木下理仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カカオ農園の子どもとチョコレートの話は、発展著しいアフリカでは過去の問題になりつつある。それはフェアトレードのお陰もある。
残念ながらチョコレートはもう贅沢品なので、日本の子どもたちが食べられなくなる番が来てしまったが仕方のない事かもしれない。
タイトルの「きみはチョコレートをあげるか?」という上から目線も皮肉が効いている。
この本では、ディベートの苦手な日本の子ども達にチョコレート以外の問いかけもして、討論形式で様々な角度から考えを揺さぶる。
もちろん学校で同じ事をすると、時間内に結論を出して欲しい教師と、空気を読むリーダー気質の優等生によって同じ道筋を辿るだろう。
でも本を読むだけなら「こんなの綺麗事」とキレてもいい!
それが読書の良い所。
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Posted by ブクログ
#チョコレートを食べたことのないカカオ農園の子どもにきみはチョコレートをあげるか?
#木下理仁
#旬報社
タイトルはこの書籍の中で論じられている7つの話題の中の1つである。あなたはどう行動しますか?と問われ、さまざまな意見が交わされ、最後にもう一度どうしますかと投げかけられる。各話題ごとに、web情報や、書籍、映画などの情報提供もある。
私たちの行動には結果がついてくる。それを考えて、でも考えすぎずに、自然に自分以外の人の幸せも引き寄せられるのがいいなあ。
#WouldYouGiveChocolateToAChildOnACocoaFarm WhoHasNeverTaughtChocolate?
#KinoshitaMasahito
#Shunposha
The title is one of seven topics discussed in this book. "What will you do?" is asked, followed by various opinions and a final question. Each topic also includes online resources, books, movies, and more.
Our actions have consequences. By thinking about them, but not overthinking them, we can naturally attract happiness to others. -
Posted by ブクログ
とても長いタイトルだが、本書の内容をよく表している。
ネットの情報に騙されないように、誰一人取り残さないように、平和を作るために、対話は必要だ、というのが著者の立場。
対話のレッスンとして、7つの「例題」が示される。
・休みの日にテーマパークに行くかハイキングか
・公園の使い方についての住民間トラブル
・「スイミー」を「赤い小さな魚」の視点から見たら
・映画館に車椅子用スペースを作るべきか
・アリとキリギリスをカタツムリの立場から見たら
・学校をやめて働くべきかとウガンダの難民の少女に問われたら
・アザーンをめぐる住民の対立
こうした例について、自分はどう発言するか、が問いかけられる。
障碍者の要求をどこまで聞き入れるか、教育を受けたくても受けられない人に、第三者として何を言えるのかなどは、自分でも答えようがないと感じた。
こうしたことに、時に「わからない」と言ってもよく、選択肢を広げたり、自分たちで作っていくのが対話だという。
たしかに、大事な営みだと思う。
思うのだが、やっぱり簡単なことではない。
本書でも架空の対話例が出ているのだが、読んでいて時にそんなうまくいくのか?と思ってしまうこともあった。
(この対話例は、筆者の主催してきたワークショップでの経験からヒントを得ているのだろうか?)
タイパ思考がこんなに浸透していると、対話をしようと言おうものなら、即めんどくさい奴認定されてしまう。
筆者も対話には「勇気が必要」と述べている。
その通り。そして、それはどうやって?