大宮いおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「絶望で、人は死ぬ。」
この言葉が、決して絵空事には思えなくなる1冊。
あるウイルスの抗体を持つ人は、深い絶望を感じると死に至る――。
“HBD”という衝撃的な現象が引き起こされるという設定に惹き込まれ、ページをめくる手が止まらなかった。
亡くなった人は、何に絶望したのか。
その死は事件なのか。
それとも避けられないものだったのか。
調査鑑別室は、亡くなった人の”最後の絶望”を追い、犯罪性の有無を見極めていく部署だ。
読み進めるほどに感じたのは、
「悲しみで人は死ぬ」という言葉は、決して大げさではないということ。
それでも、誰かの心を100%理解することなんてできない。
理解した