三浦つとむのレビュー一覧

  • 弁証法はどういう科学か

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    ヘーゲルの観念的弁証法
    (絶対理念から自然の運動、精神から物質へ)
    マルクス、エンゲルスの自然の運動を基礎とする科学的唯物弁証法
    (物質から精神へ)
    「哲学一般はヘーゲルと共に終結する」byエンゲルス。
    弁証法の諸法則。
    量から質へ、またその逆の転化の法則。
    敵対的矛盾、非敵対的矛盾、二重化、否定の否定。
    "それまでのありかたを否定
    変わったあり方
    またそれを否定、はじめのあり方に戻る。"
    この否定の否定の法則は自然、社会、精神を貫く法則だという。
    ただ対立するのではなく対立し相互浸透する。
    媒介を重視。

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    2014年10月10日
  • 弁証法はどういう科学か

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    「ゼノンの詭弁」p53

    【弁証法の3つの法則】p103
    ①量から質への、またその逆の転化の法則
    ②対立物の相互依存の法則
    ③否定の否定の法則

    【「量質転化」の法則】p212
    量的な変化が質的な変化をもたらし、また質的な変化が量的な変化をもたらす。Eg. 集団力、収穫逓減の法則、限界効用

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    2013年08月18日
  • 弁証法はどういう科学か

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    著者の哲学不要論の立場とか、創価学会に対してどう思ってるかとか、なかなか切れ味するどくて引き込まれた。
    弁証法の3つの法則、「質量転化」「対立物の相互浸透」「否定の否定」について、具体例をもって色々説明してくれる本。
    分かったような、分からないような感じだが、こうした考え方を持っていると、より柔軟に考えられるのではないかと思う。

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    2016年05月27日
  • 弁証法はどういう科学か

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    矛盾の理解が弁証法の根幹。最後の章に矛盾を解説したのはそのためだろう。そして、初版が半世紀前なのを考慮して読むべき。

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    2013年07月12日
  • 弁証法はどういう科学か

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    読み慣れない人には少々難解な部分もあるやもしれないが、歴史も人生も弁証法的性格を持つということを実例をもってとてもわかりやすく解説してくれている。

    一読の価値あり!

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    2012年01月23日
  • 弁証法はどういう科学か

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    [ 内容 ]
    弁証法は、社会の原理を鋭利にそして的確に解明していく。
    矛盾とは?
    否定の否定とは?
    ……難解といわれがちな唯物弁証法。本書では、科学的研究の武器として弁証法を捉え、かつ、身近な話題を例にとりながら、平易に解説し、その核心をつく。

    [ 目次 ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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    [ 関連図書 ]


    [ 参考と

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    2010年12月14日
  • 弁証法はどういう科学か

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    世の中で起きている現象。戦争や議論、受容など、その「構造」を解き明かせば、そこに弁証法というアプローチが見出せる。対立する概念。〈Aが正しい?それともBが正しい?いや、それらの意見を踏まえて別のCにしよう〉みたいなこと。

    その別のCが、折衷案であったり、代替案であったり、AとBの中間や上位か、その際に生じる他方の部分的な否定など、そうした手続きを解説した話。一見難しそうだが、日常ありふれた話だ。

    もう少し踏み込んでいうと、弁証法が扱うのは「対立するAとBにおける矛盾」である。つまりこれはそれぞれの正義、正論がある状態で、正論が二つあるなら、それは矛盾だよね、と。どうしてそうなるかというと「

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    2025年06月08日
  • 弁証法はどういう科学か

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    1955年が初版で、新書化が1968年。
    字が小さいうえに潰れていてやや読みにくい。電子書籍で読んだ方が良いレベルではないけど気にはなる。

    エンゲルス、スターリン、毛沢東という名前が随所に散りばめられていて時代を感じさせる。新書化された1968年そのままの内容のようで、読んでいてすこし気恥ずかしいところもある。

    本書は(マルクスの)弁証法について書かれた新書なのだが、「弁証法ができない左派」というものは昔からいて、そう珍しい存在ではなかった、というのがよくわかる。現在では「弁証法ができない人の集まりが左派」という印象すらある。どうしてこうなった。

    「まわり道」という例えを使って解説する「

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    2019年05月30日
  • 弁証法はどういう科学か

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    マルクスの唯物弁証法が主体になっていて、ヘーゲルの弁証法、いやそれ以前に弁証法の概念全般が理解できなかった。

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    2016年04月05日
  • 弁証法はどういう科学か

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    えーと…、

    書いてある事はちと難しいので説明に窮します(笑)
    弁証法。耳慣れない言葉ですが、これを辞書で調べると
    『対話・弁論の技術の意。ソクラテスやプラトンでは、事物の本質を概念的に把握するための方法とされ、アリストテレスでは、真の命題からの論証的推理から区別され、確からしい前提からの推論を意味した。カントは、理性が不可避的に陥る錯覚として、仮象の論理の意に用いた。ヘーゲルは、思考と存在を貫く運動・発展の論理ととらえたが、その本質は思考(概念)の自己展開にある。概念が自己内に含む矛盾を止揚して高次の段階へ至るという論理構造は、一般には正・反・合、定立・反定立・総合という三段階で説明さ

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    2011年09月07日
  • 弁証法はどういう科学か

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    これはこれでおもしろかったのですが…。私は本書で結構批判されているヘーゲルの弁証法について学びたかったのですが、弁証法にも色々あるみたいで、この本においては唯物主義の弁証法が書かれています。よって、私としては「ふーん」って感じで読んでしまいましたので、少しもったいなかったかなと。そういう本だと思って読めば、また違った感想をもったでしょう。為にはなりました。

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    2009年10月04日