稲田智宏のレビュー一覧

  • 鳥居

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    (モノクロだけど)豊富な図版とともに、鳥居の来歴や類型を教えてくれる本。

    鳥居と一口に言ってもいろいろな形があるし、その形を分類して追って行くことで神道の系統みたいなものも見えてくる、と。

    靖国神社の鳥居がシンプルでなかなか美しいことも知る。(靖国の評価とは関係ないけど)

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    2019年06月19日
  • 伊勢神宮の謎

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    伊勢神宮の由来・祭神・ご神体・儀式がなぜそのようになったのかという疑問について考察している。ただ、それらは不確かな伝承にまみれ、現代でも秘儀とされている事柄が多いので、神話・宗教的なものとは結局のところ明確な答えなど得られないものと心得るのが良いようだ。 具体的には相殿神の謎や外宮の由来が興味深かった。

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    2019年01月04日
  • 三種の神器 謎めく天皇家の秘宝

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    [ 内容 ]
    伊勢神宮・熱田神宮・皇居に分散されている三種の神器(八咫鏡・草薙剣・八坂瓊曲玉)とは、どのようなものなのか?
    神話時代から皇室に伝承されてきた、天皇も実見を許されない究極の神宝の実像に迫る。

    [ 目次 ]
    1章 三種神器の現在と即位の礼(剣璽御動座 宮中三殿 本体と分身 ほか)
    2章 三種神器の神話的な背景(神器の出現 神器の降臨 神璽 ほか)
    3章 三種神器の歴史的な経緯(天武天皇と草薙剣 神器の継承 焼け出された熱田宝剣 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセー

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    2010年07月07日
  • 三種の神器 謎めく天皇家の秘宝

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    天皇を天皇たらしめる物「三種の神器」ですが前々から伊勢神宮に「八咫鏡」、熱田神宮に「草薙剣」が御神体としてあるのに何故皇居の賢所や宮中にもあるので、どちらが本物だろう?と気になっていたのですが本書を読んで少し分かったような?なんにせよ古代から受け継がれている神器は神秘性があり惹き付けられます。

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    2009年10月21日
  • 三種の神器 謎めく天皇家の秘宝

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    三種の神器自体は有名ですが、実態、というか実際どういうものなのかという事は殆どわかってないなあと再確認したので購入。
    予想外に面白かったです。オススメ。

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    2009年10月04日
  • 鳥居

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    鳥居を要素としたある企画を構想している中で、参考に。と手をつけた書籍。
    鳥居とタイトルには出ているが成分分析をすると恐らく、4/6ぐらいの割合で鳥居から繋がる神話伝承が
    主な内容だった。その点では少し残念。
    もう一つ残念点を挙げておくと、物語からリアルを見出そうと言うスタイルにある。
    僕は、割と信仰に対しては寛容な方だが、記紀神話については絶対的創作以上の評価は得ておらず、創作から事実を見出すことの危険性を懸念する意見を持っている。故、このスタイルは残念であったが、鳥居についての気付きや新たな着眼点を得るには良き書であったことは記しておきたい。
    2025年は真の意味で混沌極める年だと思う。その

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    2025年01月23日
  • 鳥居

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    全国の鳥居の種類や、その意味などを考察した本。
    鳥居の成立について、あまり言及していないのは仕方ないと感じる。
    研究の現場でもまだまだ不明な点が多々あるからだ。
    「あるテーマについての入門書」である新書にそれを求めるのは酷であると感じる。成立について知りたいなら専門書や論文を読めばいい。
    新書はあくまで気軽に読むもの。

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    2009年11月02日