白土勉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ近所の古書店で100円で売られていた文庫本。
角川ホラー文庫には何度か煮え湯を飲まされているので全く信用して
いなかったのだが・・・。
・・・いや、コレはリアルに怖かった。というか、恐ろしすぎる。
カラスを使っての殺人を企てた男に人間を狩る方法を伝授された大カラスが、
自らの群れを率いて次々と人間を襲う、という物語。しかもこの大カラスは
殺人に適するように交配されたワタリガラス(大きさ)とハシブトガラス
(知能)のハイブリット。猛禽類をも凌ぐ性能と知能を兼ね備えた究極の
邪鳥である、という設定が、凄まじいまでの緊迫感を醸し出している。
作者の白戸勉氏はこれが小説デビュー作とのこと。
しかし -
購入済み
失敗したアニマルパニックもの
他の人のレビューをよんで購入しましたが、やたらと人が死ぬわりに緊迫感はありません。できの悪いアメリカ製ホラーを見ている気分です。続編に繋がりそうな終わり方じゃないだけマシかもしれません。