白土勉のレビュー一覧

  • 火の獣

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    巨大なヒグマが襲い来るパニックホラー。同じテーマの作品では以前に読んだ「シャトゥーン」も相当怖かったけれど。これもまた勝るとも劣らずの迫力! ……ヒグマの出る山になんて、絶対に行きたくはありません。
    ヒグマの執念深さや恐ろしさがとにかく凄まじいのだけれど。対する人間側の頑張りも読みどころ。主人公が案外普通の人間ってところも、応援したくなる要素かな。そしてヒグマ狂暴化の理由等がきちんとあるところもポイントでした。うーん、結局は人間の自業自得、なのかもね。

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    2014年04月20日
  • 死の鳥

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    ネタバレ

    近所の古書店で100円で売られていた文庫本。
    角川ホラー文庫には何度か煮え湯を飲まされているので全く信用して
    いなかったのだが・・・。

    ・・・いや、コレはリアルに怖かった。というか、恐ろしすぎる。
    カラスを使っての殺人を企てた男に人間を狩る方法を伝授された大カラスが、
    自らの群れを率いて次々と人間を襲う、という物語。しかもこの大カラスは
    殺人に適するように交配されたワタリガラス(大きさ)とハシブトガラス
    (知能)のハイブリット。猛禽類をも凌ぐ性能と知能を兼ね備えた究極の
    邪鳥である、という設定が、凄まじいまでの緊迫感を醸し出している。

    作者の白戸勉氏はこれが小説デビュー作とのこと。
    しかし

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    2014年05月12日
  • 死の鳥

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    常日頃からよいイメージではない鳥が・・・という話なので
    こういうことも起こりうるのではないかと思うと、怖かった。

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    2013年04月11日
  • 死の鳥

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    ネタバレ

    一気に読み上げました。

    カラスを調教して、殺人を仕込む。
    でも、仕込んだ人間もカラスにやられちゃう。
    どんどん知恵をつけて人間を襲うカラス。
    明日から、カラスを見るのが怖いです( ゚Д゚)

    実際に、起こりそうな感じなのが怖い。

    馬場くん、重要な人物の割にあっさりと死んでしまった。
    彼のドロドロ人生はどんなんだったのかな。

    キャンパスでの戦いがやや長いような。。。
    でも、読みやすくて面白かったです。

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    2013年01月31日
  • 死の鳥

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    カラスがある日、突然、人々を襲う!現実的にありそうな、恐ろしいパニック・ホラー小説。何故、シッコクを中心としたカラスの軍団が人々を襲い始めたのか、ヒロインの動物行動学者・美紀の運命は、人食いカラスの軍団は…

    解説に数ある動物パニック・ホラーが引き合いに出されていたが、比較に値する作品とは思えなかった。

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    2013年01月31日
  • 火の獣

    購入済み

    失敗したアニマルパニックもの

    他の人のレビューをよんで購入しましたが、やたらと人が死ぬわりに緊迫感はありません。できの悪いアメリカ製ホラーを見ている気分です。続編に繋がりそうな終わり方じゃないだけマシかもしれません。

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    2016年12月13日