薬の最適化、ケアの最適化、マネジメント力が三本柱となり、認知症の家族を支える。
認知症を語る上で近年見かけることが増えた「希望」。
医師である著者は、「これをやっておくといいですよ」等のポジティブな表現を心掛けているという。
介護職にも通じることだけど、そのためには引き出しを増やす必要があるわけで。
さて、著者の専門である薬の最適化についてだけど、6種類以上で多剤併用とされる。バーチカル式の手帳のように家族がログをとり、薬の効果と副作用を検証。減薬することで年間20万円以上も薬剤代が節約できた事例もあるそうです。