リチャード・コッチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的にパレートの法則を意識して生産性を高めたことで、仕事がうまくいった経験があり、タイトルからして気になった本。
まとめると、仕事や人間関係、資産形成などの様々な分野において、20%の原因が80%の結果を生み出している。だから、20%を適切に見極め、一点集中することで幸福な人生を送ることができる、という内容。
自分は過去にパレートの法則を意識して得た成功体験があったゆえ、本の内容が腹落ちするのは早かった。
パレートの法則をここまで深掘りして記載してくれているのはありがたかった。
一方、最終章にて、「無駄な80%があるからこそ、貴重な20%が光る」という趣旨の内容にも納得いった(性行為の -
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ネタバレ転職を迷っていた時を思い出した。以下の言葉は本当にその通りだと思う。
■自分に有利な勝負の場を選ぶ
・敗北の大半は他人から強制されて参加したレースで起こる。
・自分が何なのか、真剣に考えていない人が多く、そうゆう人は多方面に分散する。
一点集中の成果を上げるのは、選択眼があり、こうと決めたら貫き通す人である。
・殆どの人は自分にとっても他人にとってもあまり価値のない事に多くの時間を費やしている。
人生を変える80対20の法則
■決定的に重要な少数
・重要な少数と、取るに足らない多数の差、これに気付き、何らかの手を打てば、
生活どれほど豊かになる事か。
■努力と成果が対等になるという迷 -
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富の80%は上位1%の人が所有しているという話は聞いたことがあったが、こういう不均衡が資本以外あらゆるものにおいて存在するのだという考えだった。
たとえば、努力した100%全てが100%の結果につながるわけではなく、案外、結果の80%は努力してきた20%に起因している場合が多い。
数字はタイトル通り80対20になるわけではなく、90対10とか、90対1になることもある。
しかし、努力と結果のようなアンバランスさはどの領域にも存在していて、それを見極めて本当に必要なところにエネルギーを注ぎ、無駄なところでは上手にサボったり手を抜いたりすることをした方がより人生が充実する。
これを聞いて、た -
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80対20の法則は、簡単なようでいて、理解するのが難しいし、また実践するのは、尚更難しい。自分の解釈では、人間は、全てを均等に頑張ることは、できない、一日でいうなら、大体3時間ぐらいしか頑張れない。そして一日の付加価値、生産性は、その3時間から8割生まれる。これを1年、3年、10年と拡大していけば、人生の質は、毎日の3時間で決まるということになる。
80対20の法則を時間術にあてはめられないだろうか?時間術の目的は、それこそ人間の数だけあるが、方向性としては、時間術を使うことで、「よりよい人生を送りたい」というは、誰しもの共通項だと思う。
時間術の必要性に迫られるのは、主に仕事の場面だと思 -
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80対20の法則とは経済の視点でかなり有名な法則で既に知ってはいたものの、印象に残った話としては、仕事、投資、人生についての80対20の法則であった。意外にもこんなところにこの法則を当てはめて人生を過ごしていく上で役に立つのかとハッとさせられる場面も多々あった。知っていて全く損のない知識が大いに書かれている一冊であるが、複雑な内容を理解するのに若干時間を要するため本棚に置いておき、時折ページをめくっては自分の思い出したい章を読み直して参考にする辞書的な使い方をするのが、個人的には適している。
本を読む際にもこの法則を応用することができ、80%の重要な内容は本の20%から構成されるということ -
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リチャード・コッチの経験論
本の価値は80%はページ数にして20%以下の中にある。
→通読する20%の時間で80%を吸収できる。
この勉強方法で勉強の能率が格段にあがった。
p.75この80対20の法則がわかると
努力を1点に集中、最小の力で主導権を握れる。
第Ⅱ部はビジネスの話なので今の自分にはスルー。
第Ⅲ部から個人の生活の話が出てくる。これも取捨選択。
p240幸せを手に入れるためには
幸せだった日々を思い出し、それと同じような状況を作り出そう。自分の人生でこれだけはやりたいと思う大事なことを考えたほうがいい。原因追及は無駄。
p243個人の生活で活かすヒントがいくつか。
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Posted by ブクログ
・「80対20 の法則」とは、原因、投入、努力の一部(約20%)が、結果、算出、報酬のか大部分(約80%)をもたらす、という法則である。パレートの法則とも呼ばれる。
・80対20 の法則の利用法には、次の2つがある。
1.80対20分析:原因と結果、投入と算出の関係を見極めるために、データを集めて分析する。
2.80対20思考:数量分析をせずに、80対20の法則が日常生活に通用するかを見極める。
・80対20の法則は、例えば次のようなことを教えてくれる。
└努力の平均水準を上げるのでなく、努力を一点に集中する。
└多くの分野で平均点を取るのではなく、1つの分野で突出した成績を上げる。
└日 -
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本書は『80対20の法則』と、その有効な使い方について、マンガで解説した本である。
まず、80対20の法則とは何か?
それは『全体のごく一部(20%)が大部分(80%)に影響を及ぼしている』という法則のことであり、パレートの法則と呼ばれることもある。
例をいくつか挙げると、
・わずか20%の顧客が、売上全体の80%を占めている
・わずか20%の社員で、会社が生み出す価値の80%を作り出している
・わずか20%の業務時間で、仕事の80%をこなしている
といったものである。
また逆も真なりで、
・80%の顧客は、わずか20%分の売上にしかならない
・80%の社員は、自分の給料以上の成果を上