伊藤毅のレビュー一覧

  • ルールの世界史

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    ネタバレ

    想像していたものと違っていたが、面白かった。自分が想像していたのは、刑法の変遷だったのだが、どちらかというと、会社法や証券取引、著作権など商取引のルールが中心に書かれていたと思う。さわりでフットボールにおける、サッカーとラグビーの分裂が書かれていたが。
    考えにもお国柄が表れるらしく、英国人はコストパフォーマンスを重視、フランス人は劇的なものを好み、中国人はメンツを重視する…その中でアメリカ人は分解好き、と書かれていた。自動車の例をあげていたが製作の工程を分解し、一つの工程を担当させていくことで、均質大量生産が可能になったという話。
    精神分析でもアメリカは先進国と言えると思うが、そこにもこの分解

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    2022年07月29日
  • ルールの世界史

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    ルール改定からサッカーとラグビーが枝分かれした話や、自動車のルールがどの様にして出来上がっていくか等、色んなルールについてのルーツが学べる本でした。

    本の中でも書いてありましたが、ルールはシンプルな方が良いなと改めて考えさせられました。私の職場でも業務に対するルールというものを適時作って運用しているのですが、いかんせん1つのルールに対して余分な肉付けをしているものですから、どんどん複雑になっています。やはり一度整理をしないといけないよなーと思います。

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    2025年01月11日
  • ルールの世界史

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    感想
    ルールとは何か。縛り。ではない。既得権益を強固なものにするための言い訳。守る側にいてはいけない。自分のルールを押し付けなくては。

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    2023年12月30日
  • ルールの世界史

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    ルールにまつわる世界の面白エピソードを紹介する本を期待していたが違った。
    著者の解釈や意見を交えた、ビジネス書寄りの内容。

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    2022年10月22日
  • ルールの世界史

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    弁護士である著者が世界に溢れるルールについて様々な角度からルールを変えていった物語を通してルールについて深掘りした一冊。

    サッカーやラグビーなどのスポーツのルールからチューリップバブルから始まった経済のルールや特許を中心とする創造に関するルール、イギリスとフランスの自動車に関する考え方の違い、アシストか放任かで分かれるアメリカやイギリスなど各国の企業に対する政策の違い、インターネットの出現によってルールの実体がはっきりとしてきたことなど様々な観点からルールの作られてきた歴史とについて書かれており勉強になりました。
    国によっての捉え方の違いや新しいルールを定着させるためにそれぞれの人物がとった

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    2022年09月10日
  • ルールの世界史

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    ルールの歴史書としては面白かった。が、ルールを作る方に回ってみるのが面白くありませんかの流れがもう少し説得力あればもっと面白かったのではないかと。

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    2022年09月03日
  • ルールの世界史

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    何を書きたいのかは最後になってわかりました。歴史的な経緯は面白かったけど、現代に引きつけて語るにはやや強引な展開だったように思います。

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    2022年07月02日
  • ルールの世界史

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    流読。
    経済活動のブーストとして、信用、創造、普及、育成のルールの切り口で考察。さらにインターネットによるルール変更の可能性。
    さらに掘り下げるための視点の提供として。

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    2022年05月05日