原英次郎のレビュー一覧
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人は、そう簡単には変われないが、必ず変わることができる。
時間はかかるけど、泥臭く生きていく、働いていく姿が稲盛さんをはじめ、過去の経営者たちの生き方で好きなところ。
JALの再建というとても無謀にも思える挑戦に挑んだ稲盛さんは本当にカッコいい。
JALの再建を通した話の中で随所に今の自分が働いている境遇にも置き換えることが出来た。
印象に残った言葉
・経営はいわゆる(経営の)数字をもとに行っていく。「今どうなっているかわからないで経営ができるわけがない」
・感動のサービスは、マニュアルからは生まれない
・「自分は組織の中の一人である」ではなく「自分が組織を形作る一人である」という意識
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Posted by ブクログ
2010年1月19日、JALは会社更生法の適用を申請し、倒産した。再生請負人は、稲盛和夫さん。この本は、どんな風に稲盛和夫さんがJALを変えていったのか?が書かれている。
とても読みやすく、とても興味深い。
当時のJALが抱えていた問題は、そのまま自身が働く会社にも思い当たることばかり。
稲盛和夫さんは、そんな問題を解決するのに
まずは40個のJALフィロソフィを作成させた。
それを作っただけではなく、しっかりと社員の中に根付かせたことが一番だったんだろうなと思う。
フィロソフィは、社員一人一人が、自身で考え、自身のものにしなければ、役に立たない。
それは、自分の会社を見ていても心底思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目9箇所。この本では、「稲森改革」の大きな柱である、意識改革にスポットを当てた、人はそう簡単には変われないが、必ず変わることができると。どんな巨大な会社であれ、人間の体であれ、現場の社員、末端の細胞まで自発的に生きて、それが全体として調和のとれた動きをするためには、すべての組織が同じ哲学、同じ意識を持ってやらなければならない。人はそこにあることが当たり前のものに、ありがたさを感じにくい、失ったり、足りないと知ったときに、改めて「有り続ける」ことがいかに「難しい」かを知るのである、お金はやがてなくなる、だが、ありがとうは一生残る。「自分は組織の中の一人である」ではなく、「自分が組織を形
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Posted by ブクログ
稲盛和夫のJAL再建のお話を、
関係者の話も交えながらまとめられた本。
JALフィロソフィーという40箇条を共通言語にして、
組織の一人ひとりの心を変えていったお話。
フィロソフィーについての勉強会であったり、
毎日『今日は特にこのフィロソフィーに意識してやっていこう』とチーム?毎にやっているなど、
まさに共通言語化の仕組みまで徹底されていると思った。
JALが本当の意味で立て直されているのだろうということを感じた。
JALフィロソフィーの項目は載っていたものの、
その説明が載っていなかったのが少し残念。
(恐らくJALフィロソフィー手帳とやらにはかいてあるのだろうと予想して)
経営感