平田俊子のレビュー一覧

  • スバらしきバス

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    楽しい本。
    目的地へ向かうためではなく、バスに乗ることを目的にバスに乗りたくなる。
    中野に4年住んでいたので場所もわかるところが多くて、懐かしい気持ちになった。

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    2025年03月23日
  • スバらしきバス

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    土地勘のある場所も出てきたので、より楽しめた。とてもバスが好きな方なんだなと感じました。バスに乗りながら読みました。

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    2024年11月17日
  • ピアノ・サンド

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    読み始めからぐっと引き込まれた作品は久しぶり。2作品の主人公はどちらも人生に希望や期待をほぼ捨てているような女性だけど、ところどころ共感できるところもあったり。

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    2013年03月01日
  • スバらしきバス

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    私も作者と同じでバスが好きだ。
    階段の上り下りをせず、しかも、目的地の近くまで連れて行ってくれる。時間が読めないことが玉に瑕だが、電車と違って、なぜかほっとする。
    作者は都心を中心にした、京王、東急、小田急、西武などのバスの旅を満喫する。非常に共感がもてたのが、読者と目線が同じこと。難しい御託は無く、外の風景や、乗客への素直な感想を書いていて、私もそうそうと頷いた箇所がたくさんあった。

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    2025年08月01日
  • スバらしきバス

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    バスに乗車することになるいきさつから、終点までの紀行について、個性的な軽妙な語り口で、豊かな心情表現をふんだんに織り込んで書き上げられたエッセイ集。ほのぼのとした雰囲気を感じ取れて、気持ちがほぐれてほっこりする本。

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    2025年01月22日
  • スバらしきバス

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    ネタバレ

    日常の路線バスを旅と冒険の手段としてつづったユーモアのあるエッセイ。

    明治時代に来日したイギリス人が信州あたりの山々を見てヨーロッパのアルプス山脈に似ているというので日本アルプスと呼んだ。日本人はそれをありがたがって、日本アルプスという呼び名を使うようになった。パリに行った日本人が、隅田川に似ているからとセーヌ川をフランス隅田川と名付けても、フランス人は絶対にそんな名前でセーヌ川を呼ばないだろうに。

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    2025年01月03日
  • スバらしきバス

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    平田俊子『スバらしきバス』ちくま文庫。

    詩人である著者がバスに乗り続けた日々を描く乗り物エッセイの名著。

    知らない土地でバスに乗るのは非常に勇気がいる。地方、特に田舎に行くと尚更で、バス停に貼ってある時刻表は平日に比べ、土日祝日はかなり間引きされ、果たしてそのバスが定刻通りに来るのか、或いは乗り継ぎのバスや電車に間に合うのか不安になる。何しろ田舎の場合は終点まで真っ直ぐ向かえば15分なのに、一つの路線で広範囲の地域を網羅しようとしてバス停をぐるぐる周るので、終点まで60分以上掛かるのはザラである。

    首都圏でも渋滞などで定刻通りに目的地に着くのか、この路線は目的地を通るのかといった不安があ

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    2024年10月23日
  • スバらしきバス

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    本の中で出てくる路線や場所を知っていると頭の中にその情景が広がってより楽しめる。
    知らない路線や場所だと実際に乗って目で見て楽しんでみたくなる。
    バスに乗ってから読んでも、読んでからバスに乗っても楽しむことができるエッセイでありガイドブックだ。

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    2025年01月13日
  • ピアノ・サンド

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    翳った、じめじめしたお話が2編。
    ブラックジャムのが好きだったけど、2編とも似すぎている印象。
    小説だと濃密すぎたのかな?詩も読みたいところ。

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    2009年10月07日