板垣英憲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
孫正義のビジネス哲学を25文字の漢字で表現している。
その多くの部分は孫子の文献からとってきたものであるが,約半分は孫さんがオリジナルで自分なりの哲学を表現したものである。
ここまで,自分のスタイルを明確に示している人がいただかろうか。自分の考えが明確であるから,明確なビジョンを持ち,それに賛同する有能な人間が集まってくる。まさにそんな感じである。
孫さんの経営精神を気にしたことがなかったけど,本当に心打たれたって感じ。こんなすごい経営者が日本にいたことを誇りに思わなければ。
25文字の中で僕が感銘を受けたのは「法」。やっぱり大きな組織を闘争鶴人間はつねにルール面も見ているんだね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ5×5マスに並べられた25文字の漢字。
ソフトバンク社長の孫正義さんの成功哲学が詰まった文字である。
孫さんがこの25文字を編み出したのは20代中旬のときで孫子の兵法などを参考にしていた。この本では孫さんがこの文字を編み出した経緯やその文字に込められた意味を孫さんの経歴になぞりながら説明している。
孫さんのエピソードを通じて、ここまでこだわりが強く自分の道を進める人がいることに衝撃を覚えたと同時に自分はそこまでなりたくないということも思った。
そこまでいろんなことを犠牲にしてまで人生五十年計画を完成させるそのまっすぐさはすごいの一言。
そのこだわりがこの25文字にも詰まっている。
必ず一 -
Posted by ブクログ
ソフトバンクを起業し、誰もが知る大企業まで創り上げてきた孫正義。彼の成功哲学を、その半生と併せてまとめた本。
孫さんの哲学は、5×5の計25マスにまとめられている。1マスにはひとつの漢字。孫子に影響されたものと、自分で生み出したものを組み合わせたのだとか。見た目が堅苦しいかんじがして、最初はあまり読む気になれなかった本。けれど読みやすい文体と、孫さん自身のエネルギーに惹かれてするすると読んでしまった。
この本が良いのは、単に成功哲学の解説ではなく、孫さんがどんな人生を経て今のソフトバンクにたどり着いたのかまで伝えてくれるところ。ふと気づいた時にはソフトバンクはもういまのソフトバンクだったか