小西敦子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
臨床心理士のメグ・ジェイによる、自身の臨床経験と理論・統計的バックグラウンドを基にした啓発本。20代はその後の人生を方向付ける重要な時期だから、人生設計をして行動を起こすよう、実際のカウンセリングの例を挙げて説明している。読者は、現在の行動が将来を左右する事実をまじめに捉え直し、行動に移さないリスクと、行動に移した場合のベネフィットを具体的にイメージすることができるようになる。
本書のメッセージは「20代の行動が人生全体に影響を与えることを認識し、行動に移せ」ということにつきる。20代の行動とは、例えば人生設計、仕事のためのスキル習得、真剣な恋愛・結婚、そして子どもを持つ時期(または持たない -
Posted by ブクログ
苦難に向き合い、計画的に人生を過ごすことが重要
メモ
「人生の転機のタイミング」
多くの経営者、成功者の重要な選択のタイミングの統計をとったところ、ほとんどが20代で起きていた。
「娯楽の罠」
20代にとって、音楽や娯楽などの気晴らしは、21世紀における大衆アヘンとなった。
不確実な未来に対し、楽天的に未来を捉え、後に過ちに気づく。
「昇給のピークタイミング」
昇給のピークは40代だ。その後はほぼ一定である。つまり、人生100年時代と言われるが、その人生における給与は、40歳までに決まってしまうのだ。
「同棲と結婚」
統計的には、長く同棲を続けても離婚率は変わらない。つまり、多くの時 -
Posted by ブクログ
ネタバレ見ず知らずの他人に無茶なお願いをして、「拒絶」について考える本。
ビデオの方も観てみたい。
「「相手とのコミュニケーションが結果に直結する」ということだ。こちらが自信をもち、友好的で率直であれば、相手もこちらの願いを聞いてくれる傾向があるらしい。
たとえ返事が「ノー」である場合でも、相手はすくなくとも僕に質問をし、時間を割いてくれた。状況に応じた適切なコミュニケーションがとれるようになれば、それだけで結果は好転するかもしれない。
どうやら拒絶とは「白か黒か」という問題ではなさそうだ。」(以上60頁)
(失敗とは異なり)「一方、拒絶は全然クールではない。というのも、往々にして有利な立場にある -
Posted by ブクログ
・人生の目標を逆算して考える
→学生の時は短中長期の目標があり、節目もあり、その都度メリハリを持って生きるということがし易かった。大人になり(特に今私は専業主婦)自ら設定しないと徒然に人生を送ってしまう。送ってしまっていた。その事にハッとさせられた。/ピラティス、出産、
・何かに選択すると、自由から離れるのではないかという恐れ。むしろそれは逆。選択しないと平凡で限定されたつまらない人生になる
→好きな時に筋トレして好きな時にご飯食べて〜本読んで〜という生活。それらを制限したくなくてなんやかんや働かずにいる。しかし、狭い世界だなあーと常々思っていた。早く資格を取ろう。。
・選ぶのではなく『ス -
Posted by ブクログ
自分は、「輝く理想の人生はある日降ってくる訳ではない」ことを理解できていなかったんだなと感じた。20代は人生の夏休みではなく、将来と地続きであり、「計画的に戦略的に」生きていかなければならないと痛感した。
「地に足をつける」とはどういうことか難しかったが、自分の人生と向き合い自分で生きていくという覚悟・計画を持ち、努力することが必要なのだと考えた。
大学入学前に読んでおきたかったが、これからはもっと大人として生きていく覚悟を持って計画を立てて行動しようと思えたので、今読めて良かった。
メモ:人生の重大な出来事の8割は35歳までに起こる
別の世界の人やあまり親しくない人と交流する