衿沢世衣子のレビュー一覧
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無料版購入済み
絵もストーリー展開も独特の雰囲気がある感じです。無料版だけですが、ミゾロギさんではなくスズキさんがヒロインなんだろうな。
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・GURL'S SURVIVAL KIT
・リトロリフレクター
・夕べの音楽
・ラ・フランス
・浜万年青(はまおもと)
・市場にて
・難攻不落商店街
ⅰ)終結! 我らが街に忍び寄る危機
ⅱ)シネマコンプレックス七変化
ⅲ)鍛錬! ピンヒールマジック
・ベランダ
「ラ・フランス」室内から外へ……その解放感……30分の短編アニメで見てみたい。
「ベランダ」同じく、こちらは実写短編が合いそう。
このカバーイラストを見て思ったのだが、斜めに走る直線がまるでリズムを持っているみたいで、漫画中のコマでも、間を突っ切る直線がスカッと気持ちいいな、と。 -
Posted by ブクログ
積み本を読む。
『ベランダは難攻不落のラ・フランス』
短編集。一番好きなのは「リトロリフレクター」。ロマンティック。廃墟でのボーイミーツガールからの魔法、天文台、月までの距離、そしてこう纏めたかと嬉しくなるラスト。この一冊の中で一番新作なだけあって、洗練されてるのかもしれない。
次に好きなのは「ベランダ」。家じゃ無い、学校じゃないどこか。わたしにもあったらなあと馳せるけど、あんなに外が好きだった私は引きこもるのが大好きになったな。子供の頃は学校と家が全てだから、ほかの場所に行きたがる。大人になった今は職場がメインスポットだから、家に居たいのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
なんてことない日常に、
藤子不二雄先生のSFよりも薄いほんの若干の不思議な要素を取り入れた
日常にありそうでなさそうなことを描のに長けた衿沢先生の特色が光る短編集。
物事はなるようにしかならないのではなく、なんとかなるのでもなく
なんとかするものだという力強さを感じるのも面白さの1つでしょうか。
タイトルが意味不明で、何か深い意味があるのだろうか?と
読み進めようとしたとき、もくじで納得。
10ある短編のうちの三作品
ベランダを介して得られる、お姉さんと小学生の妙な仲「ベランダ」
癖のある5人の男女の友情を描く「難攻不落商店街」
ある姉妹の地下室でのちょっとした秘密を描いた「ラ・フランス」
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Posted by ブクログ
ある日突然ユウコのお姉ちゃんが、留学という名目で家を出る。
入れ替わりでやってきたのが、くりくりの目をしたこのはちゃん。
お父さんは「このはずく様」と呼んでいる。
このはずくのこのはちゃんが人間界で面白おかしく過ごすファンタジー
かと思いきや全然そんな事は無く
なぜ、このはちゃんがユウコの家にやってきたのかを探るちょっとしたSFミステリー
人間界は不慣れなので、喉が渇いた時に初めて飲んだサイダーの炭酸にびっくりして
目をくりくりに見開いてびっくりするこのはちゃんが可愛いけど
くりくりの目を・・・スプーンで・・・グリっと・・・
読後は決してすっきりする事が出来ず、もやもや感が残る作品だけど
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Posted by ブクログ
「これは私の無用力だ。
面白いことがあったときなど
臀部からふとももにかけて発光する」
無用力。
それは思春期の女子の一部にだけ現れる、
なんの役にも立たず、危ないこともない、まさに無用の力。
そんな女子が集められたクラスのオムニバス漫画。
「不安になると雲が出て、泣くと雨になる」
「ウーは悩み事があると足元にキノコを生やす」
「教室で寝ると視点だけタイムスリップするの!」
「蓋葉さんの無用力って怖いと(体が)浮いちゃうんだよね?」
「点子の無用力だ
モスキート音
点子が混乱してテンパってくると発せられる仕組み」
「悪さを企むとお好み焼きの匂いを発する糖堂の無用力」
「