光野桃のレビュー一覧

  • これからの私をつくる 29の美しいこと

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    初めて読む「光野桃」さん。名前が綺麗すぎて敬遠しておりました。
    感性が、名前通り美しい!床の雑巾がけ、花を生ける、丹田を意識して歩く。
    私も頑張りたいと思います。

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    2024年11月02日
  • これからの私をつくる 29の美しいこと

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    大学生時代のに読んでいたnon-noに光野さんのエッセイがよく掲載されて、颯爽としたお洒落感性と優しさに溢れた文章が好きでした。
    久々に再会した光野さんのエッセイは、優しい文体は変わらずも、より内省的になっていて、とても沁みました。
    日々の出来事にふと立ち止まって、己の心情のドアを開ける姿がステキでした。
    仏師の二見光宇馬さんのお掃除の話がとても興味深かったです。死ぬ準備のために掃除を。その有様が、死後の人間を語る..。

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    2020年03月20日
  • おしゃれの幸福論

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    最初は深みのないエッセイだなと思いつつ読み進めていたが、読み進めるにつれて本の印象が変わった。
    刻々と年齢を重ねていくうえで、変化にそって、おしゃれをコーディネートしていくこと。若いときには年齢を重ねたらこういうオシャレをしようと思っていて実際にその年齢になったら似合わないという悩みなど。経年変化を書いたおしゃれ論は初めてで、味のある内容に感じました。
    具体的なおしゃれの仕方も、とがったメークはしない、クローゼットは気分があがるものが入っているかをチェック、子育て期や介護期などおしゃれから遠ざかるを得ない時期があってもよいなど、参考になりました。

    おしゃれとは「愛する」こと。自分を、他者を、

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    2014年07月10日
  • これからの私をつくる 29の美しいこと

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    もともと光野桃さんのお話好きです。

    この本は、私自身が40代だからこそ沁みてくる話のような気がします。20代とかに読んでいたら、きっと遠く遠くの世界に感じたような。個人的にとてもベストなタイミングで出会えた感がします。

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    2022年12月26日
  • おしゃれの幸福論

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    ネタバレ

    自分のファッションに違和感を覚えるとき、それは実は自分自身が新しい自分になろうとしているとき。自分の感性に従って着たいものを着ると、新しい自分に出会えるかもしれない。
    社会的な役割の多い女性は、本来の自分と異なる性質をコツコツと身につけて、それを鎧のようにまとって生きていることが多い。服装も自然にそれに合わせて完成させられる。でも、ふとそんな自分に違和感を感じたとき、逆にファッションをきっかけとして変わることができる、と作者は語っている、と解釈。

    苦難が多い10年間を過ごし、乗り越えてこられた作者からの、あらゆる女性へのエールが込めらた一冊でした。

    「女性原理は螺旋状に進む性。目標を達成す

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    2019年09月22日
  • これからの私をつくる 29の美しいこと

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    ネタバレ

    京都の二見光宇馬さんのお話が印象に残りました。 P142
    「人間はいつ死ぬかわからないので、死んだ後に身の回りの物がそのひとを語るようなところがあると思うんです。だから死ぬ準備というか、その瞬間を整える、きれいにすることがとても大事だと。命をいただいて、いろいろな経験をさせてもらっているので、その命への礼儀という気持ちで、なるべく手の届く限りきれいにしていたいと思うんです。」

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    2018年12月28日
  • おしゃれの幸福論

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    久しぶりの光野桃さんの新刊。
    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
    動的平衡=生命は壊して再生、更新を繰り返す=手放したり、工夫したりしながら壊し、動いて変化し続ける
    月のワードローブ=嬉しい、楽しい、気持ちがあがる、落ち着く、心躍る

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    2014年04月12日
  • おしゃれの幸福論

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    年相応って何だ?!とおしゃれに迷った時にまた手に取りたい本。
    「自分自身と、自分をとりまくあらゆるものに対し、愛を持って日々を丁寧に歩むこと―それが美意識のある生き方。」

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    2014年03月05日
  • おしゃれの幸福論

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    20代によくこの人の本を読んでヨーロッパ的なものに憧れたことがあるけど、今回は原点回帰というか、年齢を経たからこその自由な境地が今後、50代に待ってるかも、変化をたのしまなきゃ、な気持ちにさせてくれるエッセイでした。子育てとか自分が病気になるとか、介護で大変だとか、人生いろんなことがあるけど、でもおしゃれにはチカラがある、というのを経験にもとづいて教えてもらえるのがよかったです。たぶん何度も読みなおすことになりそうな一冊。

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    2013年12月21日
  • おしゃれの幸福論

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    おしゃれの筋力は、いくつになっても取り戻せる、など大人の女性ならではのアドバイスに気持ちが楽になる。この方の話を聴きにいきたいなぁ。

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    2018年04月23日
  • おしゃれの幸福論

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    女性目線の本だったけど、男性としても歳をとってもおしゃれを楽しむ感覚を持って生きれば、人生に彩りを加えることができるんじゃないかと思うことができた。

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    2024年03月09日
  • 白いシャツは、白髪になるまで待って

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    年をとってからのおしゃれの真髄について語っている。納得できるものと、真似できないなぁと思うものと。おしゃれについて常に考えている人の矜持を感じた。

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    2024年01月24日
  • 白いシャツは、白髪になるまで待って

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    歳を取ることで似合うようになる服もあるし、
    年季を重ねることで着こなせる服もある。
    そう知ると歳を取るのも素敵なことだなって思える。本著を読んでそう感じた。

    ざっと流し読み。心に残った点箇条書き。
    ・ワードローブはキッチンと同じ
    ・「可愛いおばあちゃん」ではなく「格好良いおばあちゃん」を目指したい、と書いておられたのが確かに!と思った。ファッションに限らず、若い人に「自分もこうなりたい」と希望を与えられる高齢者になりたいものだ。

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    2018年06月04日
  • おしゃれの幸福論

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    光野桃氏の久しぶりの新刊。「暗黒の10年」(お母様の介護やご自身の病気など)明けとのことで、沈んでいた時期の話や、年齢を重ねて自分自身に訪れた変化やそれを受け入れるまで、年齢を重ねることで新たに似合うようになったものについて等書かれている。著者年齢とはまだ離れているためか、以前の著書(妹たちへの贈り物等)等の方が共感できる箇所も多く、参考になった。(最も私自身が年齢を重ねることで共感できる箇所がもっと増えていくように思う。)

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    2013年08月29日