奥野滋子のレビュー一覧

  • 緩和ケア医から、ひとりで死ぬのだって大丈夫
    家族や大事な人を看取るに際して、そして自分の生き方死に方を考えるために有益。
    最後の瞬間に立ち合う人がいなかったからとて、それは決して孤独死ではないという部分にとても共感。たとえば自宅でなくなっても、最期の瞬間に誰もいないということは、ままあるもの。
    どんな最期を迎えるか、どんな医療を望むか、誰もが...続きを読む
  • 「お迎え」されて人は逝く 終末期医療と看取りのいま
    死を常に意識して毎日を大切に生きて行きたい。
    でもそんなに簡単に死を受け入れられない。
    本当に難しい話だと思う。
  • 「お迎え」されて人は逝く 終末期医療と看取りのいま
    タイトルだけ見るとスピリチュアル系の本のようである。だが著者は現役の医師で、病院の診療部長として、臨床と教育の両面で緩和ケアに携わっている人物である。

    近年、日本で臨終を迎える人の多くは、病院で息を引き取る。全体としては8割、癌患者では9割という。こうした状況は実は先進国でも珍しく、背景には日本独...続きを読む