野口絵美のレビュー一覧

  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

    Posted by ブクログ

    クレストマンシーの4冊目。

    今度はイタリアが舞台。
    いがみ合っている呪文作りの名門両家の魔法の力が弱まっている。
    クレストマンシーの忠告にも耳を貸さず、国はは戦雲が立ちこめつつある。
    さらに、両家の子供、トニーノとアンジェリカが何者かに誘拐され……というような内容。

    今回は、魔法使いではなく、魔術師一家が主人公。
    作中ではこの両者区別されていて、魔法使いは能力、魔術師は技術で魔法を使う、という感じになっている。
    この作品では、魔法を唱えるのではなく、歌うことによって発動する。
    もうひとりの主人公、アンジェリカは非常に音程が狂うため、魔法が見当はずれの方に効いてしまうのだ。
    気違いじみて、暴

    0
    2009年10月04日