深谷圭助のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者は立命館小学校の先生(確か)
昔、読んだ本を再読。
前回は独身の時に読み、当時も感銘を受けたけれど、今、子育てするようになってから読むと、この実践がいかに力がつくがまじまじと実感。
家庭で続ける場合は、親のサポートが大事だと思った。
でも、楽しそう!
・辞書引きで1番大切なのは
自分から関わって学ぼうとする姿勢を身につけること
・1.2年生におすすめの辞書
言葉の説用をしっかり行なっている本格的な辞春であり、かつ、総ルビつき(ふりがなつき)であること
お薦めは
「くもんの学習国語辞典』(くもん出版)
「チャレンジ小学国語辞典』(ベネッセコポレーション)
「小学新国語辞典』( -
Posted by ブクログ
「小学生のための」とありますが、子どもから大人まで、特にお子さんのいる方におすすめ。
言葉の変身の一例として
「おこる」
↓
「すねる」
「むっとする」
「いらいら」
「逆らう」
「虫の居所が悪い」
「かっとなる」
「毒づく」
「むきになる」
「八つ当たり」
「頭に血が上る」
「息まく」
「いきりたつ」
「当たり散らす」
「ヒステリー」
「はらわたが煮えくり返る」
それぞれの言葉の意味の説明もわかりやすく、例文もあるので、使う場面が具体的にわかります。
感想文の書き方から話し言葉と書き言葉の違い、コミュニケーションのコツまで、ほどよい分量なのもいいと思います。
-
Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
本書では、子どもたちが辞書を引きながら「語い力」「読む力」
「書く力」「考える力」などといった「学力に結びつく力」を身につける方法を
豊富に紹介しています。
小学校低学年は「言葉の吸収力」がピークに達する大切な時期であり、学ぶ意
欲も非常に高いため、「きっかけ」さえあれば、子どもは楽しみながら学んでい
きます。
子どもたちは、国語辞典を「知っている単語探し」「入り組んだ漢字調べ」
「百科事典の代用」といったさまざま用途で使ううちに、「答えを見つける面白
さ」の虜になっていきます。
こうして「学ぶ習慣」を身につけるなかで、メキメキと「語い」が増え、教育
漢字を含 -
Posted by ブクログ
以前テレビで立命館小学校の「辞書引き学習」の取り組みを見て非常に興味を持ったので、その内容を説明する本書を手に取った。
著者が指摘するように、小学1年生といえば新しい知識を身につけることに純粋に喜びを覚える時期であると思う。そして、私自身も小学生を学習塾で指導した経験があるのだが、子どもたちは驚くほどに「習ったもの」と「習ってないもの」について明確に区別できるほど、学習内容を覚えているのである。
本書で紹介されている辞書や事典等を用いた教育は、この「区別」を意味のないもの、むしろ子どもの可能性を制限するものと捉え、教えられたことの範囲を自由に超えて、すべての事柄について自分で調べ、研究 -
Posted by ブクログ
子どもが本気で興味や疑問を持ち始めると、学習指導要領で掲げている教育目標よりも、ずっと深い学びを体験します。教科書を超えた学びができるのです。(33P)
大切なのは、”答えを見つけるまでのプロセス”です。自分なりの答えにたどり着くまでの過程です。私たち大人がすべきことは、子どもを信じ、ときに励まし、ときに厳しい言葉を投げかけ、答えを見つけようとする姿を後押しすることです。(42P)
『くもんの学習国語辞典』(くもん出版)、『チャレンジ小学国語辞典』(ベネッセコーポレーション)、『小学新国語辞典』(光村教育図書)、『角川必携国語辞典』(角川書店)(75P)
同じ言葉を引いてみて、「どれがわ