久保博司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実際の冤罪の事例も掲載されていてわかりやすいが、恐怖も覚える。
以下、本書で気になったところのまとめ。
警察のノルマのために、軽犯罪法で検挙する。
銃刀法にも違反しない小さなナイフ(刃渡り6センチ以下)でも、職質で所持の理由を聞かれ「護身用」だと答えたら即、検挙されるらしい。狩り場は秋葉原。
「やりました」という自供ほど強力な証拠はないそうで、冤罪事件の多くは、誤認逮捕された被疑者が精神的、肉体的拷問に堪え兼ねて自白。
日本では、捜査段階で自供すると、ほとんどの裁判官が有罪を認める。
P180 「捜査側が誤認逮捕を認めるのは真犯人が出てきた場合だけです」
万が一、誤認逮捕されたら『一貫 -
Posted by ブクログ
真の詐欺師は、詐欺師と自分では、思っていない。
そうでないと詐欺はできない。
ということが、よくわかった。
詐欺の15条は、実に参考となる。
これを読んでいると詐欺師へのススメのようだ。
「保険は 「売られる商品 」であって 「買われる商品 」ではないというのが保険業界の常識である 。」
保険の本質だね。
「返済を迫られると金を返しているので問題にならない 。返さないから問題になるんです 」
きちんと返せば、刑法上に問題にならない。
道義的責任は、残るはずだ。それが薄れている。
返さないことを前提としていない。
詐欺をしたわけではなく、約束を果たせなかった。
結局、そう思い込んで、自分を納