彼が持つボイジャー社と出会って
    ニホン社を起こすことに発展する

    それ以後の20年というもの
    電子書籍という媒体を使うことで
    広く細かく発言を汲み取ることに携わってきたし
    本を機械的に音声化することで聴覚障害者へと
    本という媒体を広げてきた
    早さを調節できて無感情で読み上げることで
    文字そのままを色の付かない状態で提供できる
    又webにつなぐことで本の裏側にある膨大な資料や
    歴史にワンクリックでリンクすることができる

    現状ではドットブ

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    2014年04月23日
  • 電子書籍奮戦記

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    ボイジャーの萩野さんの著作。90年代前半のCD-ROMの時代から近くて遠い存在としてお名前を聞いていたが、ようやく同じフィールドにたった。エクスパンドブックから今に至るまでのボイジャーの歴史と萩野さんの思いに触れられる。

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    2011年03月09日
  • 電子書籍奮戦記

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    Mr.電子書籍の異名をとる、萩野正昭氏による文字通りの奮戦記。ジャーナリストの視点ではなく、実業として電子書籍に取り組んできた方によるノンフィクションだけに、全編を通して臨場感や必死さが溢れ出ている。おそらく著者にとって今年は、1992年にボイジャー・ジャパン(現・ボイジャー)へ転職して以来、「今年こそ!」と思い続けた”19回目の電子書籍元年”ではないだろうか。そんな愛憎入り交じる著者の思いは、下記の一文に集約される。「お前らに電子書籍の一体何がわかるのか。」

    ◆自分の視点を持つことの重要性
    冒頭、同時多発テロの際、崩壊するビルではなく、その瞬間を見る市民の表情を写した写真の話を題材に、自分

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    2010年11月19日
  • 電子書籍奮戦記

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    誰にもヒーローやヒロインがいると思う。
    僕にとっての萩野さんは、数少ないヒーローの一人だ。
    高校生の頃Macintoshに出会い、やがてExpanded Bookに出会って、ほんとコンピューターを読むようになり、気がつけばT-Timeもエキスパンドブックビルダーも買っていた。Mac Expoではエキスパンドブック横丁に通った。萩野さんがボイジャージャパンを興された頃から、多分、ずっと追っかけのようなことを、小さく静かに続けてきた。
    あれからもう随分たって、気がついたら、マガジン航に時々寄稿させてもらうようになった。ようやく、ちょっとだけ、追いついてきたのだ。
    電子書籍奮戦記は、萩野さんのこの2

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    2011年10月27日
  • 電子書籍奮戦記

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    20110213「電子書籍奮戦記」荻野正昭

    昨年から出版されている数々の電子書籍関連本(以下、電書本)のなかでは正直期待していない一冊だった。
    だいたい、創業社長の著作というものはほとんどご自慢のご賢察を連ねるものだから。
    本作も最近のブームをみてほら見たことかと荻野氏の自慢話がなされると思いつつ読み進めたものの、正直ごめんなさいを言うしか無い。

    昨年からの電書ブームで上っ面の業界ネタ、技術ネタに終始する他の電書本とは違い、本書ではおそらく電子書籍・電子出版ビジネスを既存の出版ビジネスや書籍流通ビジネスの置き換え、売上減の補填のためというようなしみったれた考えではなく、新しいビジネスとして

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    2011年02月13日
  • 電子書籍奮戦記

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    電子書籍の黎明期から携わってきた著者の活躍が書かれている。本とは何なのかというところから考え,本の恩恵を電子書籍を通じて多くの人にもたらしたいという著者の熱意が強く伝わってくる。
    これまで,電子書籍には肯定的なイメージを持っていなかったけど,悪くないかもと思うようになった。

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    2011年01月02日