【感想・ネタバレ】鳥居のレビュー

あらすじ

神社に行くと、誰もがくぐる鳥居。それがある意味は? 起源から、古代日本文化における神と鳥と柱の関係、日本全国の風変わりな鳥居まで、神道研究気鋭の学者が考察。

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Posted by ブクログ

(モノクロだけど)豊富な図版とともに、鳥居の来歴や類型を教えてくれる本。

鳥居と一口に言ってもいろいろな形があるし、その形を分類して追って行くことで神道の系統みたいなものも見えてくる、と。

靖国神社の鳥居がシンプルでなかなか美しいことも知る。(靖国の評価とは関係ないけど)

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2019年06月19日

Posted by ブクログ

鳥居を要素としたある企画を構想している中で、参考に。と手をつけた書籍。
鳥居とタイトルには出ているが成分分析をすると恐らく、4/6ぐらいの割合で鳥居から繋がる神話伝承が
主な内容だった。その点では少し残念。
もう一つ残念点を挙げておくと、物語からリアルを見出そうと言うスタイルにある。
僕は、割と信仰に対しては寛容な方だが、記紀神話については絶対的創作以上の評価は得ておらず、創作から事実を見出すことの危険性を懸念する意見を持っている。故、このスタイルは残念であったが、鳥居についての気付きや新たな着眼点を得るには良き書であったことは記しておきたい。
2025年は真の意味で混沌極める年だと思う。その年の初旬に良い読書であった◎

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2025年01月23日

Posted by ブクログ

全国の鳥居の種類や、その意味などを考察した本。
鳥居の成立について、あまり言及していないのは仕方ないと感じる。
研究の現場でもまだまだ不明な点が多々あるからだ。
「あるテーマについての入門書」である新書にそれを求めるのは酷であると感じる。成立について知りたいなら専門書や論文を読めばいい。
新書はあくまで気軽に読むもの。

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2009年11月02日

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