大島育宙のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
作者のことはよく知らないが、「ヨケおせ」で紹介されていたので興味を持った。
言葉の「質」が「量」の価値に負け始めているという話には、暗い気持ちにさせられた。
自分にとって本当に価値あるものが、目に触れることなく埋もれていく。淘汰されていく。
そんな未来は、嫌だなあと思った。
肝心の技術的な話については、私が求めていたものとは少し違った。
こちらは自分の感想への満足度を高めたい目的で手に取ったのだが、他者レビュアーとの比較が前提とされているようだった。
他者と違う感想が書きたいんじゃなくて、自分の気持ちにドンピシャの感想が書けるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
著者の大島育宙氏を始めて知ったのは2年前に見かけた動画だった。
僕がお手伝いしている地元ミニシアターが2年前にクラウドファンディングを行った。デジタル映写機の更新時期を迎えたミニシアターが全国的に多数。費用がかかる…。その状況を説明する動画に登場していた一人が大島氏だった。
ゲスト出演という立場ながら、「こういうことですね」とサッと状況まとめることがお見事。「素早く分かりやすい説明してくれる人だなぁ」が第一印象だった。
その後、ドラマ・映画評の動画をちょくちょくチェックさせていただくようになった。絶妙に尖ったり、曲がったりした切り口が新鮮。「あぁ、そういう角度か…」と脳内への心地いい刺激をいただいている。
その大島氏の著書(と、前置きが長くなりました)。
この本は著者独自の地道な工夫が開示されている。
「(大島氏のような)アタマいい人は羨ましい」という思い込みで思考停止になっていた自分をちょっと恥じた。意図した工夫と仕組みをしっかりと実践している人なのだ。
スイマセンでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「面白かった」「よかった」と思いつつも、それを文章へアウトプットするときに時間がかかったり、うまくいかないことがよくある。この本は『感想をうまく言葉にできないことで溜まるストレスを解消する』というのが目指すラインとされている。この本、面白かったんだけど、「この本の感想を書くこと」自体に緊張するなぁ……
冒頭から私も悩まされている「他人の感想を検索してしまう」行為を「感想検索病」と名付け、しかしその行為を逆手にとって「自分は気になっているのにあまり語られていないこと」や「他人の感想に感じた違和感」を自分の感想に応用してみる、というのは目から鱗だった。「自分はなにに関心を持っているのか」を見つめ直していくような内容。
『人間は気を抜くと同じ言葉で喋り、書き続けてしまいます。(p168)』という一文は肝に銘じておこうと思う。
後半は「コンテンツの楽しみ方の提案」という面が強くなっていく。「よいアウトプットには、よいインプットが必要」ということのようだ。実践に移すには時間や仲間が必要なものが多く、まあまあハードルが高いと感じる。でも、私も『エルム街の悪夢シリーズ』や『エイリアンシリーズ』を短期間のうちに全部見るぐらいはやっていて、またなんかやるかなぁ……という気持ちになった。 -
Posted by ブクログ
内容はふつう
『周りに流されず自分なりに努力しよう』『筆者はこんな感じにやったよ!』『こういう仕組み化をしたよ』等など。
いい啓発本とは「しっかりプロセスを経て、如何にふつうの結論にたどり着くか」という面もあると思っているので、良い本かもしれない。
特に、筆者のYoutubeをJOKER考察あたりから追いかけているくらい好きなので、思考のプロセスはとても興味深く、楽しんで読めた。
ページ毎の要約は誰用のなんなのかは不明。
人の要約に乗っかることへの警鐘も話題の一つだったので、「ちゃんと読んでない奴炙り出し用に嘘でも書いてるのか?」と思ったら、そうでも無いし…。
まとめが無いと読めない人への配慮?