横田順彌のレビュー一覧

  • 日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ

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     中村春吉秘境探検記シリーズの3冊目。SF色も怪奇色も薄い。西郷隆盛が、もしも生きていたらという"if"がSFらしいところか。なにか番外編っぽい感じがする。それにしても、相変わらずの冒険活劇が痛快だ。

     さらに、ヨコジュンさんの単行本未収録の短編が5話も載っているじゃありませんか。これはお得ですね。

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    2022年10月25日
  • 大聖神

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     痛快娯楽小説とでもいうべきか。中村春吉秘境探検記シリーズの長編。相変わらず明治という時代の香りが文中の漂う。

     「幻綺行」を読んだばかりなのだが、短編の方が面白く感じた。長編だとちょっとダラダラしているように感じた。そこで、巻末に収録されている「自転車世界無銭旅行者 中村春吉」のほうが面白く読めた。やはり事実(?)は、小説より奇なりか。

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    2022年09月11日
  • 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

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    早稲田出身者を核にして集まったバンカラ集団『天狗倶楽部』を中心に据えて交遊録を纏めると、これほどまでに明治の著名人に裾野が広がるとは! と驚く一冊。
    明治期に活躍した文学・芸術関係者は元より、実業家にスポーツ関係者、果ては冒険家と、「友達のルートを辿るとこことあそこに接点が!」、「この二人にはこんなエピソードが!!」とページをめくる度に詰め込まれている情報量の多さに溺れそうになりますが、読んでてとにかく面白かった!
    著者の縦横無尽の調査研究による結果、縦割りジャンルの壁を越えて知識が紐付けられて見えてくるいろいろなモノ、いやぁ素晴らしい明治の研究本でした。
    解説も横田先生の本をこれから掘りたい

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    2019年03月03日
  • わがはいは中村春吉である。 : 自転車で世界一周無銭旅行をした男

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    すごい男がいたもんだ!
    児童書だからすぐ読み終わってしまったけど、大人向けに書いたら長編の面白い冒険譚かドキュメンタリーになりそうです。
    狼の大群に襲われたり、行き倒れかけたり、本当によく生きて帰ってこられたものだと思います。
    夜、寝る前に子供に読み聞かせたのですが、子供たちもとても楽しんで、感心して聞いてくれました。
    春吉がどこに行っても、どんなに困窮していても、日本人としての誇りを忘れず、清廉な心を持ち続けていたことにも感動しました。

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    2017年12月04日
  • 大聖神

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    中村春吉秘境探検記「幻綺行」に続くシリーズ初の長編。素晴らしいのは、装丁の見事さ。パラフィンフィルムの破れ具合やしわのより方、新刊なのに古書に見える装丁の凝り具合に感動。SF用語を排しているのに、内容はSFであり、主人公の中村春吉のバンカラぶりが面白くて一気に読めた。併録の「自転車世界無賃旅行者 中村春吉」の内容は猛獣と素手で戦うとか色々と眉唾ものだが、歴史上の人物として謎が多くて魅力的なのは間違いない。

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    2021年05月05日
  • 〔天狗倶楽部〕快傑伝 元気と正義の男たち

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    横田順彌氏の明治ものをいくつか読んでみて、ノンフィクションも読んでみようと手にとった。昨年のNHK大河ドラマに登場した天狗倶楽部を研究した本。第一部は銘銘伝の形で中心メンバーを紹介している。私は、バンカラという言葉の意味を改めて認識した。、スポーツ愛好だけでなく、その後の酒盛りがものすごく、酒の上の失敗談も多く書かれていて、途中から、誰の話でもいいやと流し読みになってしまった。野球にも相撲にも興味のない私が読むべき本ではなかっのかもしれない。第二部は当時の雑誌で紹介された天狗倶楽部の活躍を、そのまま紹介。水戸から直江津までの日本横断と、野球、相撲の戦績の紹介。日本横断の方が面白かった。明治の文

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    2020年09月04日
  • 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

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    明治・大正期に一世風靡したスポーツ社交団体「天狗倶楽部」の
    あらましと人物、交友関係、そして珍談・奇談を紹介。
    第一章 この人々も小説家だ  第二章 痛快男子 押川春浪
    第三章 ある少女小説作家の快挙!  第四章 消えた純文学作家
    第五章 吉岡・窪田の共著『運動界之裏面』
    第六章 漱石のユーモア  第七章 クスリはホシの『三十年後』
    第八章 落っこち居士の軍人作家  第九章 杉山茂丸と頭山満
    第十章 未醒と白羊の友情 第十一章 無銭冒険家列伝
    第十二章 飛田穂洲の意地
    各章毎に、おもな人物相関図と注有り。
    天狗倶楽部主メンバー一覧有り。
    明治・大正期は、時代の寵児が多く輩出した時代。
    その中で

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    2020年02月10日
  • 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

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    #日本SF読者クラブ 押川春浪を中心とした天狗倶楽部の交遊録であり人脈史。思ったよりも、真面目な本でした。最初は、教科書も出している会社から出版されている。
     横田順彌氏の逝去により復刊されたのは、嬉しくもあり悲しくもあり。

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    2019年07月31日
  • 古書ワンダーランド 1

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    明治期を中心とするかなり奇妙な本の紹介です。よって、著者と趣味を同じくする人には大受け、そうでない人にとってはくだらない!と、思われてしまう魅力的な本です。

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    2014年04月20日
  • 大聖神

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     本作では、『幻綺行』に登場した雨宮志保と石峰省吾の二人も中村春吉の道連れとなり活躍する。時は日露戦争の終わった明治40(1907)年、日露戦争中アフリカ、北欧を旅していた一行は4月ベルリンに到着した。大使館勤務の陸軍中佐から、「露西亜の近衛軍団兵士が考古学者を伴い東蒙古に学術探検に派遣されるのだが、どうも怪しい、露西亜が何を画策しているのか調査してほしい」との依頼を受ける。引き受けた彼らは、シベリアを超え大興安嶺へと向かうこととなったが、果たしてロシアの目的は何なのか。また、向かう先には現地人が立ち入ってはならないと言う聖なる山があり、そこには黄金神像と白い巨大な守護神がいるとの言い伝えがあ

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    2025年01月27日
  • 日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ

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     西郷隆盛は生きていた!しかしシベリアの奥深くに囚われの身となっている。その報告を受けた明治天皇は西郷救出の勅命を下す。この極秘の任務を全うし得る人物として白羽の矢が立ったのが中村春吉だった。果たして彼は、無事西郷を救出できるのか。

     木の間に脚を挟まれ動けなくなっていた虎を助けたところ、その恩返しか春吉から離れなくなってしまった「猛号」や、ひょんなことから出会った日本人などと行動を共にして、春吉は西郷が囚われているとされる監獄に向かう。”幽霊監獄”とか”骸骨監獄”といった、いかにもの名称も正に冒険小説。 
     どうやって警戒厳しい監獄に侵入し、警備をくぐり抜け西郷を救出するのか、いろいろな機

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    2025年01月20日
  • 日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ

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    快男児中村春吉の小説第三弾。前二作と異なり、SF的表現は少ない。シベリアの奥地の監獄に捕われた西郷隆盛を救出に行くのだが、全般的に間延びしている感があり、今一盛り上がりにかける。とはいえ、途中で仲間になるキャラクタは魅力たっぷりで可愛いのだが。特筆すべきは編者による巻末の解説。横田順也による当シリーズの初刊本の背景や中村春吉の足跡をたどる話が面白い。

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    2022年08月05日
  • 大聖神

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    幻綺行に続く、中村春吉の長編冒険小説。一人称で書かれた文章は軽快。敢えてSF用語を排する事で冒険小説の雰囲気が溢れてくる。

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    2021年07月14日
  • 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

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    ヨコジュンの遺作?大河の「いだてん」にあやかって、この本が出版されたみたい。「いだてん」様々だ。内容はヨコジュンの押川春浪シリーズが好きな人なら喜んで読む本だ。私も、その一人だ。明治の大勢の人達を余すことなく紹介したい気持ちは良く分かるけど、やはり内容が薄くなって、いまいち興味が引けなかったり、逆にもっと知りたいのに中途半端な感じで、ちょっと不満が残る。興味が沸いたら自分で他の本などで研究しろと言う事か?
    まぁ、名前が読めない憶えきれない。困ったもんだ。

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    2019年05月26日
  • 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

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    何十年かぶりに早川さんちでヨコジュンの名前を見たと思ったら、NHKの宣伝と訃報のセット企画なのね…(/_;)

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    2019年03月27日
  • わがはいは中村春吉である。 : 自転車で世界一周無銭旅行をした男

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    明治期に自転車で世界一周無銭旅行をした男の話。児童書。

    すでにこの時代は各国に日本領事館があり、日本人が海外へ渡っている時代であるが、
    「自転車で」「無銭、すなわち国費ではなく」世界を巡った偉業に、立ち寄る先の国々、そしてもちろん日本において大変有名になった人物なんだそう。

    世界一周に出る前に、日本をきちんと語れるように様々な勉強をしてから出かけて行ったくだりや、
    いただいた賃金は同乗の船員皆で食事をしたりといった豪傑ぶりに、
    さすが偉業をなす人は違う…と思ったけれど、でもー、基本この人「素っ頓狂」なのよね。まったくもってして「無鉄砲」。

    まあこういう人たち、いまの時代を築いてくれ

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    2014年10月09日
  • わがはいは中村春吉である。 : 自転車で世界一周無銭旅行をした男

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    人と人との出会いはやはり大切なんだなぁと思った。

    何かをやり遂げようという強い意思のある人の元には自然と何かが集まってくるのだろう。

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    2012年09月03日