相原孝夫のレビュー一覧
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私事ですが、平成元年に学校を卒業して社会人になりました。入社した年の年末に日経平均が最高値を記録したことを明確に覚えております、バブル入社組の典型になると思います。そんな私なので、この本のタイトルに目が留まり、気づいたら本屋さんでお会計を済ましておりました。
この本にはバブル時代を生きてきた人ならわかる内容があり共感できる部分が多くありました。世代間の交流について、ある年齢層とは付き合いやすいな、と感じたことがありましたが、この本にも同じようなことが書かれていました。
新入社員との付き合いかたに悩んでいる人、また年上の人と付き合うのに苦労している人、この本でその解決法のヒントが見つかるかも -
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いいことは言ってるんだけど、なんか入ってこなかった。
何故だろう…と考えてみて、思いつく理由としては、まずタイトルと内容の齟齬。「仕事ができる人」に関する言及が、実はとても少ない。
一方、日本の職場の悪いところの具体例はとても多い。最初の方は「あるあるだよね~」と思いながら読んでいたのだけど、あまりにたくさん書いてあるため、読んでてとても暗い気分になってきた。まあ、読み手を説得するためにあらゆる事例を書き連ねたんだと思うけど、多すぎるとちょっと閉口…・
それから、心理学の学説にものっとって書いてあるんだけど、学者名がきちんと明示されて根拠として納得できるところもあれば、著者のオリジナルな主張み -
Posted by ブクログ
ハイパフォーマーに共通してみられる行動は、その行動自体が「成長欲求」や他社と良好な関係を築こうとする「親和欲求」ばど、だれもが持っている根源的な欲求を満たすものとなっているため継続しやすく、勇敢化しやすいという特徴がある。
そのためには「プロセス重視」の姿勢や「他者尊重」「周囲との関係性重視」の姿勢は好循環につながりやすく、一方「過度な結果重視」「周囲との関係性軽視」は悪循環につながりやすいらしい。
そこでパイパフォーマーに共通する好循環の起点として、「失敗を受け止め、そこから学ぼうとする。経験重視であり成長志向。そうすることで経験値が蓄積され一段レベルの高いことにもチャレンジできるようになり -
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分析したというよりも、いろいろな本から抜粋した寄せ集めであり、いろいろな人の話を聞くとこんなこと言う人が多いよ的な根拠の薄さが感じられた。
まあ直感的に確かになあと思うことが多いので、気づきのきっかけにはなるかな。
①優れた存在であることよりも、優れた存在になること。be goodよりget betterを重視する。成長思考が大切というのは、ごもっとも。僕の場合は、危機感が成長思考の根源かなあ。
②真剣になるけど、深刻にならない。だって、ビジネスは所詮ゲームだから。確かに、いくら仕事で失敗しても、死にはしないわ。
③働き方という意味では、行動量による質の向上が大切。端的に言うと、暇ですと -
Posted by ブクログ
ネタバレ以下、読んでタメになったメモ。
・よい評判を作る上では、温かいという印象が鍵になる。冷たいという印象はNo
・評判が形成される過程:萌芽→強化→拡散
ハロー効果/寛大評価/威光効果
自己効力感
ピグマリオン効果:人間は期待された通りに成果を出す傾向がある
・他社への十分な配慮のできる人
・実行力の人→根回し、プロセス重視
・本質的な役割の果たせる人
・知性がビジネスにおいて最も重要な資質との誤解
・ネガティブ/評論家/文不相応な人
・停滞感は評論家を作る
・孤独であるということはアルコール依存症やたばこを一日15本吸うのと同じくらい健康に悪い。
・他社の良い面を見ようとする -
Posted by ブクログ
会社における「評判」の重要性について述べています。
この本の最後のほうは、よく見られるようなものになってしまっていたのが残念な気もします。
しかし、評判がもたらすものの影響は大きい。気づかないうちに、それにとらわれている自分がいるような気がします。
評判というのは、当たることが多いが、それに引っ張られすぎないようにすることも大切ではないでしょうか。
評判を向上するための方法も記載されていましたが、人間関係に配慮しつつ、当たり前のことを当たり前にすることが大事だということではないでしょうか。
評判の悪い人の代表例
①自分の実力を誤認している人、自意識過剰、ナルシスト
②自分自身を省みな